わたしは子どもが欲しくないのか問題#3 夫の考え

前回は、子どもを考えない理由として仕事が好きで楽しく、人生における喜びであり、現在のここち良い生活をぶっこわす覚悟が持つ気になれないと言う、よくあることを自分なりに書いてみた。

「じゃあ夫はどう考えているのか」である。
答えを言うと、子どもは好きそうだし欲しそうなそぶりは見せる。
私が欲しいと望めば喜んで賛成してくれるだろうけど、直接子どもが欲しいとは言わない。なぜならば産むのは私だから。
という姿勢である。
子どもがいないならいないでも良いとも言っている。

「絶対欲しい/今すぐ欲し/いつまでには欲しい」と言われれば、なんとなくそういうものかと思えなくもないきもするし、それで産もうと思えなかった場合離婚すればいい。簡単だ。

でもそうではなく、(お互いに子どもをうみだせる体なのかどうかとかは置いておき)産むのは私の決心一つにかかっているので、つまり産んでから何か障害にぶつかって苦しんでも「産むと決めたのは私だ」となり、後々追い詰められる気がしてならない。翻って「産まないと決めたのは私だ」の苦しみは、産んでしまった後悔よりは根が深くない気がする。なぜならば登場人物に私とあなた(夫)しかいないからだ。
(産めないという悩みや・産まないときめて結局後悔をしたと言う悩みが、軽い悩みだとは決して言っていないので、ムッとしないで欲しい。)

ただこれは、バンジージャンプを飛ぶ前の人間が考える「ロープが切れたらどうするんだ」「地面に叩きつけられたらどうするんだ」「めっちゃ怖い」「なんで列に並んでしまったのか」…などの被害妄想と同じようなもんで、実際の夫は良識のある優しい人間なので見捨てるようなことはないだろう。でも悪気なく気が利かないところがあるので、摩擦がないわけではないだろうなとも思う。
そのくらいは覚悟しろよと、さすがに思うけど。

さて、こんだけうだうだ産みたくないを並べていると、
たまに「じゃあなんで結婚したんだ」と言うよくわからない質問をぶつけてくる人間に遭遇することがある。

私は結婚をすると決めた時に「結婚する=子どもを作る」である。と考えたことが一度もなく、むしろこの年になって「結婚する=子どもを作る」という考えをさも世界の常識であるかのように持っている人が少なくない数いることを知った。

これは、「大学=就職のための学校」と考えている人がいると知った時と同じくらいの衝撃であり、今でもものすごく違和感を覚えていて今後もこの意見に同意することはないだろう。

じゃあ、お前はなんのために結婚したのだと言われたら、
そもそも結婚願望もそんなになかったのだが、一緒にこれからも過ごすために便利な制度がそこに転がっていたから乗っかってみた。という感じだ。
別に社会的に理解が深かったら事実婚で十分だった。
実際事実婚にしようとも思っていた時期があったが、逆にいろいろめんどくさくなったのだ。

結婚した時にSNSにはこんな記事をあげている。

結婚しました。というか、2月にしてました。 直接お会いして言いたかったのですが、そうもいかず。報告が遅くなりごめんなさい。 結婚とかしなくても豊かで幸せな人生を送れる自信があるし、結婚てなんだかよくわからないなぁって今もわりとそう思っているんだけど、大切に思う人と2人で、お互いが無理をしなくてもパチリとはまれる型が用意されてあるならば、そこにはまってみてもいいかしら、とおもったのでした。 はまってみた感想は、「心強い」です。 (201X/04/01の記事)

今読んでも、考えは変わっていない。
実際は苗字変える作業がめんどくさすぎて白目を剥くかと思ったけど、それ以外に何か不便があったかと言うとない。
子どもがいない・お互いが(経済的にも・生活的にも)自立をしている結婚生活は同棲あるいは同居しているのと大して変わらない。

お互いの親戚(とくに古い体質の私の田舎の親戚)に紹介をしやすいし、
単純に仲良くしてくれる家族や親戚が増えて嬉しい。
特に夫の祖母のことが大好きで、遊びにいくのを楽しみにしている。
これは、”私の場合”は事実婚状態で得られなかった人間関係だと思う。
しなくてもいいものという考えは変わらないけど、(あくまでも"私の場合"は)結婚は少しだけ便利だ。

話が少しずれたが、そんなわけで外野のやかましいガヤはさておき、”私”は子どもを持つのが当然であるとか、自然と欲しくなるような環境・価値観を所持していないので、結婚して当然のようにそれまでの環境を捨てさり、子どもを産み育てている同級生のことをすごいなと思うし、彼女たちみたいにはなれないなと思うのであった。

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私は子どもが欲しくないのか問題

結婚して3年目。こどもについて、延ばし延ばしにしていたら、あっという間に31歳になっていたサラリーマンのわたしは、周りから相当の圧をかけられているのだ。子どもをはやく産みなさいと。
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