常設展が面白いわよ ‼
こんにちは ‼
ユッコです。
8月16日(水)東京都現代美術館に
行きました。ディヴッド・ホック二ー展を鑑賞して美術館のカフェでランチして午後は常設展を鑑賞しました。
東京都現代美術館は日本最大級の
床面積を誇る現代美術専門の
美術館です。
高い天井や吹き抜けも魅力です !!
コレクション展示室の入り口にある
巨大彫刻です。総重量は5トンだそうです。
壁に飾ってあるのは
オノ・ヨーコさんの作品です。
真ん中が《 IMAGINE 》ね !!
言葉を最初に芸術にした作家 …
でいいのかしら …
ではまず1階のコレクション展示室から
鑑賞します。
虚実被膜なら実と境の微妙なところに
あること
近松門左衛門の芸術論だそうです。
でもこれは逆よね
真実とウソは薄い薄い皮1枚を隔てて
存在している…
そんなところかしら …
まず最初は被膜虚実のタイトルの起点となる三上晴子さんのスーツケース(黄)とスーツケースというインスタレーションです。
東京都現代美術館が新たに購入した
作品 初公開です。
ローラーコンベア上に並ぶビニール製のスーツケース この中には医療用あるいは工業用保存容器や防護用の手袋などが詰め込まれています。
スーツケースに貼られたラベルやタグには「放射性廃棄物」「実験用動物・感染性廃棄物」「バイオハザード」などの文字などが物騒な雰囲気を
醸し出しています。
スーツケース表面の薄い被膜の中に入っている危険なものが国境を越えて移動する可能性を示唆しています。
1992-1993と30年前の作品ですが
パンデミックを経験した私たちには
なにか特別な思いが伝わってきます。
三上晴子さんは2015年にわずか53歳の
若さで急逝しました。
三上晴子さんの作品をもうひとつ
本来は覗きから私たちを守ってくれる
セキュリティミラーが逆に覗きに
利用されている現実ね !!
ユッコこれ好き ‼
三上晴子さん もっともっと作品を
作って欲しかったです。
東京都現代美術館の広い空間が
活かされていますね!!
う~ん ちょっと読み解けない…
これから考えます。
タイトルを見たら なるほど ‼
ってなります。
赤い格子の斑点のようなものは
外装に印刷されている説明文です。
剥製の鹿に大小様々な球体が付いて
います。リアルな存在の鹿の剥製も
中身は空っぽの物体⋯
生々しい鹿の剥製も身体に付けられた
球体のおかげで抽象化した存在に
変わります。
きれいな彫刻ね !!
いろいろな物体をつみあげた上に
最初は白い粉、次は溶かした石膏
最後は白い樹脂を垂らしたオブジェです。
よ~く見ると
あ ‼ マリオ ‼
《被膜虚実》もっとたくさん
面白い作品があるのですが
この辺にして
3階展示室に行きますね !!
いきなり
《生誕100年 サム・フランシス》よ‼
これも東京都現代美術館の天井の
高さを活かして巨大な抽象画が壁
4面に展開します。
日本の芸術に多大な影響を受けた
サム・フランシスさん
ユッコはカラフルな水墨画に見えました。白い部分にも心地よい間(ま)を
感じました。
そして最後は
横尾忠則さんです。
横尾忠則さんのグラフィックデザイナー時代と画家宣言してからの作品
70点を館出来ます。
2021年にここ東京都現代美術館で
開催された600点以上の大個展には
及びませんが、十分見応えありました。作品は全て撮影OKなのが良かったです。
2021年はほとんど撮影不可でした。
そんなことがあったので
結構撮らせていただきました。
常に描き続ける凄い絵描きです。
毎回 この赤い部屋まで来たら
ゴールとなります。
こんな感じで
東京都現代美術館に来たら
ほとんど一日仕事ですね !!
是非 特別展を楽しんだら常設展も
楽しんでください。
最後までありがとうございました。
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