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【日記】バガンに魅入られた少年のようなおじさん。

どうも。
運動会の定番BGMと言えば「Hotel Pasifc」と「Danzen!ふたりはプリキュア」だったKトレです。
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はっきり言って、自分は怪獣映画が苦手だ。
理由は単純明快で、人がいっぱい死ぬからだ。
ガンダムとかSFモノ、架空戦記モノだってそうじゃん!と言われるが何というか、やはり実写だとどう描いてもその辺が生々しくなってて受け付けないのだ。ついでに自分が社会人になってますますその感覚が増した。

そんな「ゴジラ-1.0」にもやや億劫な自分が、バンダイから発売されている「ムービーモンスターシリーズ」を初めて購入することとなった。

その名は、「バガン」
ゴジラファンにも余り知られていない幻の怪獣だ。

そもそもバガンとは何者か?
それに関しては門外漢の自分が書くのは面倒なのでこちらをどうぞ。

そんなあまりにもマイナーな怪獣が、最近驚きのラインナップが続く"ムビモン"に降臨したのだ。
これが、とにかくカッコいい。

全高約17cmの大柄なサイズ感、悪魔的な設定とリンクした禍々しい角や赤く光る目、表情を感じさせる尻尾…。
いやカッコ良くてソフビやフィギュアーツに合うものだったら、恐竜やモンスターハンターのモンスターがフィギュアになった奴でも全然良い。
だがこのバガンにはまた違う、「特撮怪獣の魅力」と「着ぐるみ怪獣の魅力」が絶妙に合わさったような、ものすごい迫力を感じた。
無論、それが特撮文化のメッカから生まれる東宝怪獣の魅力でもあるのだが、特にバガンにはなんかこう…個人的に抜きん出たものを感じた。
デザイン、造形もそうだが、ここ(立体化)に至るドラマの影響もあるように思う。いや寧ろ逆だ、何度か俎上に上がりながら陽の目を見なかったドラマ性にデザインも造形も負けてないのだ。

背中もこの佇まいである。ある意味怪獣自体のデザインが、シンプルからダイナミックへと過渡期にあった頃のキャラである事を感じさせる。
この路線が平成ゴジラへ、そして平成ウルトラシリーズに影響を与えたのも分かる。

これだけのキャラクターが発売される「ムビモン」の意義とは何だろう、と思う事がある。
確かにゴジラをはじめ東宝特撮に対するファンの熱気はスゴい。けどそれを踏まえてもマニアックが過ぎる。
しかし、今はそれで良いのだ。
値段的に気軽に手を出せる代物ではないものの、安価なラインを懸命に守り続けるウルトラ怪獣の横で、東宝怪獣が予算に容赦なく、破茶滅茶に暴れ野郎なまでのラインナップを出している事は、確かに最高に恵まれている。

最後に、実は個人的にもバガンへの思い入れはある。
「超ゴジラ」でのバガン登場BGMを聞くと、あるものが脳内再生されるのだ。
その話は多分、ここには書かないと思う。。。

ではでは。