鬱寸前からの回復記録

 立ち上がれず、ご飯も喉を通らないほどのどん底を経験してから今日で1週間。回復への道程を記録してみようと思います。

5/4(土)鬱だと思った。立ち上がれなかった。ご飯も食べれなかった。友達に電話して泣き叫んだ。行政などがやっているSOSの電話もかけてみたけど繋がらなかった。この精神状態が続くことを覚悟した。精神状態を回復させることを第一の目標に設定した。

5/5(日)ご飯は食べられるようになった。午前中は寝た。午後からもダラダラ過ごした。一応歩けるようにはなったけどまだけっこうしんどかった。

5/6(月)午前は体力回復のために部活に顔を出した。思ったよりも調子が良くて少し前向きな気分になれた。午後はダラダラした。

5/7(火)まだ頭が痛いようなダルさが残っている。学校には行った。1時間目が始まる前に他クラスの友達のところに行った。少し話したら涙が溢れてきた。でも時計の針はお構いなく進んだ。涙を拭きながら自分のクラスに戻り、授業を受けた。久しぶりに勉強した。1番覚悟したのは英語の時間。隣の人との会話で何を話すか事前にシュミレーションしてたから、なんとか乗り切れた。学校に行っただけで偉い。放課後クラス会計の集まりにも参加した。その後、友達の誕プレを探しに商店街を徘徊。可愛いソープフラワーのブーケを見つけることができて嬉しかった。9時間寝る。

5/8(水)まだ頭が痛いようなダルさが残っている。前日よりはましかも。放課後、喫茶クラスの代表者の集まりにも参加した。資料を見たらわかる説明をを30分くらい聞くのは疲れた。けれど、資料を作る人はその何倍の時間もかけたんだろうなと思って我慢した。その後は眼科に行った。眼鏡の度数を上げることになった。覚悟はしていたけれど悲しかった。毎年視力が衰えていくのが怖い。9時間寝る。

5/9(木)まだ頭が痛いようなだるさが残っている。なんとか乗り切る。放課後は少し学校に残って勉強をして、学校近くの私設図書館に向かう。本来は有料の本棚を無料で間借りさせてもらうことになったので、本やお気に入りの教科書を置かせてもらった。そこにいた方々とお話もした。その後帰宅。9時間半寝る。

5/10(金)明らかに前日より体が軽くなっていた。30分長く寝たのが功を奏したのかもしれない。まだ本調子ではない。朝起きたら生理が来ていた。ああ、良かった。鬱なのは私の理性だけの責任じゃなかった。ホルモンのせいでもあった。1番精神的に辛い1週間とちょうど重なっていた。誰か褒めてほしい。生徒自治会の予算決算総会の質疑応答を聞いていたら気分が下がった。推しの先生が体育館の隅で体育座りをしている様子を見たらちょっとキュンとしたけれど、ネガティブな気分が勝った。昼休はこの気持ちを共感してくれる人がいればいいなと淡い期待を込めて図書館へ向かうが、誰にも話しかけられなかった。放課後、クラスで喫茶のメニュー決めをするために食料係を集める。みんなの面倒くさそうな空気が伝わってきたけど、今の私には空気をよくするために頑張る気力は残っていない。あらかじめメニューは考えていたし、差し支えはない。帰り道セブンに寄った。ロッテとスパイファミリーがコラボしていて、商品を3つ買えばスティッカーが1枚もらえる。体操部の同期(現在アメリカに留学中、7月頃帰国予定)、アーニャ好きだよな。「アーニャは世界を平和にする」と言っていた姿を思い出した。悩んだけど、スーパーでアーニャのコースターは既に入手していたのでやめた。

5/11(土)だいぶもとに戻った。無理しない範囲で勉強していたら、今日は結果的に9時間できた。嬉しかったしほっとした。朝ご飯を食べたあと、セロトニンを分泌させるために朝日を浴びようと思った。生憎私の部屋は西向きなので、セブンまで散歩した。やっぱりスティッカーもいいなと思ったから。他の人へのプレゼントを用意するのは楽しい。

 5/14(火)から定期テストが始まる。総合型選抜を受けたいから内申点は気になるけど、今は焦りは禁物。評定平均4.0以上で基準クリアだし、1年生のとき4.5、2年生ではなぜか4.9あったからたぶん大丈夫だよ。ちゃんと2次試験対策はしているし、そこまで手強い相手ではないから。

 私にとって適切な睡眠時間は、部活しているときは8時間。テスト期間は7時間。長かったら眠りに就けなくなるし、短かったら日中のパフォーマンスが低下する。でも、鬱と戦っているときは9時間以上必要みたいだ。それほど、鬱と戦うにはエネルギーが必要なんだ。頑張って偉いね、私。他の人からの承認がなくても、自分で自分を認めてあげられるようになりたい。

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