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【相席屋】エリートをセフレにしてみた②

アラフォーバツイチのさくらです。

一歳年下のアラフォーでバツなし未婚
185センチでがっしり体型、顔はぶちゃめ
埼玉県出身、早稲田卒で東京のテレビ局勤務
※内容は自己申告

通称エリート君とのトークが盛り上がり、一緒に相席屋を退店することに。

私「私が地元なんで案内しますよ。近くにアップルパイがくっそ美味いバーがあるんですけど行きません?ウイスキーにジャストフィットしますよ。」

2軒目では経歴や仕事の話に。

私「へー。エリートさん早稲田卒なんだ。賢い。」

エリート「いや。さくらさんの出身大学の方が偏差値高いでしょ。」

私「いやいや。ホンマに田舎っすよ?大学の正門には『野犬が入るので閉めてください。』窓には『野鳥が入るので閉めてください。』って注意書がそこかしこに。常に野生動物に学生生活を脅かされてるんで。」

自虐ネタを挟みつつ、エリートさんをよいしょしておく。

私「テレビ局ってどんな仕事すんですか?」

エリート「広告代理店と仕事することが多いかな。CMの撮影現場行くこともあるし。たまにACジャパンのCM流れるじゃん?」

私「あー。東北の震災の後にしばらくアレばっかでしたよね。」

おはようなぎ懐かしい

エリート「震災関係ない時でも時々は流れるでしょ?」

私「確かに。」

エリート「CMに出演してるタレントさんが不祥事とか起こした直後で、別のCMに差し替えが間に合わない時に流すんだよ。」

私「へー。企業からしたらCM枠買ってんのに、タレントのせいでおはようなぎ流す羽目になったらたまんないですね。」

そんな裏話も聞きつつ楽しくお話してお開きに。

で、私的におもろかったんですが、

エリートさんがタクシーを呼び止めたんで、乗って帰るのをお見送りしようかなと思ったら、
エリート「一緒にタクシー乗ろうよ。」
と。

私が「いやいや、それはちょっと。私は自分で帰れるんで。」とお断りすると、

エリートさんが手で私の頭部を鷲掴みし、タクシーに押し込もうとしたんです(笑)

こういう掴み方

もうね、私は爆笑しちゃいました。

エリートさんすごい形相で必死なんスもん。

私はタクシーの運ちゃんに、
私「すみません。乗りません。」
と迷惑を詫び、タクシーは走り去りました。

私「ちょっとちょっと~!こんな繁華街のど真ん中で誘拐しようとしないでくださいよぉ~(笑)」

エリート「ご、ごめん、、、どうしてもまだ一緒にいたくて、、、」

私「タクシー押し込め成功したとしても、私が運転手さんに助け求めたらアウトですやん。」

エリート「本当にごめん。。。」

こういう時、男って高学歴なのに急にアホになるよね。


私「頭を鷲掴みされたんは人生初ですわ。全然、ムードとかなくて逆に面白い(笑)」

バツが悪いのか、エリートさんは無言で私をハグしてきた。完全に服の上から分かるくらい勃ってて、それもまた面白いというね。

そっから粘られるも、ホテルにはついていかずに帰宅しました。

【続】


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