見出し画像

第1回着ぐるみオーナーの想い 歌犬さん

着ぐるみブランドの工房長、歌犬さんのキャラであるリオについて取材。

取材・文 才賀悠芳

___改めて、犬工房5周年おめでとうございます。

歌犬「はい!どうもどうも。」

___今回は着ぐるみブランドである犬工房の工房長としてではなくキャラのオーナーの歌犬さんを取材させていただきます。早速ですが、歌犬さんのファーソナー(自分の代理キャラ)であるリオ…名前の由来は?

歌犬「リオの由来はリオネジャネイロから来てるの。元々リオは着ぐるみのキャラじゃなかった。自分が描いてる漫画のキャラクターだったの。賑やかな奴と静かな奴、ボケとツッコミみたいなね。ボケ担当を賑やかな名前にしたかったの。静かでクールな方は寒い→ロシア→ロッシ。」

___ロッシは着ぐるみ化はしない?


歌犬「してない。個人的にクールなキャラは自分の性に合ってないかなぁって笑」

___リオさんを着ぐるみ化にしたキッカケは?

歌犬「関西にいる友達が着ぐるみやってて、キッカケはそれだったけどそのあと一目惚れしたキャラに会ってそれで、よし作ろう!と思ったね。あとやっぱり大きかったのは県内の友人。僕が車ぶつけて廃車にしてちゃって落ち込んでいた時にその友人から''公園でイベントあるけど自分はそこでやることあるから代わりにキャラを着てくれないか''って頼まれたの。着たらめっちゃ楽しくて…色んな要因があるけどそれがきっかけで真面目に作ろうと思えた。」

___リオは何体いる?リメイクしてますよね?


歌犬「ボディは2……いや、3かな。一着ボツにしたの。尻尾に自撮り棒を入れたり、機能を色々と仕込んだけど失敗した。で、ヘッドは5個ある。今メインで出ているのは二代目。3,4,5と作ったんだけどどれも失敗作だった。制作技術ってどんどん向上してるから、今この二代目と全く同じ形のものを作ろうとは思わない。二代目は技術的に甘いからこれと同じのを作りたくないの。でも新しい綺麗なリオを作るとすごい違和感あって…二代目はマヌケが故の愛嬌があってそこを気に入ってるんだけどそこの再現がなかなか出来なくてどれも失敗作。」

___リオのチャームポイントは?

歌犬「尻尾の焦げかな!旧ボディの時に偶然ついちゃったの。四国でサーキットやった時に尻尾がマフラーに当たってて、排気ガスで焦げた。それを新ボディにデザインとして取り入れた。」

___最後に、リオに伝えたいこと

歌犬「伝えたいこと……そもそもオーナーとリオが別れてないんだよねぇ。でも完全に一緒ってわけじゃない。リオが本音の僕。人間の時は遠慮したい時、今それ言う時じゃないなーとか空気読む時。リオの方が好き勝手振る舞えるね。リミッター解除装置がリオ。こういうリミッター解除タイプ結構いるよ。」

___以上となります。何か最後にありますか?

歌犬「犬工房チャンネル見てね〜!」

___ ……最近更新が止まっていますが

歌犬「動画編集溜まってる…最近ゲームが……ゲーム…動画編集って音楽とかスペースとか聴きながら出来ないの。一人で向き合わないといけないからね…どっちやりたいかって言われたら…今はゲームかなぁ…」




右側 リオ 

取材・文 才賀悠芳
KMN放送局アナウンサー 着ぐるみに興味があるが、それと同じぐらいキャラを持つオーナーの気持ちも興味があり今回取材企画を立ち上げた。今後はやり方を考えて続かせるようにしたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?