ザスパ群馬編成感想(DF)

サポーターにとって一番暇な
サポーターにとって一番気がかりな
サポーターにとって一番ワクワクな
冬の移籍市場がほぼほぼ固まり終わりを迎えようとしています。
(とはいえ3月までウインドーは開いていますが)

総じてザスパは例年に比べて順調なオフシーズンを過ごせたのではないかと個人的には思っており、さらに言うと過去イチの期待度であります!なのでそれぞれのポジションごとに超個人的感想を書き連ねたいと思います。

今回はDFについて駄文失礼します。

退団選手は畑尾選手、川上選手、岡本選手の3名となりました。
畑尾選手、川上選手はクラブ側からの契約満了、岡本選手はクラブからの延長を断った末の退団であったと推測します。畑尾選手は試合中の接触があるまでは昨季スタメンを張っており、さらに32試合で4得点を叩き出したチームとしてのセットプレー時の得点源であったことを考えると、1つの武器を失ったことには間違いはないと思います。練習から試合中までキャプテンシーを発揮しチームを鼓舞し、さらにピッチ外ではスポンサーを活用した活動にも精力的に動いていたチームの象徴的な存在であったのでこの満了は衝撃的でした。年齢的なネックは多少あったかもしれませんが、人件費に多くを割けないザスパにとっては年俸もネックになっていたのかもしれません。シーズン終盤は城和選手の台頭により出番を失っていたとはいえ、バックアップとして畑尾選手がいてくれる心強さはものすごく大きかったと思います。
川上選手は入団1年目の2020シーズン、2022シーズンに20試合近くの試合出場がありましたが、昨季は公式戦1試合(天皇杯)に留まり試合に絡めないシーズンとなってしまいました。明治大学が4冠を獲ったときのメンバーということもあり、DFとしての総合力は高いものを感じましたが、大槻監督の目指すサッカーに合わなかったという点が試合に出られない大きな要因であったのではないかと思います。今季はカターレ富山に移籍ということで、是非J2昇格を果たしてもらいたいところです。昨季の天皇杯(vs東京V)では終盤パワープレーで前線に上がる時間帯に上手くいかずフラストレーションを露わにするシーンも見受けられたので腐らず頑張って欲しいです。
岡本選手は言わずもがな2022シーズン後半~2023シーズンで大活躍でした。元々名門前橋育英でレギュラーの選手ではありましたが、高校在学中はプロ大注目の選手ではなかったところからJ2で活躍する選手までになったことは正直驚きでした。元々守備の1vs1に強みを持っている選手だったのですが、大槻監督のサッカーにハマり攻撃参加で注目される選手に進化しました。ポジショニングの良さはもちろんのこと、足元のテクニックもあるためターンで相手を剥がす武器は天性のものではないかと思います。彼が試合中に進化していく様子は全ザスパサポをワクワクさせたこと間違いないでしょう。

このように、特にCB畑尾選手RSB岡本選手の抜ける穴は非常に大きく、入団する選手に掛かるプレッシャーは大きいと思いますが、DFラインのレギュラー陣で抜けたのが岡本選手のみ、さらに岡本選手が昨季怪我で抜けている間に川上エド選手の活躍もあったこともあり大きく崩れることはないと思っています。

そのようななか入団となった選手はこちらの皆さんです。
 船橋(長野)RSB
 大畑(富山)CB
 田頭(東洋大学)RSB
 中野(桐生第一高校)CB
畑尾選手と川上選手の2枚が抜けたCBのポジションにはカターレ富山でレギュラーを張っていた大畑選手、高卒で中野選手が入ることになりました。大畑選手は群馬出身で高校は前橋育英高校です。この代にはFW野口MF金子拓といった選手がいましたが、大畑選手自身はベンチのみで出場機会はありませんでした。J3での活躍が認められてのザスパ入団だと思うので、故郷群馬で更なる活躍を期待したいです。また、中野選手は出身は東京ですが高校3年間を桐生第一高校で過ごしました。練習動画を見る限りまだ線が細いかなという印象だったのですが、群馬に所縁ができた選手でもあるのでじっくり体を作りながらレギュラーを目指して欲しいです。偶然にも?CB2枚の補強がどちらも群馬に所縁のある選手なったので、将来前橋育英、桐生第一のCBとなったらワクワクします。
SBは両選手とも右を主戦場とする2名です。田頭選手は特別指定として既にザスパデビューも果たしている選手ですが、岡本選手の残像を彼に重ねるサポーターも多いと思うので、1年目からの活躍に期待したいです。船橋選手はAC長野パルセイロからの移籍となります。178cm80kgという恵まれた体格でゴリゴリ前進するタイプのようですので、これまでザスパにあまりいなかった&昨年との変化を生まれ持ったもので作れるタイプだと思うので、どのような変化をもたらせてくれるか期待です。右SBは両名に加え川上エド選手も恐らくレギュラー候補に入るので、ポジション争いが一番激しいポジションかもしれません。ただ、新加入の2人がレギュラーを獲得できると川上エド選手を1列前で出せるという大きなメリットがあるので、1月からどんどんアピールしてチームの底上げにも貢献して欲しいです。

個人的にCBと左SBに中堅がもう1人ずついてくれたら…、というところですがCBは群馬CB、左SBは菊地選手の奮闘に期待といったところでしょうか。

次はMFですが、人数が多いので指が重いです


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?