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お手伝いは必要?

多くの生徒を指導していく中で、とっても考えさせられた生徒もおります。

学校の定期テストには提出物がつきものですが、その提出物を期日までに提出できない生徒は一定数以上おります。

間に合わない生徒がほとんどだと思われるかもしれませんが
実はできていても提出自体を忘れてしまう生徒も一定数おります。

たくさんカウンセリングしていき、判明したのは
提出物の提出に意義を見出せないということが、なんとなくわかってきました。
自分が損をすることに、痛みを感じないタイプです。
怒られなれてしまったというか。
せねばならないことだから、できて当たり前ではなかったのです。

強制してもできるようになりませんので、できたときにとにかく一緒に喜ぶということを徹底しました。
すると、次第にできるようになっていきました。

つまりせねばならないことが、誰かのためになるというか、喜ばしいことなんだと感じるようになったのだと思います。

前置きが長くなりましたが、表題のお手伝いは以上の理由から必要だなって思います。

小学生の間は、比較的子どもが言うことを聞きますし(笑)
時間的余裕もあるので、何かしら役割を持たせている家庭も多いと思います。
それが、中学生にあがって部活も大変だからといって、外してしまう人もいますが

もったいないです。

約束を守ること、誰かのために行動すること
できなければ迷惑がかかること

社会に出ても必要なことです。
お手伝いから学んでいければ、例としてあげた提出物などもしっかりやって当たり前になり、自分のためにもなっていると感じて、自立につながっていくのだと思います。

やってもらった側も、やってもらって当たり前ではなく
「いつもありがとう」
と伝えられれば、良いですね。

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