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市内で音楽活動を頑張っている高校生の紹介!

みなさんこんにちは!
これから入学してくる新1年生が楽しみと不安の中、高校の入学式に望む姿を温かい目で見守っているクロミちゃんです。
ちなみに私は高校の入学式の時、中学校で同じクラスだった友達に「会いたいなぁ」と式中に考えていました(笑)

さて、いつもは自分の活動レポートや学んだことなどを書いていますが、今回は「すごい高校生」にインタビューをして、それを記事として書こうと思います!
最後までお付き合いください!


少し私がすーさん(ニックネーム)のことを紹介します。
すーさんはピアノを演奏し、音楽を作曲することをしています。
私が印象を受けたのは「作曲」です。
めちゃくちゃ本格的な音楽になっており、マジですごいです!
そんなすーさんにインタビューしたので紹介します。
ちなみに、これから書く内容は私の話ではなく、すーさんの話なので誤解しないでくださいね(笑)

少し自己紹介

名前(ニックネーム)
すーさん
高校
市内の高校
趣味
今流行りの曲を聴く!
卓球、塗り絵!
動画鑑賞(YouTubeや友達のインスタなどで気になった音楽)
特技
ピアノ演奏
作曲

Q、音楽を始めたきっかけはなんですか?

A、お姉ちゃんが音楽をやっており、親が音楽を勧めてきて4歳の頃にヤマハ音楽教室に通い、まずはエレクトーンから始めました。
エレクトーンは個人の事情で辞めて、ピアノを始めました。
最初はピアノが嫌いで、小学校の中学年まで楽譜が読めませんでした。
なので音楽を聞いたり、先生の引いている手をみたりして演奏を覚えました。
しかし、曲が難しくなっていくうちに、見たり聞いたりするのも難しくなり、大変になりました。ピアノを何度もやめたくなりましたが、姉や妹も通っていたという事もあり。嫌々ではありましたが続けていました。

Q、楽譜が読めるようになったきっかけはなんですか?

A、ちょっとずつ練習し、徐々にできるようになりました。
大体小学校4、5年生の頃ですね。
いやいややっていたのでモチベーションもなかったんですけど、「自分が得意なものはピアノなんだな、他の人よりできる。だからやってみよう」という気持ちでやってました。

Q、ピアノをやっていて苦労することはありますか?

A、ありますね、今年の7月に自分にとって最後のコンクールにしようと思っているコンクールがあり、曲が覚えられなくて苦戦しています。
楽譜を覚える期間が嫌ですね。
あと、他の人より覚えるのが遅いのが苦労します。
コンクールに出場し、思うように結果がでない時もあります。
コンクールでは「あ、ダメだな」と感じた時と「今回はうまくいった!」と思ったが入賞しないというパターンがあります。
本当に辞めたくなりました。
ちなみに、「コンクール慣れてるから緊張しないでしょ」と言われることがありますが、慣れてないです。
20回ほどコンクールに出場していますが、全て緊張しています。
基本はみんなが聞いていると考えていません、弾くことにとらわれています。
音楽は止められないのです。止めたり弾き直しをしたら大体落ちます。
どれだけ間違っても、片手だけは弾き続けたりします。
ピアノは止まるとアウトだから緊張しますが、プレゼンなどは緊張しません。なぜかというと、プレゼンなどは噛んで言い直しをしてもセーフですがピアノは違います。なのでピアノをやると他のことで緊張しにくくなります。緊張したくない人はピアノとか、楽器を初めてみてください!

Q、作曲はどうしてできるようになったんですか?

小さい頃、兄弟で劇?で遊んでいたことがありました。
その時に、近くにあったピアノでBGMをつけて遊んでいたことが始まりです。自分ではもう覚えていないんですけど、曲調も長調とか短調を考えて演奏していたらしくて、ちゃんと曲になっていたそうです。
小さい時は人に聞かせるためでなく、自分で楽しむくらいで作曲していました。
また、小学校の頃に創作コンクールがあり、そこで賞に入り初めて知らない人に自分が作った曲を聞いてもらいました。
私の作曲する夢は小学校の創作コンクールから始まりました。
本格的に作曲するようになったのは、中学生の時に、今お世話になっている作曲の先生と出会って、その先生に作曲したいと相談したところ「じゃあ試しにやってみて」と言われ、作曲して先生に聞かせました。そしたら褒めていただいて、将来は音楽関係に進みたいと思いました。あとは、学校で歌った曲を自分で伴奏をつけて弾いていたら自然と伴奏を弾いていたら、編曲もできるようになりました。自分でディズニメドレーを弾いたりもしましたね!

Q、作曲をやって辛かったことはありますか?

う〜ん。
今ですかね。
曲自体の仕上がりは良いんですけど、技術的なところがダメなんです。
昔からお世話になっている先生に「中の下だね」と言われてしまいました。自分でもわかっていました。理論などにとらわれてしまっているのです。夜、家に帰ってから泣きました。

Q、すーさんが考える音楽とはなんですか? また、音楽の魅力はなんですか?

私は音楽しかできないと思っています。でもそれは、ネガティブな訳ではなくて、自分の実力よりレベルの高い高校を受けましたが、入学後は、周りのレベルの高さに圧倒されました。
勉強も音楽もがむしゃらにやっていく中で、私は勉強はできないんだなと思いました。私は結局音楽なんだな、前向きに音楽!!と気づくことができました。高校生になり、音楽をやりたいとしっかりと定まりました。中学生の頃は本当に音楽ができるか分かりませんでした。周りは遊んでいましたが、自分は精一杯勉強していた時もありました。でも、勉強ではなく音楽でした。
「できない=やめる」ではないのです。なんだかんだあっても、頑張って何かしら結果を出すんです。
私は周りからすごいと言っていただくことがあります。
しかし、実際は勉強もできなく、音楽と勉強のバランスも取れてなく、周りを気にしてしまいます。
なので褒めてくれた時はお礼しか言えません。
でも、褒めてもらえると嬉しいです。
その言葉にふさわしくなれるように成長したいですね。

音楽について語ってもらってます!

Q、音楽をやっていて良かったと思うことはなんですか?

そうですね、ピアノで全国大会に行ったり、県大会へ行ったりすることですね。
やはり結果が出ると嬉しいです。
また、音楽をやっているので音楽大学を選べることは選択肢が増えて嬉しいです。
周りの支えもあり、応援してくれる人が多いところもあります。

Q、しんどいなと感じる時はありますか?

学校の勉強が両立できないことですね。
中学生の頃は特にあまり寝ずにやっていました。
なぜなら、宿題まみれで大変だったからです。
特に塾の日は22時に帰る事もあり、宿題が終わってないと次の日の朝は早起きするなんて事もありました。
高校では周りから勉強しろと言われる事も多く、大変です。
受験に必要な教科は国語と英語だけなのですが、もちろん他の教科も高校では頑張らないと単位が、、、って感じです。
バランスが取れなく、苦労することもあるけれど、周りの頑張っている姿に刺激をもらいます。

Q、音楽大学を卒業したら何をしたいですか?

そうですね。作曲家になりたいです!
まだどうなるかは分かりませんが、音楽に関わりたいです。
朝ドラなどの音楽を担当してみたいです。
また、日本アカデミー賞の音楽賞を取りたいです!

クロミちゃんの感想

すーさんを取材した私から感想です。
とにかく、すーさんはすごいです。
私は何をやってもすぐに諦めたり逃げたりしてしまいます。しかしすーさんは音楽を心から愛し、習い事をしてる先生に何か言われても「悔しい。だから次はこうする。もっと頑張る」と言う意思を持ち、どんな困難に直面しても自分のできる事をやり、やり遂げるのがすごいなと感じました。
私は小学校の頃は器楽部で、中学校では特設声楽、高校では吹奏楽部の手伝いとやってきましたが、音楽の世界ってメンタル強くしないと厳しいんですよね。全国に行く学校さんだと先生がとても厳しい方で泣きながら練習する姿なども見た事があります。
そんな厳しい「音楽」と言う世界ですーさんは作曲し、みんなに音楽を届けようとしている事はすごいと思います。すーさんも時には落ち込むこともあるだろうし、やだなと思うことだってあると思います。それでも諦めずに前に進むすーさんなら音楽大学で更に自分の持っている技術を磨き上げ、素敵な音楽を作曲し、全国の皆さんに元気を与える、笑顔を与える音楽を作曲するだろうと私は思います。
すーさんもきっとこれから落ち込むことや辛くなることだってあると思います。しかし、ご家族や、先生方、お友達に支えられ、今後も良いコンディションで作曲、ピアノの演奏が出来るのではないかなと感じました。
白河には「白河文化交流コミネス」と言う音響が素晴らしいホールがあります。そんな中ですーさんの音色がホール中に響くことも楽しみにしてますし、作曲した音楽がテレビ等で使用されるのも楽しみにしています。
かなり上からの発言にはなりましたが、このクロミちゃんの取材記事を書けるのはすーさんの実力でもありますし、私にとっては初の試みにもなります。
すーさんと出会えたことに感謝し、これからのすーさんの音楽活動を暖かく見守っていこうと思ったクロミちゃんでした。
最後になりますが、記事を書かせてくださったすーさん、本当にありがとうございました。
またお話聞かせてくれることを楽しみにしています!


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