4/7 水戸ホーリーホック

両チーム不本意ながら下位に沈む、ザスパからすると早くも今季2試合目の裏天王山でした。天候は快晴、風は少し吹いていながらも試合観戦するにはちょうどいい範囲の風ということで、観戦コンディションは抜群。そして北関東ダービーには寂しい観客数が今のザスパを悲しいかな体現してしまっているとしみじみと実感。
スタジアム外ではザスパンダのダンスお披露目やトークショーが繰り広げられるほか、ザスパ×デンハム×REVOMAXのボトルが限定販売。個人的に高級と感じながらも元々の商品自体が高級であったことを調べて知り、実際のデザイン見てかっこよかったので購入しました。今までかった一番高級な水筒です。

さて、早速メンバーから振り返ってみます。

まずスタメンから天笠選手が外れました。これは今季の天笠選手のパフォーマンスを見ていれば納得の結果ではありますが、個人的に天笠選手はいわゆる推している選手なので、この結果をバネにスタメン奪取に期待したいです。そんな天笠選手に代わってスタメンになったのが高橋選手でした。こちらも想定内でしたが先発でのリーグ戦出場は怪我以降初。ただしリーグ戦で出ていた時に結果は出していただけに、ザスパのボランチ事情からすると高橋選手の台頭なくして躍進はないと思っているのでここも期待です。また、リザーブには山中選手が外れて久々に杉本選手がイン。読まれていることと昨季アウェイ水戸戦の出来が評価されてのメンバー入りであったような気がします。

そして結果はご存じの通りこのような感じに…。
両チームともにチャンスはありながらも0-0という一番想定できつつ一番つまらない結果でした。これはどちらも現在の順位上負けられないという前提があるので北関東ダービーというよりは残留ダービーのほうが要素として強かったかもしれません。

■前進している攻撃とフィニッシュまでの距離
ザスパに関しては前節から攻撃の改善は見られたのですが、フィニッシュまではまだ遠いと感じさせられる内容でした。加えてこの積み上げのどの程度先にフィニッシュがあるのが見えておらず、確実に良くはなっているけれども結果に紐づくのがどこかが見えなくて不安(不満)になっているサポーターが多いのではないかと思います。
個人的には同時に「誰がフィニッシュさせるか」という形が見えてこないことも不安です。フィニッシュさせたい人がフィニッシュさせられる状況に至っていないので、攻撃の形は少なくとももう1ステップ必要であると思っており、FWの選手にフィニッシュをさせたいのであればもう少しFWが高い位置でプレーできる組み立てをする必要があるのかなと思いますし、サイドで崩してそのまま得点にというパターンを狙うのであれば相手のブロックを崩す第三者の動きがもっと欲しいところです。

今節はいつにもまして書くことが少なかった試合だと思います。明らかなミスやネガなことがあればそこについて言及することもできるのですがそういったことも特段ないので嫌な無風という感じでしょうか。
勝てていないのは事実ですが、サポーターはひたすら応援するしかないと思います。ブーイングして勝てるのであれば毎試合ブーイングしますし、暴言吐いて選手が成長せ成長するなら喜んでブーイング吐きますが、もちろんそんなことないでしょうしそういった声掛けは小さい子供たちが怖がることにも繋がると思うので私は極力避けるようにしています。

次節はアウェイ山口戦です。攻撃的なチームに対してどこまで守れるか。守りといえば櫛引選手がどのタイミングで復帰してくるかも1つ大事なポイントですね。(石井選手が悪いとは言っていないです)
まだ下位も団子状態なのでまずは守備でキチンと勝ち点1以上を積み上げ、勝ち点2を上乗せしていくサッカーが今のザスパにできる最大限ではないかと帰りに運転しながら考えていました。

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