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ほとんどの毒舌は成立しない

おはようございます!

ピアノを練習していたり、作曲を独学で学んだりしているwataruです!

最近はピアノ練習の後に動画を撮って、その様子を毎日Youtubeに投稿しているので是非Youtubeチャンネルの方も覗いてみてください!

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今日は寝すぎることなくいい時間に起きることができたので、このいいスタートダッシュの流れに乗って一日を過ごしていこうと思っているwataruです。


ということで本日は「ほとんどの毒舌は成立しない」というテーマでお話をしていこうと思います。


というのもまあテレビやバラエティに映っているような毒舌や歯に絹きせずものを言うみたいなものはエンタメ要素も入っていると思うので少し毛色が違うかもしれませんが、皆さんの周りに一人くらいは毒舌キャラというような感じで人を貶すことで笑いを取ったりしている人がいたりすると思うんですね。


お恥ずかしいことに僕自身学生の頃はプライドが高かったというのもあって、いわゆる毒舌とかズバズバものを言って笑いを取るみたいなやり方をしていた時もあって、今思うとすごくタチの悪いことをしていたなあと思うんですが、今現在それなりに成熟した大人になった僕として考えた時に”ほとんどの毒舌は成立しないもの”だと思っていて、それは毒舌というものは言う側にものすごく高い技術の必要な笑いだと思うからなんですね。


というのも僕自身最近ではそれなりに上手く受け身を取れるようになってきていて、どんなことを言われても笑いに昇華したり、”そんなことを言うなよ〜”とか、”おーい!やめろー!”的なことを言ってその場を成立させるような動きを取れるようになったんですが、こっち側に回るようになってわかったことがあって、それは言われている方はお笑いとはいえそれなりに強めの力で殴られているということなんですね。


つまり言われている方はそこそこの痛みを負っているんだが、何とかしてその場の空気を悪くしないようにとか、みんなが笑えるようにという優しさからそれを笑いに変えているだけなので、毒舌とかズバズバものを言うみたいな関係が成立しているように見える場合のほとんどは受け身を取る側の技術や懐がものすごく深くて、その人の優しさの上に成り立っている笑いであることがほとんどだと思うんです。


これが毒舌とか歯に絹きせずにものを言うというような笑いが成り立っている多くのパターンだと思っているんですが、正直この形だと僕自身関係性としてちゃんと成立していないと思っていて、それこそこの笑いが受け身を取る側の技量に全て委ねられているという0、100の構図になってしまっているという点でちゃんと成立していない笑いだと思うんですね。


ただ僕自身色々と受け身の立場を経験してみて、これが笑いとして成立していた場面もそれなりにあったなと思っていて、それは言う側が”痛みを知っている人”であること、”自分も言われる覚悟ができている人”だった場合にはこの笑いが上手く成立しているなと思っているんですね。


それこそやっぱり毒舌キャラとかズバズバものをいうキャラみたいなものを想像した時に思い浮かぶのは、”有吉さん”とか”マツコさん”とかだと思っていて、この二人を見てみてもものすごく色々な苦しい経験とか、自分自身がすごく痛みを受けた経験があるような人だと思っていて、人の痛みを知っているからこそ受け身側だけに委ねることなく笑いに昇華することができたり、自分も受ける覚悟ができているから場面によっては自分が受け身をとってその場を上手く笑いに変換するということができるんだと思ったんですね。


そしてこれこそが本当の毒舌とかズバズバものを言うみたいな関係性のあるべき形だと思っていて、”人の痛みを知らない人”や”自分が言われる覚悟もできていない人”が吐いている毒舌やそんな人がズバズバものを言うみたいなものは関係性として破綻しているので、そんな人は早いところ自分が受け身を取る側に回って経験をして欲しいなと思いました。


ということで本日は「ほとんどの毒舌は成立しない」というテーマでお話をしてみました。

ではまた!



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