見出し画像

ZiDol東京ワンマンライブ【細かすぎて伝わらない感想選手権・楽曲編】

ZiDol ONEMAN LIVE
2023.06.16(Fri)19:30 @新宿ReNY
配信期間:2023.06.17~2023.06.30

ご注意:

配信勢文豪ファンにつき、終始一貫文豪ことZiDolエース浦井のりひろのことしか語っておりません。
長文です。諦めております。
あきらめー。

♬.*゚似非デレラ

ZiDolと言えばやはりこれ!(主観)
もうね、薄暗い中ポジショニングしてる間も、高見さんがニッコニコしてるのがわかるのよ。
ほんと可愛いなこの人。

そして大好きなイントロ!白いライトに照らされて、5人の姿が浮かび上がる。うわかっこよ!

ここの腕をクルクル回す振りが大好きなんだけど、文豪は見切れて見えない。
⋯ん??

「行ーくーぜーー東京ーーーーーーーーーう!!!」

え⋯⋯⋯ええええーーーーーーー!!
何これ!?
まさかまさかの文豪シャウト!

心臓止まるかと思った!
この男、のっけから煽りよる⋯!!
(後にこの時の文豪がZiDolの松本潤、通称『浦潤』と呼ばれることになろうとは)

しかも何??髪型が⋯センター分け?
何この人⋯めちゃめちゃカッコイイんですけどーーーー!?

MVより振りが激しいように感じる。至る所でお腹チラリズム発揮。
これが⋯これがライブの魔力なのかのりひろ。

そして第一の見せ場「キッツイ香水♪ふって」で!
うわ!ええぇ??

何今の表情⋯!

「ふって」のとこで、眉上がって一瞬目を見開いて。次の振りの入りに首をほんの少し振って。
その表情見た瞬間心臓が跳ね上がった。
MVと全然違う。もーーなにこれ!カッコつけすぎやって!

その後の手を顔にかざす振りも心無しか強めで。
「ずっと!裸足!」の蹴りも踏み込みも激しくって。
(ここ、文豪の背中側からロングで撮ってて、カッコいい蹴り姿がめっちゃ良く見えた。カメラマンさんありがとう!!)

最初のサビの「まやかしLOVE」から文豪のワンショット。歌う姿がかっこよくて何回も見てしまう。

MVのちょっとたどたどしい可愛い感じと全然違う。
荒ぶった感じのパフォーマンス。
てかどんだけノリノリなんですかあなた⋯。
こっちはすでに心臓ギュンギュンなんですが。

そして最大の見せ場、ラップシーン。
これもまた⋯もーーー!!客席指さしとか!
☔️で「人のこと指さすなよ」言うてたやろ!

そして最後の「お姫様♪」で振り下ろす右腕。
ケツくんのラップのバックでステップ踏む真剣な横顔。
もう何もかもカッコよすぎて、変な声が出ないように口を両手で抑えながら、ひたすら画面を凝視してた。

そして!ここは文豪担と言えど言わざるを得ない。
いなみきちゃんスーパーミラクルパフォーマンス!
満面の笑顔で中谷の顔を引き寄せ、次の瞬間ガっと突き放す!
小悪魔のような愛らしさ⋯!やはりあなた最高のお姫様だよ💞

最初から最後まで、MVで見ていた文豪とはかけ離れていた。
スタイリッシュな風貌。少し荒くて、でもキレと勢いのあるダンス。男らしく猛々しい。
これが、あの、浦井さん?
曲が終わっても心臓が怖いくらいドキドキしていて、全然鳴り止まなかった。
そして、無理をしてもライブチケットを手に入れなかったことを激しく後悔した。

♬.*゚maddy muddy

待望の新曲。トークとムービーを挟んだが、胸のドキドキ止まず。
似非デレラですでにだいぶ消耗している。
そうこうしているうちにポジショニングが終わりイントロが始まった。

イントロの段階で、「あ、これヤバいやつや」と思った。
そしてその予感は当たった。

これはもう、正直言葉にならなかった。
ただひたすら文豪の姿に釘付けになった。
全てが。頭から最後まで全てがこれまでとまるで違う。
どこまで進化するのだZiDol。そしてエース浦井のりひろ。
怖すぎるって。

最初のフォーメーション。精悍な横顔がダークな照明の中美しく浮かび上がる。
そしてイントロ。眠りから目覚めた花が咲き誇るが如く、ゆっくりと腕を開いていく。
血液を模したような赤色の中、黒の衣装に包んだ身体をくねらせ立ち上がる様がめちゃめちゃに美しく、息を飲んだ。

バックには怪しげな色合いの花模様が浮かび上がる。
イントロの振りといい、今回の曲は花がモチーフであるらしい。
曲調と相まってダークで退廃的な雰囲気が高まっていく。

そして最初のフレーズから文豪パート。
似非デレラやまにまにではアクセント的に使われていた文豪の落ち着いた痺れる低音。
それが最初からメインボーカルとして響き渡る。
もうこの時点で早くも虜に。

時計の針をイメージした振りも、体幹と腕の動きが強調されてとてもカッコいい。
文豪、腕が長くてこの振りがすごく映える。
でもってこんなにスリムだったろうか⋯。顔が小さい。

いなみきとのハモりパートはもう鉄板。でも、maddy muddyがダントツかも。
いなみきの透明感あるコーラスと文豪の低音が綺麗に混じりあって、芯からゾクゾクする。

身体をなぞるような振りで手を徐々におろし、その後両手をクロスする。
身体の傾き加減と相まって凄くクールでカッコいい。

サビの部分。お化けポーズの後両腕を広げ、天を仰いでから正面を向く。その時ほんのちょっと首を斜めにするのがすごい色気で。
曲が進むにつれ、これまでの文豪のイメージを根底から覆してくる。

「ノルカソルカ」の振りもダーティーな感じがそそる。
Hey!で両腕を振り切る所、めちゃくちゃカッコいい。

らぶおじと高見のダンスバトル。
後のトークで、文豪が恥ずかしがってたワニダンス。
本人は嫌がってたけど、ここカッコよくない?
両腕が斜めにならずに真っ直ぐに繋がっていて、大きく振りかぶって手をガッチリ噛み合せる。
姿勢も真っ直ぐで、とても精悍。

そして極めつけ。
文豪担全員、そして他担の心をすら奪ったと言っても過言では無い、文豪のソロパート。

「探し出す。お前は誰だ」

文豪の声。大好きな、ゾクゾクする低音。
キレのある首の振り。
弓を引き絞るポーズ。
そして、見るものを射抜く鋭い視線。険しい表情。

この人は、そしてこの曲に関わった全ての関係者は、確実に我々の心を仕留めに来てるとしか。
ショットガンで胸元を撃ち抜かれたかのような激しい衝撃。
これが心を射抜かれるということか。

最後のサビ。腕を広げて胸を開くポーズがより男らしさを強調して、ときめきを煽る。
胸元が開いて首筋が露になっているのも、セクシーでそそる。
あまり言いたくないけど、セクシャルな魅力を全面に押し出してきてるとしか。
誰のプロデュースなん?

そして曲が終焉を迎え、咲き誇っていた花が、再び泥の中で眠りにつくかのように、最初のポーズへとゆっくりと戻っていく。
ここのシーケンスが狂おしいほど好き。
文豪の美しい手の所作と、闇に溶ける美しい横顔を堪能できるから。

ダークで退廃的、低音重視の厚みのあるメロディ。
愛に狂い悶え苦しむ様を歌った歌詞(自己流解釈)。
黒で統一したスタイリッシュな衣装。
サイドを短くし前髪を立ち上げ、男らしさを強調したヘアセット。
強い体幹、そして評判の高い美しい手を意識させる振り付け。
そして表情管理。

我々がこれまで見てきた姿とは全く違う、誰も知らなかった文豪がそこにいた。
穏やかに微笑む文豪ではなく、オーディエンスに向けて狂おしい程の愛を歌う、一人の男性アイドルがそこにいた。
文豪の男としての怪しい魅力をこれでもかとぶつけてくる、恐ろしくも美しい楽曲だった。

♬.*゚today is まにまに

「maddy muddy」を聞いた時点ですでに相当満身創痍だったが、2回目のトークパート、そしてメインの80分一本ぶち抜きコーナーライブを経て、多少落ち着きを取り戻していた。

が、これから最大級の破壊力を持つ爆弾が待ち受けていようとは。

この曲で、ZiDolエース浦井のりひろの更なる進化と真価を見た。
いったいどれだけ限界突破してくるのか。
我々の心をどれだけめった刺しにすれば気が済むのか。
恐るべし浦井のりひろ。

この曲もMVとは全然雰囲気が違った。
衣装は「maddy muddy」の黒コスチューム、赤く光るライティング。
その時点でとんでもなく妖艶な雰囲気を醸し出していて、イントロ時点ですでに胸が高鳴り始めていた。

色気爆発。それに尽きる。
こんなにも違うものなのか。ライブすげえ。

ライブも終盤で疲れが出てきたからなのか、もしくはテンアゲ状態だからなのか、心持ち振りに粗さが見える。
MVではお手本のようなアイソレも若干乱れている。
が、その必死で余裕のなさが逆に荒々しさや男らしさを感じさせて、ぐっときてしまう。

でもって。ちょいちょい笑顔を見せてくる。
ここに来てそんな余裕が生まれんのか。
いや、ゾーンに入ってるのかもしれない。

そして最初のサビ。
「今夜は君の夢の中で溶けたい♪」

ここで浮かべた笑みに、不意打ちでクラっときた。
いつもの優しげな可愛い微笑みと違って、男らしい⋯。

2番、いなみきソロ。
ここのポージングと表情が完璧すぎ。美しすぎる。
顔の角度、目線、まるで誘うかのような色気のある表情、徐々に下ろす腕のしなやかさ。
いなみきの色っぽい表情との相乗効果で、とんでもなく麗しい最高のカットだった。

曲は佳境に入る。
文豪最大の見せ場、自身のソロで入るサビ。
一度下がって、歌いながら前に出てくる、その瞬間。

文豪の表情が激変した。

見た事ない表情。形容しがたい、けど明らかに『魅せる』ことを意識した、とびきりの表情管理。

なんかこう⋯

『お  い  で』って、

誘ってるみたいな。
(妄   想   で   す)

それを見ていた全員、もれなく心を撃ち抜かれたと思う。

「恍惚」とはこういうことを言うのか。
今日イチの破壊力。

文豪史上、とびっきりかっこよくて最高にエロい表情だった。
いつの間にそんなことまでできるようになったんだ、浦井のりひろ。
マジですごいよあなた。

文豪は、ライブ中笑顔を浮かべることがほとんど無いように思う。
「maddy muddy」は曲のイメージ的にもちろんだが、「似非デレラ」でも基本真剣な顔で踊る。
あまり表情に変化がないともいえる。

しかしこの「まにまに」で、それを逆手に取られた気がする。
途中途中浮かべた軽い笑みでグラッとし、極めつけがラスサビ前のあの表情。

そしてアウトロで、明らかに嬉しそうな、楽しそうな笑みを浮かべるのだ。
それまでの妖艶な笑みではなくて、どことなくはにかんだ可愛い表情。

だーかーらー!!
最後にそんな笑顔見せられたらダメだって!!
ファンは死んじゃうんだって!

その落差たるやスカイダイビング級。
あんなの反則でしょうよ。耐えられるわけない。
落ちるに決まってるのよ。


似非デレラ、maddy muddy、まにまにと、文豪の色気に当てられっぱなしの幸せな地獄でした。
こんなん見てしまったら、正気でなんていられない⋯。
何回、何十回見ても、毎回文豪の魅力にやられる。

このライブでの文豪は完璧な「色男」だった。
色気が爆発し、新たな魅力を周囲に振りまきまくっていた。
いつの間にか身につけた『魅了』スキルを余すところなく発揮していた。

(まにまにとアンコールのmaddy muddy、明らかにカメラワークが文豪中心になってたのも、何かを物語っている)

神がかり的な憑依力。いや、あれが真の、素の文豪なのか?

この日の文豪を一言で言えば、

「魔性の男」

この一夜にのみ現れ、人々を虜にし心を奪い取り消えてしまう、悪魔のような男。
なんという罪作りな⋯。


このライブで文豪に魅了された女性ファンは、きっと暫くロスに悩まされるだろうな。
私もその内のひとりなのだけれど。

これから約一年、ZiDolは眠りにつく。
本業の彼らを応援しながら、次に会える日を夢見よう。
その時はどんな変化を遂げるのだろうか。
待ち遠しくも恐ろしくて仕方がない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?