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【観て楽しい古典の日本舞踊】…名古屋をどりCLASSIC ・2日目

御園座にての「名古屋をどりCLASSIC 」第76回名古屋をどり2024/3/23.24。

本日、24日は、10時半開場、11時開演(17時半頃終演予定)。

振り袖を着て御園座の舞台に立つ…と言う、新しい企画の「清女舞」。
袖を振る」振り袖には、厄を払い・場を清めると言う意味があります。大人の艶やかな振り袖姿です。

能を元に、初代西川鯉三郎の時代に舞踊化された、長唄「今様小鍛冶」は、明神・西川章之人・宗近・西川将之人の親子共演。
名妓連・豆香こと、西川豆香による清元「流星」、雷一家の夫婦喧嘩の物語です。

長唄「英執着獅子」姫、後に獅子の精の西川華香は、「名古屋をどり」にも多く出演し、中日劇場最後の「中京五流」でも踊りました。今回は、女形での獅子に挑戦します。
小姓は、西川ことの・西川美羽・西川景都・中田妃香。

清元「柏の若葉」は、親子であり、師弟の西川好弥・西川好之介と、友情共演の西川清矢。

京都からの代表は、西川鯉。演目は、長唄「俄獅子」幇間には、西川矢右衛門・西川鯉求。

清元「松園ゑがく」2日目は、
夕暮・西川静恵・秋色桜・西川喜美龍、砧・西川千壽櫻、牡丹雪・西川嘉波美、深雪・西川友り栄、焔は、ベテランの西川鯉貴与。

長唄「綱館」は、西川流独特の構成の作品。
西川流四世家元・西川千雅の渡辺綱館、切られた腕を取り返すため、叔母に姿を変えた鬼女を演じるのは、名古屋名古屋市会議員・中田ちづ子さんこと、西川千寿鼓。

西川流台湾支部・支部長の西川淑敏さんは、台湾西川流の師範、西川による、振り袖新造とともに、常磐津「梅花獅子」を。
淑敏さんの応援のため、台湾から、多くのお客様が、駆けつけて下さいます。

長唄「二人椀久」は、椀久を西川カーク、松山を、西川あぐりが務めます。

舞踊会で、なかなか上演される機会が少ない、大きな作品である、常磐津「積恋雪関扉」。
宗貞・西川みづめ、
関兵衛 実は大友黒主を西川巴喜・墨染 実は小町桜の精を西川みづめでご覧いただきます。

そして、清元「雪月花」。
雪・西川まさ子、月・西川陽子、花・西川千雅。の姉弟3人にてご覧頂きます。

「名古屋をどりCLASSIC 」と言う形では初めての、古典舞踊ばかりの2日間。
充分に楽しんでいただける作品の数々。
本日24日も皆様のご来場をお待ちいたしております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

西川陽子

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