シュタイナーによる瞑想の言葉(その34)

私たちは宇宙の光(叡智)による力づけ(愛)を必要としている魂です。しかし、自然は私たちの中の霊による魂的な力づけを必要としています。力づくで治めるというより、寄り添ってあげる感じが重要かと・・・美しいと思ってあげるだけで美しくなり、汚いと思えば本当に汚くなるでしょう。
 
Im Farbenschein des Äthermeeres
Gebiert des Lichtes webend Wesen
Der Menschenseele Geistgewebe;
Und geistbefruchtet reifend strebt
In Farbendunkels Raumestiefe
Hinaus die Lichtes-durst’ge seele.
Bedürtig ist Natur des Geistes,
Der aus dem Seelensein ihr kraftet;
Bedürtig auch die Menschenseele
Der Kraft des Lichts im Weltenäther.
エーテル海の色の輝きの中で
光の織りなす存在が産み出すのは
霊の織りなす人間の魂。
そして霊の肥やしで成熟しつつ
色の闇に包まれた空間の深みから
光を求める魂が苦闘する。
自然は霊を必要とする、
それが彼女を魂の存在で力づけるように、
人間の魂もまた必要とする
宇宙エーテルの中の光による力づけを。
(「詩と瞑想」より、私訳)

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