祓詞の働きの体験

2月25日の朝、
ふわふわの雪が降り積もり、空はどんよりしていた。
通勤路は思ってたより混んでいた。
まあまあ時間がかかるのかな、今日は、、。

車のなかで、降りしきるぼたん雪を眺めていると
ふと、先生の祓詞の音源を流して
一緒に祓いをあげよう、と思い立った。
祓詞が始まると、すっと、空間と意識が変わった。

ゆっくりと進む車のなかで、
淡々と祓いをあげて10分程たった頃、空を見上げると
どんよりとした空が、自分の頭上だけ、うっすらと青空になっていた。
他を見渡しても厚い雲に覆われていた。

なんとなく、わくわくしてきた。

そのまま祓いを続けていると、雪が小降りになり、
次第にまん丸の太陽の姿が顕れ始め、雲間からぴかーっと光を射した。

自分を照らしていた。

他を見渡しても変わらずどんよりした空だった。
そのまま祓いを続けていると、車が急に減り、スムーズに進み、太陽の光が輝きを増した。

思っていたより早く着きそうな進み具合で、
ちょうど、祓詞が終わり、最後の鈴と同時に駐車場に到着した。

なんてタイミング。

その日、私は祓詞の力を目の当たりにしたんだと、
体験させて頂いたんだと感じた。

27日日曜日の朝、先生の祓詞の音源をヘッドフォンをつけて聴いていて、
聴きながら、自分が感じていることを書き出すことをしていた。
言葉に書き出すことも抵抗を感じていたことを、思いきって書き出した。
それは、小さい頃からずっと自分に纏っていた思いであり、根底にあったもの。
祓詞を聴いてる間、どんどん書き出していると、
いろんな気づきがでてきた。
だから、こういう思いを自分は自分のものとして持ってしまったんだなぁとか、身体に纏わりついていたんだなぁとか。

自分は条件付きでしか愛されない、という思いを表にだした。 

その時、
祓詞の最後の、とほかみえみためを奏上する先生の声が耳から脳内に、心に響いて、
なんともいえない暖かさ、包み込むような、すべてを許すような声に聴こえて、涙が込み上げた。
とほかみえみため3回のあとの鈴で、すっと清々しさに変わった。

癒された。
祓われた。

22日の顕現祭は参加できなかったけれど、当日は仕事中に意識を向けていた。
ここ数日、祓詞をあげる自分が、変性意識のような状態で淡々とあげるようになっていることや、何をしているなかでも祓いの力を目の当たりにする、体験する、ということをさせて頂くようになっている。

とほかみえみためと出合ってちょうど二年が経ち、
電子祝殿に繋がって、一年が過ぎた頃。
頭で考えなくても、自然にちゃんと祓詞があげられるようになる。
今までは、いろんな面で、自分の力でやるのが当たり前の世界。頑張って覚えたり、できるようにしたり。

祓い鎮魂に出合い、
自然にそうなる、お働き、という経験を身をもってさせて頂いている。

これは、やらないと本当にわからない世界であり、
やれば誰でも自然にわかるようになる世界なのだなぁ、とつくづく思う。




美鶴 mitsuru.😊🌈✨

みんなが、しあわせでいられる場を作って行けたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。