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45歳、将来の夢

アラフォーバツイチのさくらです。

私は親戚一同見回しても医療従事者は誰もいないのに、父は建築関係の肉体労働者なのに、小学校1年生の時に突如、

医者になろう

と決意し、今に至ります。

その日のことを鮮明に覚えています。うちは全然、上級国民じゃないけど、父は社会性がないだけで、頭脳明晰で偏差値は高かったので、

子供の時からニュースステーション見てから寝てました。わりと政治の話だとかゴリゴリする家庭。

で、ある日、ドキュメンタリー番組でアフリカの難民キャンプの特集を見たんです。そこで、

小1の私「えー。めっちゃ困ってるやん。世界で一番困ってる人の役に立つことが、やるべきことだよな。医者なら勉強すればなれそうで、それが私の世間への貢献の最大値だろう。」

と、直感したんですね。なんとなーく勉強は他人よりできそうで、自分の努力量でギリギリ届きそうだと。

今となっては、こういう直感って当たるなと思ってます。運も良かったんでしょう。

私は

人が生まれてくる意味は人の役に立つこと

というのがポリシーです。

早くに結婚して子育てしたので、アフリカの難民キャンプに行くというのは叶えることが難しいですが、

今は、将来やりたいことがあるんです。

子供が就職して、仕送りや学費の払いも終わったら、

こども食堂兼、無料の学習塾

みたいなことができたら良いなと。

ひとり親世帯でお母さんが水商売とか、生活保護とか、そういう恵まれない家庭の子供って、温かくて美味しい料理をお腹いっぱい食べることが難しかったり、

塾に行くお金がなくて、低学歴、低収入が連鎖したり、

やればできるとか、周囲の大人から期待や注目されるとかの経験が乏しいと思うんです。

うちの両親は副業で一時期、自宅で学習塾してました。不良でボンタンにリーゼントで、マトモに学校に通ってない中学生男子も来てたんです。

その子がまだ解錠前からドアの前で立ったまま教科書読んでたのを覚えています。単ラン着て二宮金次郎状態で予習してるのが違和感ある光景で。

小学生ながらに「このお兄さんは目をかけてくれる、自分の未来に期待したり興味を持つ大人(うちの両親)に始めて出会って嬉しいんだな。」と感じましたね。

で、その不良の子が数学でクラスで一位取ったんですよ。したらば元々一位だったガリ勉君が悔しがって、その子もうちの学習塾に入会するという。

で、うちの親の塾の教育方針が

他人に教えるのが一番、勉強になるから、どんどん教え合いなさい。他人に教えようとすると、理解が曖昧だったことに気がつくし、教えるには理解を深める必要に迫られるから。
分からない子に対して、上から目線でバカにした奴はお仕置き。
深く分かるの素晴らしいが、早く知っただけなのは偉くもなんともない。

その元風景が焼き付いてるからかも。

私は金だけはあるし、料理好きだし、子供好きだし、勉強教えるの得意なので、

そういう困窮したご家庭の子供さんを放課後に預かって、飯食わせて、ついでに宿題をみるとか、そういうのを死ぬ前にできたらサイコーやなぁと。

全然、妄想段階ですけどね。

調理師免許でも、食品衛生管理者でも、必要な資格があったらなんでも取りたいし、

子供たちに勉強を教えるため、最新の高校、大学受験の研究をゴリゴリにするのも良い。

ついでに奨学金とか、各種、お金の勉強もして、お金がない家庭の子供が進学するための知恵も授けられたらなとか、考えている。

他には、

アジアのエイズ孤児の支援とか、里親制度とか、そういうのも勉強して、できることをしたいと考えている。

お金なんて残しても仕方ないし。あんま物欲ないんよな。ゴリゴリ稼いで寄付するのはモチベになる。

もうあと二年で二十数年の子育てが終わりますが、やりたいことがたくさんあって、

ワイはワクワクであります。




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