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記者日記2022/05/18

ども、今日はちょっとマガジンの記事の紹介を兼ねて、専門的な説明をしてみようと思います。サーカスってサークルから転じてサーカスなんですよ。専門的でしょ?これで終わりだけど、なにか?

じゃ、もうちょっと書きましょう。サーカスはなぜ丸いのでしょう????どこから見ても同じ距離だから!ではありません。サーカスの原点は馬の曲乗りから始まったんですねぇ。馬がぐるぐる回って、その馬の上で曲乗りをしていたのです。だからリングは丸い。あ、逆だ。丸いからリングなのです。あ?!プロレスは四角いリングって言いますね。きっと最初は丸かったのでしょう。

そんな危険な曲乗りの合間に馬から落ちそうになるオトボケさんがいるんです。これってホントはすごく難しいはずなんです。こういうオトボケさんがクラウンの役目なワケです。出来る人じゃないと出来ない人のフリは出来ない。これがクラウンの粋ですな。

日本国内だけでなく、リングリングサーカスの舞台にも立っていた、バリッバリのサーカスクラウンさんです。まずね、顔!。遠くから見てもハッキリクッキリしている。サーカスってそこそこの距離があります。だからと言って大きく口を描けばいいかというと、そうじゃない。

大きく描いてしまうと変化が判りづらい。例えば、口の周りだけに白を塗る。キス顔、おちょぼ口の時は白い点でしかない。大きなあくびをすると大きな白い丸になる。この変化が重要中の重要。広くてやかましいサーカスでは、話し声など全く聞こえないと思った方がいい。

だから「アーーーーー」とか「オーーーーー」くらいしか聞こえない。あとは表情とアクション。これがサーカスクラウンのアクション。と言っても日本国内でこれを観る機会は少ないのよね。だって自分も見たことないもん(笑)


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