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米津玄師 2023 TOUR 空想(6/15)@たまアリ 

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*諸注意*
ばっしばし躊躇なくネタバレベースで書く&思い出混ぜながら自己満足のために超長文書くので、以下該当の方には声を大にしてお伝えします。 
ここへ来てはいけない、すぐ戻れ!!!!!!
・ツアーこれからいく予定の人。
・赤の他人のへたくそな感想・長文読みたくない人。
・素晴らしいレポート、納得感のある批評などを求める人。(なんなら記憶違いもあるかも)
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先日、人生で初めて米津玄師のライブに行ってきました。結構迷うんですけど、流石に米津玄師は米津玄師なので(?)敬称略します。

学生の頃にドッグタグ付きのLOSERのCDを買って、入っていたCD先行のシリアルでツアーを申し込んだのが米津ライブとの出会い(と別れ)、これがまあ、当たらない!! CD先行、セブイレ先行、プレリザーブウンタラカンタラ・・・・ 気づいたら販売終わってた。

そのときから、「米津玄師のライブ=当たらない」の方程式が脳内の一般常識となり、去年くらいまで、ライブ情報めちゃくちゃスルー。そして、去年2022 TOUR 変身の情報をチラ見した私に甘い考えがよぎる。さいたまスーパーアリーナなら当たるんじゃね….? でっかいし。

無事外れました。

ツアー応募のため、買わなくなってしまったCDも久々に購入しました。(アルバムはDVD見たさに買ったりもするけど、シングルは本当に買わない)まあ、外れました。
平日か〜 会社早退かな〜とか呑気に考えていた私を殴りたい。

そして、ついに!! 今回初めて、米津玄師のライブに行くことができたのです。もはやそれだけで感無量。チケット当選時点がもはやゴール。
ありがとう世界。平日だったので、会社早退しました!わーい!!

当日16時に会社抜けるまで、まったく仕事が手につかない。もはや休んでも変わらなかったんじゃないかってくらいの仕事量しか進まなかった。まじで休めばよかったわ!!

ちゃんと予定時間に会場に着いたので、グッズを見に。
ところで私ガチャガチャに目がなくて、めちゃくちゃ好きなんですよ。お察しの通り、グッズ見に行ったのに、吸い込まれるようにガチャガチャ列に並びました。

最近はガチャガチャですらもQR決済ができる時代になったのかと、すごく感慨深くなりながら、最大数まわして一個も被らず、なかなか嬉しい。でもガチャガチャの丸ケースがまじであかなくて、諦めてそのまま持って帰った。爪まで割ったのにリュックぱつぱつ。

入場時まで席わからない制度で、ちゃんと身分証確認までしていて、高額転売対策としては、きっと理想。座席はアリーナではなかったものの、いい感じに全体が見える、そしてステージ上の人間の存在は確認できるくらいのスタンド席でした。全然いい。昔行った星野源@京セラドームは天井席すぎて高所の恐怖に慄き、たぶん木の棒がステージに立っていても星野源と見間違えるんだろうなと思った思い出。

まあ、結論、どんな席でも楽しいんですけどね!

着席後少し待って、ほぼほぼ予定時刻にスタート。スタートしてくれてありがとう(ちょいちょい感謝が挟まります)

米津玄師 まじでいました。わたしの好きな某かんそうさんのブログと同じ感想しか出てこなかった。ステージに立ってる。歌ってる。ありがとう。

ライブはカムパネルラからスタート。銀河鉄道の夜っぽい背景が素敵でした。ついにはじまった、という気持ちで声に耳を傾けます。
からの迷える羊。イントロかっこいいよね。サビでばんとひらける感じが好き。

次の感電のイントロで、会場のボルテージが数段階上昇。ダンサーの方が出てきたのもここからだったけ?米津玄師モニターがうつったのは確かここからだったはず。顔写っても、うわー米津玄師だ!!ってバカみたいな感想しか浮かばん。エメラルドグリーンかターコイズブルー的な色のセットアップぽいお姿。あしなっがい。にゃんにゃんにゃーんが聴けたし、ギャルピースめっちゃしてるしで、情報量多かった。愛し合うように喧嘩しようぜ。がベストパートオブ感電です。

感電の次はvivi。ちょっと古めのやつもやってくれるんだと喜び。dioramaのジャケットとても好き。ただ、米津玄師のライブに行ったことがないので、どの曲を普段よく演奏するとかが全くわからんから、実はめちゃくちゃ定番なのかもしれん。
この流れで、生で聴く優しい人はいつも以上に心をキュッとさせる。そして私の好きなイントロ、Décolleté。自然と体が揺れちゃいますね。絶妙な気だるさと色気。ダダダダーリンダダダーリン⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎で上がるところが大好物。

今回のライブ私の涙腺やばポイントが3つあったんですけど、1つ目がつぎのLemon。何度も何度も音楽としては聞いているはずなのに、やっぱりライブで生で聴くのは格別だった。イヤホンで聴くのと、言葉の染み込み具合が全く違う。手がちぎれんばかりに拍手した。ちなみに、涙腺ポイントとは別に、あの「うぇ」が大音量で聴けたことに、ある種の感動を覚えた。こんな日が来るとは、ありがとう。。

急に宇宙感のあるキラキラ演出になったとおもったら、M八七。星が会場中に輝き、レーザーっぽいものまで光り、そこに米津玄師の深くて広い声が乗ってくるものだから、まじで宇宙。あの時間のたまアリは遥か彼方の宇宙空間でした。

ここで、小休憩。米津玄師MCのお時間。今日くるまで、こんな喋る人だと思ってなかった。マインスイーパお兄さん。今日も爆弾を探しているのでしょうか。締め切りには間に合ったのでしょうか。お元気でしょうか。

人生こんなことばっかで、いっつも何かに追い詰められててーー・・・・・
いつも通りの通り独りって曲があるんですけどーーーー(詳細忘れた意訳)
このMCとLOSERの繋ぎがまじで落語家。あんなふうに曲に入られたら、テンションぶち上げるしかない。私にとって、因縁(?)の曲。ライブに落ちまくった当時の悔しさはここで供養。
長い前髪で前が見えねえ もいただきました。待ってました。

Nighthawks ひまわりと続きます。
あの日眠れずに眺めてた螺旋のフィラメント という最初の一文がものすごく好き。曲中2回目のちょっと高めのフィラメントも好き(伝わるのか)この曲も聴けると思っていなくて、嬉しいとともに驚いたり。銀テ飛んだのこの曲終わりだったかな。さすがにスタンドまでは飛んでこないけど、ちょっとテンションだけ上がった。
ひまわりで黄色に照らされるステージ。吐き出せー。

このイントロは。。。 と思ったらやっぱりゴーゴー幽霊船でした。やったーーーー!私が初めて米津玄師を知った曲。MVがスペースシャワーTVで流れていて、めちゃくちゃ素敵だなと思った記憶。鉛筆画みたいなやつ。
全部忘れてワアワアワアワアした。
テンションMAXに拍車をかけるように、キレキレのベースとともに炎吹き出してKICK BACK。全身全霊の努力 未来 A BEAUTIFUL STAR!!!!
幸せになりたいで天を仰ぎました。

ライブも終わりが近づき、最後のMCタイム。空想のタイトルの意味。米津さんは空想とか妄想とかが好きな子供だったと。こんな大きな会場で、こんなにたくさんの人の前で話しているのは、昔からは考えられないと。
ありのままでは生きていけなかったから、その言葉はあまり好きではない。でも、なんとかうまく生きてくることができて、いまここに立っていると。
人生はそんなに悪いものじゃないよって、昔の自分に、昔の自分に似た思いを抱える人に、伝わってたらいい。ありがとう。

MCからのつながりで、FFの主題歌?の月を見ていた、打上花火、灰色と青 と続く。ちょっとしっとりしつつ、一音一音、一言一言を噛み締めた。
うってかわってかいじゅうのマーチ。
楽器隊の方々がテンポに合わせて楽しそうに横揺れしていて、私も一緒にゆらゆらした。優しくてあったかい。いまなら隣の知らない人と、肩をくめる気がした。(組めない)

そしてついに本編ラスト、私の涙腺やばポイント2、馬と鹿。
正直、アンコールなしで、これで終わっていいんじゃないかって思ってしまうくらい、完璧なラストだった。これが愛じゃなければなんと呼ぶのか、鳥肌がたった。ダンサーと米津玄師が花道を進む。会場の中心から音楽が隅々まで広がって、最後の一音で収束した。

これで終わっていいんじゃないか とか言っときながら、アンコールがあるとちゃっかり喜んじゃうのでちょろい。もっと曲が聞けるの、単純に素直に嬉しさしかない。(このときの私は、まさかアンコールが5曲もあるなんて知らない)

アンコール1曲目、え、知らん曲!(新曲だったらしい)
赤と青の照明に囲まれて、めちゃくちゃ自由に歌ってた。一瞬ステージ上どこにいるのか見失った笑
ここらへんでメンバー紹介(ここであってるのか?)ハチミツの効果はすごかった。笑

つづいて、きた!POP SONG!リリース時からライブで聴きたかったやつ!これが米津玄師の考える ”POP詰め合わせ”!
素晴らしいほど馬鹿馬鹿しい これぞ求めていた人生

私の涙腺やばポイント3 アイネクライネ。
ここでこの曲が来るのか。ありがとう。
この曲を聞くたびに、名前を呼んでもらえるだけで特別になりうるし、逆もまた然りだと思ったりする。そして、この曲の一言一言が私にとって特別。

このあとにPLACEBOがつづき、結構びっくり。この曲好きだから嬉しい。
それは一つのコメディ、または二つのトラジディ 
どうやら私は語感の良さに異常に惹かれるらしい。

本当にラスト ありがとう LADY
これはどういう曲なんだろうって結構迷ってる。ただの素敵な生活ではなくて、もっと複雑な気もする。明るさの中に暗さがあって、完全に別れているわけではなく、境界線はゆらめいている感じ。晴れた日に急に太陽が雲に隠れて部屋が暗くなるようなそんなイメージを勝手に抱いている。 帰りにLADY Tシャツ買って帰ったよ。

馬と鹿で終わってもよかったって言ってたやんけ、とセルフツッコミを入れたくなるくらいには、アンコールちゃっかり楽しみました。

こうして米津玄師のライブは幕を閉じました。ありがとう。

あの曲聴いた時こう思ったなとか、あの演出が素敵だったとか、まだ3日もたってないのに、もう曖昧になってきている。人間の記憶って悲しいくらいに脆い。だからこそなるべく文章として残そうと思って書いた。でもきっと大丈夫なのです。もらったものは生きていく糧になる。

一度あったことは忘れないものさ、思い出せないだけで。

集合写真

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