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NewsCafe 6/15

コロナ・感染症関連

感染症危機管理庁の設立

今更、という声もありますが、むしろコロナ対策の知見も溜まってきて、また海外では新亜種による再度の感染拡大、サル痘症の感染拡大が起きており、現時点で感染症危機管理庁の設立は一歩前進と評価したいところ。

さて、その感染状況ですが、国内が安定している一方で、世界では感染が再度拡大中。アメリカでは一日に10万人、イギリスは重症者数に視点を置き感染者数は追わなくなってきています。
これは重症者という医療機関への負担をバロメーターとするように変化した一方で、観戦を把握する検査キットの不足も一つの要因でしょう。

世界で広がる新亜種情報

米英ではオミクロンの新亜種「BA4」「BA5」が感染者に占める割合を増やしており、感染者数自体も増加中。
英国の感染症センターでは、特段の感染力や重症化の兆候はなさそうと発表していますが、一方でCDCでは現行のワクチンに対する耐性が1.8倍ほどあるというデータを公開。モデルナは既にBA4、BA5に対応するワクチンの治験段階に進んでいるそうです。
日本の厚労省は、これらの米英の研究状況、対応状況をみて水際対策を検討していると思われますね。

世界の経済状況

世界の経済ニュースを見る前に、日米欧州の金利対策と景気、インフレ状況を超簡単にまとめると以下の通り。

日本のメディアは、「日本の円安」に焦点を当てて記事を書いていますが、実際円安の原因の一つは、世界の経済状況が個別に異なっており、その差が円安につながっているからだと思います。


アメリカ

その大きな要因の一つである、世界的に高騰している石油、LNG。
バイデン大統領は「もっとだせ、利幅を縮小しろ」と石油会社を非難したようですが、実際、そんな簡単に対応できるものでは・・・。

そんな中、アメリカのフリーポートで火災が。

火災の原因は、貯蔵タンクから運搬船にLNGを移送するパイプでLNGが漏れて気化、引火したことだという。約40分後に鎮火された。

貯蔵タンクは無事のようなので、米国国内には振り替えていけるかもしれませんが、運搬船への移送ができない模様。フリーポートからはJERAが購入し、東京電力や中部電力に供給している。

フリーポートLNG社は14日、火災で設備が破損した同プラントのフル稼働時期は「2022年後半になる」と発表した。

今年の冬に間に合うだろうか???
ちなみに、東京電力や中部電力、またJERAからは特に発表が出ていないが、あくまで公開されている資料からの推測では、東京電力は調達している数%程度が影響を受けるんじゃないかな、と。この辺は後段のエネルギー問題でも触れようかと。


こんなに乱降下するものを共通通貨にはできないでしょwwww
エルサルバドルはIMFからも莫大な借り入れがあるうえに、購入したビットコインは大暴落していて、これはマジで国がヤバいのでは。

そのエルサルバドルでは、財務大臣がビットコイン下落の影響は軽微、と。一方で、新規調達は控えるようです。まあ、既にIMFから多額のドルを借り入れているので、警備ではないと思うけどな・・・。


ドイツ


エネルギー問題

マレリ、潰れかねないし。
TOYOTA生産方式で、親会社の子会社の苦境へ



https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220607003/20220607003-1.pdf



24日~25日 EU会議(岸田さんは欠席)
26日~28日 G7(エルマージョ)
29日~30日 NATO(マドリード)





フォン・デア・ライエンはまた、イスラエル、アラブ首長国連邦、バーレーンの間の関係を正常化するドナルド・トランプ前米大統領によって仲介された一連の物議を醸す合意を賞賛した。


アメリカも自国の原油が値上がりしていく中で、ロシア産原油の取引を完全に禁止させていくことは難しいでしょうね。EUでは段階的な切替を推進するようですが、経済状況がそれをどこまで受け入れられるか。
また、クアッドに参加するインドがロシア産原油の購入をしている現状では、中ロの原油購入を禁止することもできず、インドの強かな外交も発言以上に実際の経済、貿易、そしてその規制対応を見て判断するほうが妥当でしょうね。

ウクライナの汚職はどれほど問題がありますか?
というアルジャジーラの記事。ウクライナ歴代大統領が解消できなかった汚職について深堀しています。ゼレンスキーを神格化せず、アメリカと一定の距離を取る中東メディアならではの記事。

https://www.aljazeera.com/news/2022/6/15/germany-to-redeploy-troops-to-bosnia-as-part-of-eu-mission

ボスニアの約半分を占めるセルビア人区域「スルプスカ共和国」
セルビアがロシアへの理解を示す中、ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦からの独立の機運を見せている。




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