おはようございます！

ビデオで視聴しましたので、ゆっくりめの感想です
ネタバレもしますがストーリーを詳細に追うわけではありません
個人の感想や連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります

右京さんと薫君
とある画家の追悼展で
事件に遭遇

「椿二輪」という
作品が
通り魔的に切り裂かれる現場に居合わせてしまいます

切り裂かれる直前に
右京さんと
薫君は
その絵をしげしげと眺め

正直者の
薫君は
あんまりエネルギーが伝わってこないので
よくわかりません

みたいなことを
述べます

実は
その絵の作者は
数ある愛人の一人と
心中でなくなったばかりという

作者の男性は
刃物で自タヒ

しかし
心中の相手の女性は
毒をあおるが
結局タヒにきれなかったという

刃物と毒物
なんだか
ちぐはぐです

本当に
心中でしょうか

亡くなった絵の作家は
ほんとうはおとなしい性格で
女性関係が派手どころではなかったが

いい絵をかいても
画壇で評価されないので？
失望して？
自タヒしたらしい

それは
本当のことだったようです

でも
毒物をあおって
心中の演出は

正妻さんの策略で
タヒなない程度の毒をあおって
心中につきあった女性は
愛人ではなかった

なにもかも
ほんとうは素晴らしい
故人の作品を
画壇に評価させたいという
正妻さんの
えがいた
シナリオだったらしい

さらに
おはなしを
トリッキーにしているのは

「椿二輪」の作者が
ひとりで自刃した直後に
泥棒が入って

そのどろぼうは
なぜか
「椿二輪」に魅了されて
その絵をぬすんだという展開

そして
その絵を眺めているうちに
泥棒稼業から足を洗って
まじめな生活をしようと
決意するに至るという

え？
ということは
故人を偲ぶ展覧会で
かざられていた

通り魔的に切り裂かれた
「椿二輪」は
贋作だったということ？

どうりで
薫君が

「情熱感じませんねえ」
みたいな
気の抜けた
感想を口にするわけです？

実は
右京さんも
「ピンとこない？」
と
感じつつ
自信が持てなかったという

本物の芸術の真贋は
素人であるはずの
薫君
右京さん
とおりすがりの泥棒
の
こころには
すなおに到達し

専門家のはずの
画壇の人々は
作者の肩書や
派手な女性関係
（ほんとうは正妻さんの描いたシナリオでしかないのですが）
といった
演出がなければ

絵の価値がわからなかったという

本物の芸術の
本当の味わい方

みたいな

問題提起だったようです？

いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)

ではまた！

まきのしょうこ