伝えたいことを正しく伝えるための伝え方

まずは、twitterを始めたばかり私のツイートを読んで拡散していただいた皆様へ、本当にありがとうございます。

お子さんやご自身の目について興味を持っていただいた方、内容に共感して心配していただいた方、お怒りの方、ご自身の経験談やご指摘をくださった方。

まさかこんなにもたくさんの反響をいただくと思っておりませんでした。

さて、前置きが長くなっても疲れてしまうので本題に。

今回反響をいただいたツイートで私がもっとも言いたかったのは
「相手に伝えるためにはちゃんと伝わる形で表現しなければ」
ということです。

今回のツイートについて私は4年前の眼科さんの診断結果と
その言葉を受けてお子さんのメガネを作れなかったご両親
そしてご本人も、そのどれも間違っているとは思っていません。

そもそも、その時その場に居合わせたわけでもないですし
状況もわかりませんからね。
誤解もあるかもしれません。

もしかしたらツイート内の眼科さんも

「眼鏡かけたい年頃だからね!
かけたら見やすくなるような感じがするけど
(まだ気にするほどの度数じゃないから焦らなくていいよ!)
だから精神的なもんだよ!
(また見づらくなったらおいで!)」

というつもりだったのかもしれません。

とはいえ( )の中の言葉は発しなければ伝わりません。
特に患者さん側は「精神的なものなんだ...」と、
最後の結論部分だけ記憶に残ってしまいます。

どうしても相手に伝えなければいけない言葉は、
その言葉選びもとても重要だと思います。
それを間違えて...とは言わないものの、
ちょっとしたすれ違いでも
相手の受け取り方は大きく変わってしまうかもしれません。

そして聞き手の理解の仕方も様々なのですから、
本当に伝えたいならば同じ内容のことでも
相手に合わせて説明の仕方も変えなければならないのだと思います。

「伝わらなかったら言ってないのと同じ」
と言ってしまうと表現として強すぎるかもしれませんが。

さらに言えば発言力や言葉の重みが大きい方はなおさらです。
ツイート内でも触れましたが、やはり皆さんにとっては
お医者様の言葉の方がメガネ屋の言葉の何倍も重く受け止められます。
だからこそ慎重にお伝えしてほしいな、と。

長くなってきてしまいました。
簡潔にまとめるのも伝えるために大事なことなんですけどね。

で、これだけ偉そうなことを言いましたが、
今回私のツイートもたくさんの方の目に触れて
なぜか割と影響力が強くなってきてしまいました。
大変です。
マジで。

なのできっちりとお伝えしておかなければと思いまして。

「眼科がダメだ!」とか
「親はもっと子供の目のこと考えろ!」とか
「うちの店超いいから買いに来いよ!」とかいう意図はありません。

単純に「いや、もっと言い方考えろよ...」

っていうちょっとした怒りをできるだけソフトに
敵を作らないように吐き出しただけのつもりでした。

あと、「これでみんな目に関心持ってもらえたらなー」

くらいの感じです。

何割かはうまく伝わってくれたようでほっとしていますし、
リプライも好意的な方ばかりで安心しております。

本当はまだまだ目やメガネについてお伝えしたいこともありますが
これ以上は本当に長くなりますし趣旨と外れてしまうのでこの辺で。

そもそもタイトルが伝わりにくい時点でダメですが。

今回のことは私自身大変勉強になりました。

これからも接客業に携わる人間として、
そして目に関わる仕事をする人間の端くれとして
お客様にできるだけ正しく伝わるよう
お一人お一人に対して「オーダーメイドのご説明」を
心がけていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

うまくお伝えできたでしょうか?


おにめがねラボ 福井店店長 小永 真也


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