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お家で楽しくおいしいこと〜簡単イタリアン「ズッキーニと海老のパスタ」レシピ

あっという間に世界中に感染が広がった新型コロナウィルス禍。
今回のSTAYHOMEライフを経験して、
私たちの暮らしは大きく変わりました。
この間に多くのことを学び、気づいたのではないでしょうか。
おうちごはんの楽しさ、大切さもそのひとつ。
いつもの暮らしを新しくつくり出す
#STAYSAFE の日々 は続きます。
これからも簡単にできておいしいことを広げたいと思います。
基本身近なものでささっと作れて間違いなくおいしいもの、
そして気持ちがふんわり和むものがいい。


天候不順で野菜が高騰しています。
夏野菜の代表の茄子、トマト、ズッキーニも例外ではなく。
どれかを選ぶなら、比較的日持ちのするズッキーニを買い置き
することにしています。
焼いたり、スープにしたり、フリットにと応用範囲が広く、
それだけで食べ応えのある一品料理になる便利な野菜です。
我が家で登場頻度の高い #ズッキーニと海老のパスタ は、
緑とピンクの色合いからかプリマヴェーラ(春)という
名前がついていますが、いつ食べてもおいしいパスタです。
海老は手に入りやすいアルゼンチン赤海老を使います。
海老の甘みが全体の風味をまろやかにまとめてくれます。
もっと手軽には海老を入れずにズッキーニだけでも
さっぱりしたおいしさです。
パスタは味の絡みやすいフジッリがオススメ。
またはファルファッラ、ペンネ、オレキエッテなどショートパスタで。
ちなみに我が家のパスタはだいたい1人分が70gです。
こういったショートパスタは冷めてもおいしいので、
ピクニックのお弁当にもなります。

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〈メインの魚料理、茹でたイトヨリと組みあわせたメニュ〉

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#簡単イタリアン
ズッキーニと海老のパスタ・プリマヴェーラ


材料(2人分)/ズッキーニ1本、赤海老2〜3尾、たまねぎ1/6個、ニンニク1片、唐辛子1本(刻んで)、生トマト1/4個(あるいは水煮トマト少々)、イタリアンパセリ、あればドライトマト1枚、オリーブオイル、白ワイン30~50CC、パスタ(フジッリ、ファルファッラ、ペンネなど
ショートパスタ〜1人分70g目安)

①玉ねぎ、ニンニクは粗みじん切り、ズッキーニは5~6ミリ厚さのイチョウ切り、ドライトマト、イタリアンパセリ、唐辛子も粗みじん切り。
赤海老は頭と殻、背ワタを取り、身の部分だけを粗めに刻んでおきます。
②海老とパセリとトマト以外の材料全部を平鍋に入れ、オリーブオイルを加えてから中火にかけます。
③焦げないようにゆっくり炒め、全体にしんなりしてきたら鍋の中に場所を空けて海老を加え軽く火を通してから、刻んだトマト、パセリ、白ワインを少々入れて焦がさないようにしっとり合わせます。
水分が足りない時は適宜白ワインでなじませます。
最後に塩胡椒で味を調えます。
④フジッリなどショートパスタはやや柔らかめに茹でて、具の鍋に入れ、弱火にかけて具とパスタを混ぜあわせます。
この鍋で具とパスタを合わせることをpadella(パデッラ=鍋の意)する、といい、味をまとめる大事な行程です。
このパスタは海老が入った魚介系なので、絶対にチーズはかけません

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デザイナー、美術家、料理家。イタリアはヴェネツィアに通い、東京においても小さなエネルギーで豊かに暮らす都市型スローライフ「ヴェネツィア的生活」を実践しています。ヴェネツィアのマンマから学んだ家庭料理と暮らしの極意を伝えます。