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“かわいいきれいかっこいい”から始めてみる

ヘッダーに“make a concept”と入れました。入れましたが、正直、うーーん?です。
アコさんの記事(※自己紹介をご参照ください)でも触れたように「強くて格好良い母親になろう」という気持ちはあるのですが、これはどっちかというと目標という感じ。

ガールズの皆さんが掲げているコンセプト。どれもすっごく素敵。この方はそういう気持ちをそういう言葉で表すんだなぁって所から、それをどうファッションや行動で形にしていくかも、見ていてとってもワクワクする。本当に素敵。

でも、じゃあ私はどんな言葉を自分に与えようか、と思うとなんかまだしっくりこない。どっちかと言うと、その時々のファッションで色んなコンセプトを使いこなしたいみたいな感じがあって、コレ!という言葉に腰を据えるのに違和感がある。

(あ、でもそれを汲み取ってコンセプトにしたらええんか?
(書き始めてから急に気づきを得るやつ)
(えーーーっと、これは一旦置いといて〜します、はい)

という訳で、まだしっくりこない私はあきやさんの「#かわいいきれいかっこいい」を考えるワークをやってみたいと思います。皆さんご存知だと思うのですけど、ワークの狙いと内容はこちらの記事から。

「かわいい」ってどう思う?

人から言われたら…

まずは「自分が身につけているアイテムのこと」かな?と思う。その服かわいいね!リップがかわいいね!って。
顔立ちのことだとしたら、あんまりしっくりこない。自分の顔に愛着はあるけど、かわいいなとは思ったことがないので…。むかし、夫から「俺はかわいいと思ってんだからあんまり卑下するな」と言われたときですらホエー…としか思えなかったりした。
内面のことだとしたら「よくよく私のこと見てくれてありがとう!」という感じ。人としての可愛げみたいなものは一応あると思うし、それに気づくくらい私のことを見て、考えてくれたなら、そんなに気持ちを向けてくれてありがとう!と思う。

自分に言ってあげたら…

これも一番よく出る使い方は「自分が身につけているアイテムのこと」かなあ。お気に入りの格好で外に出て、鏡見て「この色づかい、めっちゃかわいいな!」って噛み締める。あります。
それ以外に自分へかわいいを向けるとしたら、自分から自分への“労り”かな。自分の苦労や努力を認めてヨシヨシってしてあげられるのは結局自分自身だと思っているので、そういう意味での可愛がりはある。

「きれい」ってどう思う?

人から言われたら…

3つの言葉の中で一番イメージが湧かないかも。そもそも言われ慣れていない。
書きながら、人生できれいと言われてきたことあったかなあ…と脳みそ絞って思い返してたのですが、唯一美容院ではよく言われてきてますね。私の髪は生まれつき明るく、アッシュ系のブラウンなんですが、どこの美容院に行っても「もしかして地毛ですか!こんなに綺麗な色、どう染めてもこうはなりませんよ!」と言っていただける。生まれてからずっとこの色なのでありがたみはあまり無いんですが、そうなんだ〜と受け取っています。
あ、これも書いてて思い出したけど、「てんちゃんは本当に脚がきれい!」と褒めてくれる昔からの友人たちがいます。これも体質みたいなもんで自分の努力じゃないので、そうなんだ〜ありがと〜なんですけど…そういや美容医療ガチ勢の友人も、「てんちゃん、肌白くてきれいだよね〜」って言ってくれるな…えっ、もしかして私、生まれ持ったものはかわいいよりきれい…????? 初めて辿り着いた思考で混乱。きれいとは一体…。

自分に言ってあげたら…

え〜〜言わない〜…。ちょっとまだ混乱引きずってて言葉が雑。
自分が作り出したもの(作品など)については言うかな。でもきれいなものを生み出すというのは、きれいをよく知っているということだと思うので、そういう意味で私の内面はきれいなのかもしれない…いや、それなら美意識があるの方がしっくりくるな。

び‐いしき【美意識】
〘名〙 美に関する意識。美しさを創造・受容する心の働き。また、何をもって美しいかをきめる基準や考え。

美意識(びいしき)とは?意味や使い方ーコトバンク

うん、これは自分が持つべき価値観だと思うし、高めるべき能力だと思ってる。私が自分に向ける「きれいだね」は自分への評価ではなくて、自分の美意識にあっているかを確認するための問いかけみたいな感じかな。なんかちょっとワークの問いとズレてる気がするけど、きれい、という言葉との距離はこんな感じだと思う。

「かっこいい」ってどう思う?

人から言われたら…

だよね!?ありがと〜!!だな、と思いました。言いながらWピースしちゃうくらいの勢いある✌️✌️
冒頭でも書きましたが、子どもが生まれてからは「娘が「うちのお母さんが一番格好いい!」って言ってくれる母親になろう」と思ってスタイリングをしているので、人からかっこいいと言ってもらえたら嬉しいですし、よしよし、上手くいってるぞ〜と誇らしい気持ちです。
でも微妙な気持ちの機微もあって、こないだ会社で新人さんに「てんさん、男前ですよね!」と言われたときは、“イタい”的なニュアンスだったらどうしようとちょっとゾワッとしました。多分わたしの思う「かっこいい」は「男」とリンクしないんだよなあ。
それよりは頼りになる・振る舞いがスマートである・憧れるってニュアンスでかっこいいと言われたいな。

自分に言ってあげたら…

自分に向けるかっこいいは、鼓舞ですね。かっこいいよ!がんばって!って背中を押す言葉。
目標として「かっこいい」を掲げているのは、自分がまだかっこいいを極めていないことの表れだと思っているので、目指す道を進もうとしている自分を認めて、応援する言葉。やっぱり日頃から挙げているだけあって、3つの言葉の中で一番すんなり自分に落ちますね。

で、言葉にしてみて、どう?

面白かった〜〜〜。なんとなく捉えてたそれぞれの言葉も、向き合ってみると意外と色んな気持ちが自分から出てきますね。なるほどなあ、と。

気づきとして…

◻︎自覚なかったけど、人からの「きれい」は意外と受け取ってた。
(もしかしたら「かわいい」よりも多いのかもしれない。)

◻︎美意識は大事なキーワード。
「美しい人」より「美意識のある人」と言われる方が、嬉しい。

◻︎「かっこいい」はありたい姿、目指すところ。
男性的という意味ではなく、頼りになる・スマートである・憧れるというニュアンス。

スマートで、頼りになる、美意識を持った、憧れの人…やばい、思ったよりスンッとしたクールな人物像が出てきたぞ…。
ちょっと何度か反芻しながら、自分の身に馴染むか、さらに別の要素を重ねていくのか、検討してみたいと思います。コンセプトづくりの道は、長い!


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