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3分で読める本日の注目ニュース(2024年4月6日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・アメリカのマクドナルドコーポレーションは4月4日、イスラエルのアロニャル社が運営する同国の225のフランチャイズ店舗すべてを買収すると発表した。

アロニャル社はイスラエルのマクドナルド・レストランを30年以上所有・運営してきた。

買収後はマクドナルドコーポレーションがイスラエルの225の店舗と事業を所有する。従業員はこれまでと同じ条件で雇用されるという。

マクドナルドは世界規模のファストフードチェーンだが、フランチャイズ店舗の多くは、地元企業が運営している。

2023年10月7日にイスラエルとハマスの武力衝突が発生した後、イスラエルのマクドナルドは同国の兵士に無料で食事を提供すると発表した。

パレスチナ・ガザ地区に激しい攻撃を続けるイスラエル軍への支援には反発が起き、イスラム教徒が多数を占める国々を中心にマクドナルドのボイコットや抗議運動が広がっていた。

トルコ・イスタンブールにあるマクドナルド店舗前での抗議運動(2023年12月10日)マクドナルドのクリス・ケンプチンスキーCEOは2024年1月、イスラエルとハマスの紛争が理由で中東の国々やその他地域で、「有意義なビジネスに影響が生じている」と述べた。

ケンプチンスキーCEOは「影響は誤った情報のせい」と非難したものの、2月に発表されたマクドナルドの2023年第4・四半期決算の総売上高は、約4年ぶりに市場予想を下回った。

4日に発表されたプレスリリースでは、今回の買収の具体的な取引条件や理由は明らかになっていない。契約は数カ月以内に締結される予定だという。

マクドナルド・コーポレーションの国際開発ライセンス市場担当社長のジョー・センペルス氏は、「マクドナルドはイスラエル市場に引き続き注力し、従業員と顧客が満足できるよう取り組んでいく」とコメントしている。

芸能ニュース

・1日に芸能関係業務の休業が発表された事務所「A―Team」(エー・チーム)に所属する女優の吉岡里帆が6日未明に自身のインスタグラムを更新し、事務所の退社を報告。長文で心境を吐露した。

 「報道を見られた方は知っていらっしゃるかと思いますが、この度私吉岡里帆は所属事務所マネージメント業務休止により、芸能事務所エーチームを退社する運びとなりました」とまずは退社を報告。「応援して下さっている方々、関係者の皆様、ご心配をおかけしました。報告が遅くなりすみません。そしてあたたかいメッセージ大変励みになりました。ありがとうございます」とファンや関係者への思いを記した。

 続けて「初めて会社から業務休止の話を聞いた時はあまりに突然で正直戸惑いと不安と喪失感でいっぱいでした」と率直な気持ちを明かし、「私事ではありますが今年は丁度10周年ということもありアニバーサリーブックを出させて頂いたり、これからどんな風に活動していこうかと前向きに打ち合わせをしようという時期でもあり急に色々な感覚が止まってしまうような虚しい何とも言えない気持ちでした。育てて頂いた恩もあり慕っていた先代の社長が亡くなった時も感じた、人生には始まりがあれば必ず終わりがあるということを今回改めて実感しました」とつづった。

 そして「何とか支え合ってきたエーチームのスタッフさんや残った役者陣で存続出来ないものかとも考えましたが、動き出すと止まらない歯車もあるんだなとこの4ヶ月無力さを痛感しました」と振り返り、「腐ることは簡単ですがそうしてる暇も無いくらい、ファンの方のメッセージやこれまで一緒に頑張ってきたマネージャー、助言を下さった先輩や友人、家族、今ある目の前のお仕事への感謝が溢れて次のステージへ動く原動力になりました」と支えに感謝。「これからは良いことも悪いこともどちらも自分の人生として愛しながら、携わる作品の糧にし、これからもより一層見て下さる方へ届くような言葉や想い表現をしていけたらなと思っています」と気持ちを新たにし、「人生は本当に旅ですね…どこに流れ着くかは分からないですが大らかに舟の帆を広げて荒波も晴れ模様も、航海していこうと思います」と記した。

 今後については「色々と綴(つづ)りましたが具体的な今後の活動方向は明日公式で発表させて頂きます」とし、「育てて下さった事務所とこれまでの仕事に関わる関係各所の皆様に改めてお礼を言わせて頂きます、心よりありがとうございました。これからも応援して頂けたら幸いです。吉岡里帆」と締めた。

 「A―Team」は1日に公式サイトで、芸能関係業務の休業を発表。「諸般の事情によりこの春から新規の芸能関係業務を休業することと致しました」と報告し、所属俳優やタレントについては「それぞれの道で活動を続けてまいりますので、今後とも応援して頂けますと幸いです」とし、「皆様の長年にわたるご厚情に心から感謝申し上げます」「なお会社は存続します」と伝えた。同事務所には吉岡のほかに多数の俳優らが在籍していた。女優の臼田あさ美と酒井若菜は3日にそれぞれのインスタグラムで退社を報告。臼田は独立を発表し、酒井は今後について「慎重に検討しています」とした。

 同社は1996年、18年に大腸がんで死去した小笠原明男さんが創立。伊藤英明、吉岡らをトップ俳優に育て上げた。伊藤は22年にグランパパプロダクションに移籍。松本まりか、神尾楓珠も昨年末で退社していた。なお、歌手のDAIGO、俳優・高橋文哉、松井玲奈らが所属しているグループ会社「A―Plus(エー・プラス)」は業務を継続する。

スポーツニュース

・「ヤクルト6-7阪神」(5日、神宮球場)

 阪神は九回に2点差を追いつく粘りをみせ、延長十回に佐藤輝明内野手が価値ある今季1号決勝ソロ。土壇場で王者が意地を見せ、試合をひっくり返し最下位を脱出した。

 2点を追う九回、代打糸原の右前打などで1死満塁の好機を作った。ここで中野が押し出し四球を選び、続く森下が左前に同点タイムリーを放ちガッツポーズ。土壇場で試合を振り出しに戻し、なおも1死満塁の勝ち越し機だったが、大山は三遊間へ痛烈な打球を放つも村上の好守にあって最悪のホームゲッツー。同点止まりで終わった。

 その裏、守護神の岩崎が2死一、二塁のピンチを招くと、代打・塩見を打ち取り延長戦に突入。その裏、1死から佐藤輝が木沢の変化球を捉えて右中間スタンドにたたき込んだ。開幕から不振にあえいだスラッガーに待望の一発。ベンチは大盛り上がりとなり、岡田監督も笑顔で佐藤輝を迎えた。

 試合は混沌とした展開だった。二回、先頭・大山が四球を選んで出塁すると、5番に入ったノイジーが、サイスニードから今季1号2ランを放ち、先取点を奪った。

 しかし先発・青柳は序盤から制球が定まらない。その裏、先頭から連続四球を与えた。その後、1死二、三塁から中村の放ったライナー制の打球を3年連続GG賞獲得の近本がまさかの落球。1人が生還し、1点差とされた。なおも1死一、三塁で、武岡の二ゴロ併殺崩れの間に同点。近本の2年ぶり失策が絡み、青柳はノーヒットで同点を許した。

 同点の七回には2番手・桐敷が粘りきれず。2四球などで2死満塁とピンチを背負うと、5番サンタナに中前適時打を許し、2点を勝ち越された。1点差に迫った八回には、この日昇格した浜地が先頭・長岡にソロを浴びた。

 投手陣がなかなか踏ん張れない中、土壇場のワンチャンスを生かし、延長戦勝利につなげた阪神。最後は新外国人のゲラが締め、これで今季初めてカード初戦を取った。

 ヒーローインタビューで佐藤輝は「やりました!最高です!」「完璧でした!」と振り返り、「「これをきっかけにどんどん勝っていけるように。(明日も)打ちます!」と力を込めた。チームは借金1とし、開幕から2カード連続負け越しと苦しい中でも価値ある1勝をつかんだ。

話題のニュース

・ドン・キホーテは4月7日24時をもって、「ドミセ 渋谷道玄坂通ドードー店」(東京・渋谷)を閉店すると発表しました。開店から1年足らずでの閉店となります。

 ドミセは「おドろき専門店」をコンセプトにした新業態店舗で、渋谷道玄坂通ドードー店はその1号店。2023年8月にオープンしました。「情熱価格」などオリジナルブランドを中心とした品ぞろえで、ドンキ初のはかり売りコーナーも設けていました。

 ドン・キホーテは早期撤退の理由について、オープン前に想定していた売上に届かない期間が続いたことを挙げています。出店したビルの向かいには、MEGAドン・キホーテ渋谷本店があり、買い物客の足が渋谷本店で留まる状況だったといいます。店舗の魅力をうまく発信しきれていないことも相まって想定していた集客を達成できない状況が続いたと説明しています。

 なお大阪にあるドミセ2号店「ドミセ アリオ八尾店」は好評とのこと。

 閉店後の区画の活用についてはあらためて告知する予定。「今回の閉店で、渋谷という街と『ドン・キホーテ』の親和性が低いという判断を下したわけではありません」として挑戦を続けると述べています。

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