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幸せへの散歩みち ~犬と猫から学ぶこと~No.36

最近、静かに寝ていたのに、急に吠えて威嚇することがある。
たいていは、近所の人や配達員の人など人間。時々、近所の犬や野良猫が近くに来た時。
それ以外で、暗闇に向かって吠えることがある。猪は身近にいるので、そうかも知れないけど姿は見えない。
犬には、音なり臭いなりを感じるのだろう。
少し時間をずらして散歩した時のこと。
なんだか血気盛んで、荒々しい動き。興奮して、強い力で走り回る。いつもと違って、気が狂ったように跳ねる。
そんな調子で畑の方に歩いて行くと、道の真ん中でピタリと止まった。何だろうと犬の向こうを見ると、何かいる。
どちらも固まったまま、にらめっこ。
え、アレってもしかして!?と、思った瞬間、犬がけたたましく吠える。
恐くて動けないのか、相手は動かない。犬が激しく吠え立てて、ようやく反対方向に走り出した。
それでも、ヨタヨタ、のそのそという走り方。足が短く、お尻が重いからゆっくりな動きになる。
犬は吠えながら追いかける。それに引っ張られる私。かなり強い力なので、リードがピーンと張る。
見間違いかも、いや、でもアレだよね。走りながら、相手の姿を思い起こす。
10メートルほど走って、再び相手と対峙する犬。激しく吠えているけど、かなり恐がっている。そりゃそうだよね。私も、こんなに間近で見たのは初めてだ。
未知との遭遇。



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