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藤井 一二 著作目録 (PCサイト版)

単著                              『初期荘園史の研究』塙書房  昭和六一年七月               『和同開珎―古代貨幣事情をさぐる―』中央公論社  平成三年二月     
『東大寺開田図の研究』塙書房   平成九年  
『古代日本の四季ごよみ―旧暦にみる生活カレンダー―』中央公論社  平成九年一二月   
『大伴家持の越中・能登紀行』富山市教育委員会   平成一一年一一月  
『天平の渤海交流―もうひとつの遣唐使―』塙書房  平成二二年四月
『大伴家持―波乱にみちた万葉歌人の生涯』中央公論新社  平成二九年六月                           ◯編著                                 『古代の地域社会と交流』岩田書院   平成一七年一〇月                 『北東アジアの交流と経済・文化』桂書房   平成一八年三月  
『東アジアの交流と地域諸相』思文閣出版   平成一八年三月   
『東アジアの交流と地域展開』思文閣出版   平成二二年三月  
◯編書
『近世の地域支配と文化』岩田書院    平成一七年一〇月  
◯報告書 ※国立国会図書館架蔵分 
二〇〇五~二〇〇九年度 文部科学省採択・私立大学学術研究高度化推進事業(オープン・リサーチ・センター整備事業)
『北東アジアと北陸地域の経済・文化交流に関する学術情報の集積と学際的研究』(共同研究)三三〇頁。成果報告書(研究代表者=藤井一二)
データベース「渤海・日本交渉関係参考文献」は、東アジア多文化交流ネットワーク(藤井代表) ホームページ「東アジアの交流と文化遺産」に継続・公開(アドレスは、本誌奥付参照)。
二〇〇四―〇五年度 日本学術振興会科学研究費補助事業 基盤研究C
『古代北陸道地域の交通・社会システムに関する歴史的・考古学的研究―津・駅家・村の展開を中心に』藤井一二著 金沢星稜大学 平成一八年三月
二〇一〇~一二年度 日本学術振興会科学研究費補助事業・基盤研究C
『古代日本の対渤海交渉と渤海王城との交流回廊に関する歴史環境学的研究』藤井一二著 城西国際大学発行 平成二五年三月
二〇一五―一九年度 日本学術振興会科学研究費補助事業・基盤研究C
『東アジアの交流と文化遺産』藤井一二著 城西国際大学 平成二九年三月
二〇一五―一九年度 日本学術振興会科学研究費補助事業 基盤研究C
『渤海王国と古代日本―黒龍江・図們江流域の渤海遺産―』藤井一二著 城西国際大学刊 令和元年三月
『東アジアの交流と歴史文化』藤井一二編著 城西国際大学 令和元年三月
「古代日本と渤海中期王権の交流と流域遺産に関する歴史環境学的研究」による。                                〇論文リストは、著作Ⅱ参照。
自治体史等
一、『富山の史跡』〔富山文庫一〇〕編著 昭和五三年三月 巧玄出版
二、『富山県史』資料編Ⅰ・古代(楠瀬勝・藤井一二担当)共編 昭和四五年  富山県
三、『富山県史』通史編(原始・古代)越中の産業と貢納形態 単著 昭和五一年 富山県
三、『福井県史』通史編Ⅰ 荘園絵図とその歴史的世界 単著 平成一〇年一月〈原始・古代〉 福井県
四、『入善町史』通史編(古代・編集委員)平成二年一〇月  入善町 
五、『氷見市史』資料編(古代・中世・近世一)藤井担当:古代資料編並びに総合解説 平成五年三月  氷見市
六、『氷見市史』通史編一(藤井執筆) 第三章「飛鳥・奈良時代の氷見」等。平成一八年                             〇辞典等執筆
一、日本古代史事典 分担 昭和五〇年一一月 朝倉書店  寺院史関係事項
二、日本地名大辞典『富山県』分担 昭和五四年一〇月 角川書店 越中古代の荘園全項目執筆。
三、日本歴史地図〈原始・古代〉分担  昭和五七年四月  柏書房 「大寺社領の成立と分布」担当(越前・越中国の荘園分布図・解説)。
四、国史大辞典 分担  昭和六一年~ 吉川弘文館 越前・ 越中荘園項目「道守荘」他。
五、富山県姓氏家系大辞典 分担 平成四年七月 角川書店 総論「越中古代の歴史と人物」執筆
六、平安時代史事典 分担 平成六年三月 角川書店  越中国、荘園遺跡など一〇項目。
七、富山大百科事典 分担 平成六年七月 北日本新聞社 「古代」専門委員。古代の「時代と社会」「大伴家持」など執筆。
八、日本歴史地名大系『富山県の地名』分担 平成六年七月 平凡社 編集委員ならびに執筆者。「古代」担当。古代の総論・越中国・各郡・郷・荘園・村など全項目執筆。
九、日本荘園史大辞典 共著 平成一四年一〇月 吉川弘文館
「高串荘」「田宮荘」「道守荘」「椿原荘」「鳴戸荘」「丈部荘」「溝江荘」など執筆。                           〇雑誌・新聞等                           ※『北日本新聞』執筆分は『シルクロードと大伴家持の時代』(編著、オンデマンド版)に記載。
一、無文銀銭(京都北白川出土)の謎 単著  平成七月三月二九日 『読売新聞』全国版・文化欄
二、「富本」銭発見の意義 平成一一年一〇月 単著 『奈良新聞』文化欄 同年二月二三日付
三、富本銭と星座 単著 平成一一年二月二三日 『中央公論』一一月号
四、加茂遺跡出土木札の意義―よみがえる平安農村― 単著 平成一二年一〇月二日 『神戸新聞』同年一〇月二日付ほか(共同通信配信)
五、東アジア最古のカレンダー発見に際して 単著 平成一五年二月二五日 一面談話『読売新聞』全国版
六、「鳴戸荘園図」再発見  単著  平成二〇年六月一一日『北日本新聞』文化欄
七、渤海交流  検証の時   単著  平成二一年一一月一三日『読売新聞』文化欄 
八、因幡の大伴家持   単著  平成三〇年九月一六日 『日本海新聞』文化欄                                                                                                      〇科学研究費補助金   日本学術振興会・科学研究費データベース(報告書)
一、北陸における初期荘園の形成と展開-東大寺領荘園の形成と開発を中心にして 単 昭和四八年度文部省科学研究費【奨励研究B】
二、初期荘園の経営機構と労働力編成に関する研究 単  昭和五七年度文部省科学研究費【一般研究C】
三、古代村落の景観と構造に関する歴史的・考古学的研究 単 昭和六三年度文部省科学研究費【一般研究C】
四、古代荘園と周辺村落における農事と祭祀に関する歴史的・考古学的研究 単 平成五・六年度文部省科学研究費【一般研究C】
五、『東大寺開田図の研究』塙書房 単 平成九年度文部科学省科学研究費[図書出版助成]【刊行助成】     
六、古代における荘園農事の展開と開拓村落の形成・変容に関する基礎的研究 単 平成一一・一二年度科学研究費【基盤研究C】 
七、古代北陸道地域の交通・社会システムに関する歴史的・考古学的研究 単 平成一六・一七年度科学研究費【基盤研究C】 
八、古代日本の対渤海交渉と渤海王城との交流回廊に関する歴史環境学的研究  単 平成二二―二五年年度科学研究費【基盤研究C】 
九、古代日本と渤海中期王権の交流と流域遺産に関する歴史環境学的研究 単 平成二七―令和元年度科学研究費【基盤研究C】  
財団研究費補助金
一、三島海雲記念財団・第三一回学術奨励研究 一九九三年度
「奈良時代の農事と年中行事に関する史的研究―古代中国・朝鮮との比較において―」 
二、味の素食の文化センター助成研究 
「天平文化にみる季節食品と加工食材の歴史的・考古学的研究」一九九八年度
三、三菱財団・第三九回人文・社会科学研究助成 二〇〇七年度(共同研究者 王禹浪大連大学教授)                                                     「古代北東アジアにおける日本・渤海国の交流に関する資料集成と歴史的、考古学的研究」 〇プロフィール ※藤井一二を紹介する記事              『新現代日本執筆者大辞典』[人文部門]日外アソシエーツ 一九九二年 『新訂・現代日本人名録』日外アソシエーツ 紀伊国屋書店 二〇〇三年
『キーパースン・現代日本人名録』(朝日現代用語『知恵蔵』別冊付録)   二〇〇一年 
『読売年鑑』分野別人名録[人文部門] 公開中
『朝日新聞』平成三年四月五日付  [石川版]「本と著者」一九九一年
『朝日新聞人物データベース』(朝日新聞社デジタル・聞蔵Ⅱ) 公開中
 G-Search (株)ジー・サーチ「日経テレコン21」 公開中
『ウイキぺデイア』藤井一二項(藤井一乃を含む)公開中                                        ◯ 学会報告・招待講演等                                   法華寺の造営と経済的基礎 昭和四七年七月 大阪歴史学会大会 於大阪市立大学
和同開珎―古代貨幣事情をさぐる― 平成三年七月一八日 著者が語る読書講座 於富山市立図書館
渤海国からの使者 平成三年一〇月 県民カレッジ  於県民カレッジ会議室
正倉院の伝えた越中の宝物 平成三年一〇月 県民カレッジ 於富山県民生涯カレッジ 
桜町遺跡と高瀬遺跡 平成三年一〇月 県民カレッジ講座 於富山県民生涯カレッジ 
万葉の世紀を彩った人々 平成三年一一月 県民カレッジ講座 於富山県民生涯カレッジ 
古代における荘園絵図の描写と画師 平成四年一〇月  日本古文書学会大会  於富山県民会館
東大寺石粟荘の歴史的環境 平成五年一〇月  富山考古学会・万葉歴史館  於高岡市万葉歴史館
大伴家持の国内巡行をめぐって 平成六年一一月 万葉講座 於高岡市万葉歴史館
正倉院の荘園絵図と越中 平成七年一一月 富山県公文書館歴史講座  於富山県公文書館
正倉院の荘園絵図と越前 平成七年一一月 福井ライフアカデミー  於福井県立博物館
大伴家持と布勢水海 平成八年一〇月 ロータリー講座 於氷見ロータリークラブ
大伴家持の氷見・能登紀行 平成九年八月 氷見夏季大学 於氷見市教育文化会館
お金のはじまり―和同開珎を語る― 平成一〇年六月 埋文普及講座 於富山県埋蔵文化財センター
古代史との出会い 平成一〇年一〇月 富山県立雄山高校五〇周年記念講演  於雄山高校 
大伴家持の越中・能登紀行 平成一一年三月 富山市民大学記念講演  於富山市民プラザ
富本銭と天武の時代 平成一一年七月 歴史講座 於富山県公文書館
大伴家持・池主と深見村 平成一二年八月 氷見市博物館協議会講演  於氷見市民会館  
加茂遺跡出土木簡の意義 平成一二年一一月  砺波散村地域研究所研究会  於砺波市文化会館
万葉の村・「牓示札」の村 平成一三年五月 歴史講座 於富山県公文書館    
古代北陸道の津・駅・村―渤海使の往来した時代― 平成一三年一一月  富山市日本海文化研究所講座      於富山市民プラザ
福井平野に広がる東大寺の荘園 敦賀市・気比史学会 平成一四年九月  於敦賀市役所
「氷見の歴史と文化を考える」フォーラム(コーディネーター) 平成一四年一二月 於氷見市中央公民館 
大伴家持のみた日本海地域  平成一五年一〇月 富山県日本海学講座  於ボルファートとやま
大伴家持の能登紀行 平成一六年七月 石川県立生涯学習センター・クリエイティブ講座 於石川県立生涯学習センター
高志国の成立  平成一七年二月 石川県埋蔵文化財センター於石川県埋蔵文化財センター
日本古代的季節与行事  平成一八年九月   於大連民族学院(国際語言文化学院)
大連大学国際学術交流報告会 於中国・大連大学(中国東北史研究中心)
日中間の学術交流とデータベースの共有化 平成一八年一一月
中国人民大学交流講座 於中国人民大学歴史学院(北京)
渤海国からの使者 平成一九年八月 日本海洋上セミナー 於ウラジオストク行き “飛鳥Ⅱ” 
大伴家持と能登  平成一九年九月二二日 於大学コンソーシアム石川(いしかわ学講座)
中国発見の「和同開珎」にみる国際交流 平成一九年一一月  ORC東京フォーラム 於学士会館
京都再発見「越中国鳴戸荘園図」の価値 平成二〇年七月 氷見夏季大学 於氷見市海浜植物園
大伴家持と古代の砺波―万葉と荘園絵図を読む― 平成二〇年一〇月 於富山県民生涯学習カレッジ
能登と対岸アジアの交流―渤海国からの使者― 平成二〇年一一月二七日 ふるさといしかわ講座 於石川県立生涯学習センター
渤海国王の使者と能登半島―能登と対岸アジアの交流 平成二一年七月二日
県民大学校「いしかわを知る講座」 於石川県立生涯学習センターin 能登
渤海交流と能登・金沢―もうひとつのシルクロード― 平成二二年一月  於金沢尾山ライオンズクラブ                      海を渡った和同開珎 富山第一銀行記念講演会 平成二二年四月一六日於富山第一ホテル
大伴家持の砺波巡行と東大寺荘園―高瀬遺跡に関連して― 平成二二五月 南砺市民大学 福光福祉会館                         国宝「越中国射水郡鳴戸開田地図」と万葉の世界 平成二二年五月二七日 富山県図書館協会総会    
遣唐使と渤海使 平成二二年九月一六日 中国・中日学術交流講座  於遼寧師範大学                              もうひとつの遣唐使―「旧満州」の地を訪ねて― 同年一〇月四日 金沢西南部商工振興会 於ホテル金沢
天平の渤海交流―海を渡った和同開珎―    城西大学エクステンション講座 平成二三年二月一二日 於城西大学紀尾井町キャンパス
天平の渤海交流 富山県公文書館歴史講座 平成二三年五月一二日   
高志国の成立と展開 古事記学会全国大会・記念講演(高岡市)平成二三年六月一八日
古代日本と中国東北交流 黒龍江流域文明論壇二〇一一 於中国・鶴崗市  平成二三年七月一二日
渤海早期と古代日本の交流特性 図們江学術論壇二〇一一 於中国・延辺大学  平成二三年八月二二日
古代日本与高麗・渤海交流 大連大学(東北史研究中心)講座 於大連市  平成二三年一一月一六日
(集中講義) 遣唐使と渤海使・遣唐使と大伴家持の時代 於大連理工大学  平成二三年一二月初旬(一週間)
古代日本与渤海国王〈大欽茂〉黒龍江省民族研究所(ハルビン市) 平成二四年八月八日  
渤海王国と北陸の交流 富山県民カレッジ(雷鳥会)二一世紀講座①  平成二四年一〇月三日 
海を渡った和同開珎  富山県民カレッジ(雷鳥会)二一世紀講座②  平成二四年一〇月一七日 
中国東北の渤海文化遺産 富山県民カレッジ(雷鳥会)二一世紀講座③ 平成二四年一〇月三一日
高志国から越中へ  富山県民カレッジ二一世紀講座①   平成二五年一〇月七日
古代日本与唐代文化交流―敦煌・長安与日本的連動―敦煌楽舞国際学術検討会(西安市) 同年一〇月一一日
大伴家持の『旅』―能登・越中をめぐる―富山県民カレッジ二一世紀講座②  同年一〇月二八日
大伴家持と大伴池主―友情と別離― 富山県民カレッジ二一世紀講座③ 同年一〇月八日 
渤海王国と≪高志の国≫の交流 富山県日中友好協会・日中友好のつどい(富山)平成二六年五月二一日 
東アジアの多文化と日本の交流 第四回あつぎ協働大学(厚木市)同年一〇月二五日         
古代日本与黒流江流域文明連動―日本史書中的粛慎・靺鞨・渤海―(中国・黒河学院)同二八年九月一六日
丝绸之路与日本古代的民族交流―以唐朝时代为中心―(大連民族大学) 平成二九年一一月二二日-二五日
シルクロードと日本の古代文化 富山市藤木新町自治公民館    平成三〇年一月二八日
大伴家持と高志国の「旅」―巡行と遊覧―(東京都小金井市)小金井雑学大学  同年三月一八日
大伴家持生誕一三〇〇年―高志の国の「旅」と季節歌― 城西大学エクステンション・紀尾井町講座 平成三〇年六月二三日
東アジアの交流と文化遺産―古代日本と渤海国―  軽井沢文化講座(中軽井沢図書館)同年七月一五日
丝绸之路与日本古代文明 黒河学院極東研究院学術論壇(中国・黒河学院  同年九月一七日
丝绸之路与日本古代的文明交流―以唐朝时代为中心―大連工業大学外国語学院(大連市)同年一一月二九日
絲綢之路与《万葉集歌人》大伴家持的時代 第二回敦煌楽舞国際学術検討会(中国・西安音楽学院)令和元年九月二八日
シルクロードと渤海国―もう一つの遣唐使 筑紫女学園大学公開講座 同大学ホール 同三年二月一三日 
シルクロードと「大伴家持の時代」太宰府市国際交流協会公開講演会 プラム・カルコア太宰府ホール 同年 二月一四日 
シルクロードと大伴家持の時代ー天平の交流回廊へ招待ー 魚津市立図書館 令和四年三月一九日    

藤井一二  著作目録Ⅱ(論文リスト)    

藤井 一二 「国分寺創建と越中国分寺」『富山史壇』 高瀬重雄博士還暦記念号 越中史壇会 1969/12
藤井 一二 「平安時代の土地売買について-特に大和・山城を中心として」『日本歴史』二七一号 吉川弘文館 1970/12
藤井 一二 「律令国家展開過程の国師について-地方国衙の仏教活動を中心にして」『続日本紀研究』一五三・一五四合併号 1971/03
藤井 一二「法華寺の造営と寺領」『ヒストリア』六三号 大阪歴史学会 1973/06(『初期荘園史の研究』塙書房 所収)
藤井 一二 「平安時代の銭貨と土地売買」『日本歴史』三一二号 吉川弘文館   1974/05
藤井 一二「初期荘園と地方豪族」『日本史を学ぶ』 原始・古代  有斐閣選  1975/08 (『初期荘園史の研究』塙書房 所収)
藤井 一二「越中の産業と貢納形態」『富山県史』原始・古代編  1976/12
藤井 一二 「東大寺領荘園の形成に関する基礎的考察」『古代国家の形成と展開』吉川弘文館 1976/01 (『初期荘園史の研究』 塙書房 所収)
藤井 一二「初期庄園の経営構造」『日本史研究』一九五号 日本史研究会  1978/11 (『初期荘園史の研究』塙書房 所収)
藤井 一二 「『和同開珎』の創鋳と呼称」『続日本紀研究』二〇〇号 1978/12
藤井 一二 「庄所の構造と機能.-古代の北陸庄園を中心にして」『北陸歴科研会報』一三・一四号  1978/05 (『初期荘園史の研究』塙書房  所収)
藤井 一二 「『平城宮木簡』と遣渤海使『北陸万葉集研究』創刊号 1979/12
藤井 一二 「初期庄園の経営と労働力-越前国東大寺領庄園を中心にして」 『日本海地域の歴史と文化』文献出版(『初期荘園史の究』塙書房 所収) 1979/02
藤井 一二 「東大寺領越前国道守庄の形成」『日本海地域史研究』一 文献出版  1980/06 (『初期荘園史の研究』塙書房  所収)
藤井 一二 「『勅施入』庄園の開発に関する一考察-越中国東大寺領庄園を中心として」『日本海地域史研究』二   文献出版  1981/02(『東大寺開田図の研究』塙書房  所収)
藤井 一二「日本古代庄園の成立と開発-越中国砺波郡石粟庄を中心にして」金沢経済大学経済研究所『年報』一  1981/03(『東大寺開田図の研究』 塙書房  所収)
藤井 一二 「八世紀における非占定庄園の特質-東大寺領井山・杵名蛭・石粟庄を中心にして」『金沢経済大学論集一四ー三 金沢経済大学 1981/03(『東大寺開田図の研究』同上) 
藤井 一二「大寺社領の成立と分布」『日本歴史地図』柏書房  大寺社領項 1982/07
藤井 一二 「初期庄園の耕地と農民-越前国東大寺領庄園の展開を通じて」『経済学における理論と歴史』荒牧哲郎教授還暦記念論文集  文献出版 1983/03(『初期荘園史の研究』塙書房  所収)
藤井 一二「東大寺『桑原荘券』の研究」『歴史への視点-真宗史・仏教史・地域史』桂書房 1985/11(『初期荘園史の研究』塙書房 )
藤井 一二「荘園絵図と荘園遺跡-考古学・文献史学の接合への試み」『考古学ジャーナル(荘園の考古学)』ニュー・サイエンス社  1985/01
藤井 一二「初期荘園の開発と労働力編成」『歴史学研究』五四四 青木書店 1985/12 (書評)小口 雅史  藤井一二著『初期荘園史の研究』 図書新聞 図書新聞社 1986/09/20     表題―「全体像構築の問題意識―成立と展開明かした画期的業績―」
(書評)今津 勝紀   藤井一二著『初期荘園史の研究』『続日本紀研究』二四九  1987/03
(書評)小口 雅史   藤井一二著『初期荘園史の研究』『日本歴史』吉川弘文館   書評と紹介  1987/05
(書評)小口 雅史 藤井一二著『初期荘園史の研究』『ヒストリア』一一六 大阪歴史学会 1987/09
(書評)丸山 幸彦  藤井一二著『初期荘園史の研究』 『日本史研究』 二九九 日本史研究会   1987/07
藤井 一二 「律令田制と荘園の成立」「荘園村落の成立と歴史的前提」「荘園村落の構造と共同体」『初期荘園史の研究』所収 塙書房   1986/06
藤井 一二 「正倉院の荘園絵図と越前」『福井の文化』九   福井県文化振興事業団  1986/10
藤井 一二 「正倉院蔵『越中国砺波郡井山荘絵図』の史的世界」『砺波散村地域研究所研究紀要』四 砺波市立礪波散村地域研究所 1987/03
藤井 一二「初期荘園の経営と在地首長層-越中・越前を中心として」『金沢経済大学論集』二一ー二・三  (『東大寺開田図の研究』所収)1987/03
藤井 一二「『東大寺開田図』の系譜と構成」『古代史論集』直木孝次郎先生古稀記念会 塙書房 (『東大寺開田図の研究』所収  1988/08
藤井 一二「国指定史跡《じょうべのま遺跡》と寺領荘園-墨書「西庄」と「丈部吉椎丸」木簡」『日本海地域史研究』八 文献出版1988/10
藤井 一二 「『荘所』の形成に関する基礎的考察-越中・越前を中心にして」 『日本の前近代と北陸社会』思文閣出版  1989/05(『東大寺開田図の研究』所収)
藤井 一二「開拓と村落-八世紀の村落形成を中心にして」『日本村落史講座』景観編 原始・古代・中世 雄山閣出版  1990/08(『東大寺開田図の研究』所収)
藤井 一二「東大寺領越中国大藪荘の絵図と経営環境」『金沢経済大学論集』二六ー一・二 1992/10  (『東大寺開田図の研究』所収)
藤井 一二「史跡・高瀬遺跡の史的性格-墨書土器・木簡をめぐって」『歴史地名通信』一八号  平凡社地方資料センター  1993/02
藤井 一二「荘園絵図とその歴史的世界」『福井県史』原始・古代編  福井県 1993/03
藤井 一二「古代における荘園絵図の描写と画師」『古文書研究』三七 日本古文書学会  吉川弘文館  1993/06 (「東大寺開田図の研究」所収)
藤井 一二「東大寺領越中国鳴戸荘の立地と開発」『歴史の中の都市と村落社会』思文閣出版  1994/10 (「東大寺開田図の研究」所収)
藤井 一二「『越中国礪波郡石粟村官施入田地図』の歴史的性格」『続日本紀の時代』塙書房  1994/12 (「東大寺開田図の研究」所収)
藤井 一二「大伴家持の旅」『歴史の道・再発見』家持から野麦峠まで フォーラム・A(大阪) 1996/07
藤井 一二 「『墾田』と『観音寺』の墨書土器」『富山市考古資料館報』富山市考古資料館  1997/03
藤井 一二「序章-東大寺開田図の史料と研究」「国司解と荘園絵図ー神護景雲元年の東大寺荘園絵図」(新稿)『東大寺開田図の研究』塙書房  1997/02
(書評) 小口 雅史  藤井一二著『東大寺開田図の研究』 塙書房  『日本歴史』四月号  吉川弘文館  1998/04
(書評)堅田 理   藤井一二著『東大寺開田図の研究』『日本史研究』四三三 日本史研究会 1998/09
藤井 一二「『墾田』と『観音寺』の墨書土器」『富山市の古代文字』1997/3
藤井 一二 「お金の始まり-和同開珎を語る」『埋文とやま』 富山県埋蔵文化財センター所報 1998/11
藤井 一二「古代の農事と季節構造.-閑月を中心として」『日本古代の国家と村落』塙書房  1998/07
藤井 一二「大伴家持と能登の旅」 日本航空機内誌『ウインズ』十二月号    日本航空発行 1998/11
藤井 一二「大伴家持の国内巡行と出挙―郡・郷にみる正税稲の配置と運用」『情報と物流の日本史』雄山閣出版  1998/10
藤井 一二「奈良時代の遣渤海使と能登・加賀」『富山史壇』一三〇号 越中史壇会  1999/11
藤井 一二「富本銭と星座」月刊『中央公論』十二月  中央公論新社  1999/11
藤井 一二・宮森俊英・藤井 一乃「天平文化にみる季節食品と加工食材の歴史・考古学的研究」『食文化助成研究の報告』 味の素食の文化センター発行 1999/11
藤井 一二「日本・渤海国の交流と北陸地域-渤海使の往来を中心にして」『環日本海圏における経済・文化交流と歴史的環境』金沢経済大経済研究所《特定共同研究》金沢経済大経済研究所 2002/03
藤井 一二「大伴池主・家持と『深見村』-万葉集と加茂遺跡木簡を中心に」『越の万葉集』高岡市万葉歴史館論集 笠間書院 2003/03
藤井 一二「天平期における加賀郡『津』と遣渤海使-「天平二年」「津司」墨書銘を中心に」五〇周年記念『続日本紀の諸相』塙書房 2004/10
藤井 一二「古代北陸道における『加賀郡牓示札』と歴史的環境」『金沢星稜大学経済研究所年報』二五 2005/03
藤井 一二「渤海使の来往と日本海地域ー八世紀を中心にして」『古代の地域社会と交流』岩田書院 2005/10
藤井 一二「天平期にみる在地社会の出挙運営ー畝田・寺中遺跡出土の出挙木簡を中心に」『共時的・通時的構造からみた地域』東洋大学人間科学総合研究所プロジェクト研究報告書 2005/03 (藤井・客員研究員)
藤井 一二「高志国から越中国へ」「大伴家持とその時代」「奈良時代の社会と生活」「北陸道の駅制」以上『氷見市史』Ⅰ・通史編一所収(藤井・古代部会長)2006/03
藤井 一二「高志国の成立ー古代北陸道の歴史的前提」『北東アジアの交流と経済・文化』金沢星稜大学共同研究報告 桂書房  2006/05
藤井 一二 「天平期、加賀郡「津」地域の出挙運営」『東アジアの交流と地域諸相』 思文閣出版   2006/03
藤井 一二 「『鳴戸荘園図』再発見ー越中万葉の生活想起」『北日本新聞』 2008/06/11 
藤井 一二「北東アジアと古代日本の交流と歴史文化遺産」文部科学省学術研究高度化推進事業『北東アジアと北陸地域の経済・文化交流に関する学術情報の集積と学際的研究』2009/03
藤井 一二「渤海王城と天平の交流-よみがえる渤海遺産」など 藤井『天平の渤海交流』塙選書 所収  2010/04
藤井 一二「高志国の成立と展開―「高志」から「越中」へ」『古事記年報』五四号 古事記学会  2011/03
藤井 一二「中国発見の日本〈和同開珎〉銭と国際交流」『東アジアの交流と地域展開』所収 思文閣出版 2012/06
藤井 一二・王禹浪 「古代北東アジアにおける日本・渤海国の交流に関する資料集成と歴史的、考古学的研究」『三菱財団研究報告書』二〇一二年度 三菱財団 2013/03
藤井 一二「渤海王国と高志の国の交流」『日本と中国』一九一~一九三号 日中友好協会 2014ー2015
藤井一二「大伴家持生誕一三〇〇年」松蔭大学文化教育研究所『研究年報』六号  2018/03
藤井一二「大伴家持と越路の水海ー謡「藤」の舞台」月刊『国立能楽堂』七月号   2018/07
藤井一二「因幡の大伴家持」『日本海新聞』文化欄 新日本海新聞社 2018/09
藤井一二「洛陽発見の李君墓誌―吉備真備と大伴家持の時代」藤井編著『シルクロードと大伴家持の時代』所収     東アジア多文化交流ネットワーク刊(オンデマンド版)   2021/03

付記  本リストは、小口雅史(法政大学教授)編「日本古代史関係研究文献目録データベース」(古代史研究文献目録データ)により、補筆しました。当データベース検索の恩恵に謝意を表します(2022年7月、藤井記)。