癒し、癒され
絵には癒すチカラがある、そう信じている。
「こんな絵あるんだ!」良い発見や良い刺激になることもある。
「この絵、好き!」そう言うてくれたら、嬉しい。
実際に人に出会わなくても、"絵を通して"
時代を超えて、私たちはすれ違いざま出会っているのだ。
絵を描く人、見る人がこうして出会う。
絵を見てなにか感じて、ハッとさせられたり
好きだなと思ったりする。
絵を描く人は、色んな工夫する。
絵本だったら対象は子どもだ。目線を子どもにして考える。発見する。そして絵を何度も描いて工夫をする。
「絵本作家のアトリエ2」という本を読んでいて、良い言葉だなぁと感じた文章がある。
「自分自身に正直になることによって、会うはずのない別の時代のだれかと、どこかですれ違いざま、感じ合う。これ見よとばかりの行為は上面だけのやせた精神の表れだ。時と場を超えて、同じ地平で会う、そのことが、絵の本質であり、絵本の有りようの、一番大きな姿じゃないかなあ」。
106ページ 梶山俊夫さんの言葉
「子どもの物語は時代から離れていて、大人の文学を反映するものじゃないと思う。子ども自身が物語のまっただ中にいるわけだから、過度な心理描写なんてやるべきじゃない。そんな反逆心から、絶対子どもの物語を書いてやろうと思ってできたのが『かえるくんとけらくん』なんだ」。
116ページ 得田之久さんの言葉
人は癒し、癒され生きている。
いとこの子ども(5さい)が私を描いてくれた。
カラフルな色にこだわって描いていて顔がブルーなのも良いデザインだ。
すごく嬉しかった。
一緒に遊んでくれてありがとう。
近くで小さな子どもの成長が見られて幸せだ。
人を大事にする。
そして大事な人のそばにいて笑う、笑顔でいる。
話をする、顔を見る。
そばにいてくれるってどれだけありがたいことなんだろう。
「ありがとう」「ごめんね」を繰り返して、良い関係を作る。
ひとつひとつ向き合い、丁寧に生きることができたら、どんなに素晴らしいことなんだろう。
良い絵が描けなくても、自分らしい絵が描けたりするのだ。
そう、私は私の絵を描くんだ。
時代が追いつかない、私らしい絵を。
「無難じゃなくて突き抜けろ!」
by my husband
「これが私!」くらいの我が出ても良いのだ。
そんな私の作品を読者の皆さんに届くといいな。
いつかどこかで見てくれたら嬉しい。
読んでくれてありがとう。
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