4/3 大分トリニータ


徳島戦の勝ちは勝ちから中3日、この流れをできれば通常の試合感覚(隔週)で保ちたかったところですが、運命のいたずらか連戦となりました。
過去データをしっかり振り返るのも嫌なのですが、3月4月ってこんなにも天気悪かったでしたっけ?というくらい今年はホームゲームで天候に恵まれていない気がします。
特に最近は全国的に寒い日暖かい日を極端に繰り返しており、ザスパの成績とともに安定して欲しいところです。

といったところで今節のスタメンです。

スタメンは前節と変わらずですがリザーブに酒井選手が2試合ぶり?に復帰となりました。メンバーから外れた試合に試合会場で見掛けたこともあり、体調不良でないことは確認できていたのですが、軽傷のようでよかったです。今年はシーズン始まりから長期離脱者が多いので、特に層の薄いCBの選手は十分コンディション管理をしてもらいたいですね。(それでも怪我等は仕方ないです)

結果はご覧の通りです。

前半に相手CKからのオウンゴールで先制を与えてしまうと、後半終了間際に前掛かりになったところを狙われ追撃を許してしまい、結果0-2の敗戦となりました。後半途中には相手選手の好セーブ好クリアに阻まれ、これまでよりもゴールに迫った機会は多かったですが、勝ち点を積むことはできませんでした。

■ゲームの内容はどうであったか
この試合、SNS上で内容が良かった派と良くなかった派の2つに分かれていたのが面白いなと思いました。個人的にはスタッツにも表れている通り、シュートも枠内シュートも多く、枠内シュートもノーチャンスであったかというとそういうわけではなかったので、ちゃんと枠内シュートであったと思います。守備面においてもCKからのオウンゴールと前掛かりからのカウンターであったので、ちゃんとした流れからは失点しなかったことを考えるとそこまで悪くはなかったと思います。「失点しなかっただけだろ!」という意見は至極真っ当なのですが、私も「守れていた」とは到底言い難いと思っておりただ“結果”が全ての世界において守れていたかどうかよりも失点したかどうかのほうが重要だと思っています。その一方で守れていないからCKを与えてしまい失点に繋がったという見方もできるので、最後の事実を大事にするか課程を大事にするかの違いかなと思っています。(決壊しそうで決壊しなかったのが去年の守備だったので)

■ボランチの運動量
これは多くの人が指摘している部分ですが、前と後ろが分断してしまいがち問題が発生しています。例えサイドで崩したとしてもボックスに入る人数が少なければ、エリア周辺にいる選手もほとんどいないので、速攻を仕掛けたところでシュート(ゴール)まで繋げられないという現象が起こっています。これはボランチだけでなく全体的に重心が後ろに下がってしまっているということからもあるのですが、ボランチのどちらかがボックス内に顔を出せるだけで相手のマークを付きづらくさせることができるので、チャンスが生まれやすくなります。この上下の運動量を現在の天笠選手と風間選手に求めていきたいところですが、特に風間選手がこの部分だいぶ厳しくなってきている印象です。風間選手はザスパの中でいうとベテランで年末には手術を行っています。そのような状況で運動量を求めるのは厳しいかもしれないのですが現在のザスパの攻撃はボランチの運動量に掛かっていると思うので、ベンチワーク含めボランチの運動量確保をして欲しいなと思っています。一方天笠選手は運動量はあるのですが、昨季に続きカードをもらい過ぎているのが気になります。前節のように状況として仕方のないファールはもちろん存在するので、簡単に交わされてしまうシーンも昨年に比べて多い印象です。風間選手、天笠選手、あと城和選手、佐藤選手あたりは昨季からパフォーマンスが下がっているように見受けられ、これは戦術によるものなのか別の要因なのか気掛かりです。

次節はあさって日曜日にホームで今季初の北関東ダービー水戸戦を控えています。チームの調子を表すように観客数も伸び悩んでいます。ここで一発喝を入れていただき、5月の集客時期に向けて奮闘を願います。

(水戸戦は現地観戦します!)

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