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【白猫TCG】「推しで勝ち切る」って難しい。【日記&デッキ紹介】

1.はじめに

どうも、本職の繁忙期を迎え、最近なかなか遊ぶ時間を確保できていないMacroです。
何かと物騒なニュースが飛び交う昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
くれぐれも体調にはお気をつけください。

白猫TCGのフレンドミーティングが新型コロナウイルスの影響でなくなり、毎週の楽しみもしばらくはおあずけとなりましたので、その間は本家・ネコカ問わず執筆に精を出してみようかと思います。
(フレミ中止は残念ですが、致し方なしですね・・・)

さて、そんな今回は以前もご紹介した我が最愛のカスミをテーマとした「カスミデッキ」、その記事を書こうかと思います。
10弾環境になって久しくなりましたが、ようやく今弾のカスミデッキが固まりました。(大体繁忙期とクラウディアの研究にかかりきりだったせい←)

9弾環境でのカスミデッキは以下の記事を参照ください。

これまで私は、カスミのデッキを握ってこそいましたが、実はカスミを使ってフレンドミーティングで優勝したことはありませんでした。
1敗ラインであと一歩、ということは数度あったのですが、そこからはなかなか遠く・・・次第にカスミで優勝することを心の中で半ば諦め、勝ちに行くときはほかのデッキを、カスミは純粋にネコカを楽しみたいときに使うようになっていった経緯があります。
特段プレイングがうまいわけではなく、カードゲーム経験も乏しい私にとって、「好き」を押し通して勝ち切ることはなかなか難しいものでした。
結果を残しているファンデッキ使いの方って、どういう思考回路してるんでしょうかね…心の底から尊敬しています。

しかし先日行われたフレンドミーテンングで、ついに「カスミで優勝する」というネコカを初めて以来の悲願を成すことができました。

大きな大会で優勝したわけでもなければ、特段参加人数が多かったわけでもない。人によっては些末なことかもしれませんが、私にとっては大きな節目となりました。俺、成長してた。よかった…!
しかも個人的に苦手意識のある紫と2度当たって2度とも撃破。
嬉しい嬉しい勝利となりました。

おそらく、カタログスペック的にも結果的にも、自分がこれまで組んできたカスミデッキの中では最強といっていいでしょう。
備忘録と記念を兼ねて、デッキレシピと採用理由を残してこうと思います。

2.デッキレシピ紹介

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(太字は前回からの変更箇所)
◆レベル1
ヘレナ×3、キャトラ×3、茶熊アイリス×2
◆レベル2
ヨシュア×3、紅の王×2、テオドール×2、カスミ(茶熊ver)×1
◆レベル3
覚醒ヨシュア×3、覚醒テオドール×2、茶熊ミレイユ×2、シャルロット×1、レイヴン×1
◆レベル4
サマーヨシュア×2、カスミ×2、カスミ(バーサスver)×2
◆レベル5
覚醒カスミ×1

◆モンスター
ヤンキー星たぬき×3、舞妓たぬき×2、埋葬者×2、グレイルジャガー×1
◆タウンデッキ
剣術研究所×3、赤ソウル発掘所×4、酒場×2、祭りやぐら×1

3.採用理由

今回は前回からの変更点を中心にご紹介。一枚ずつの細かい採用理由は前回の記事をどうぞ。

・「酒場」という革命児
おそらく10弾環境で最も多くのデッキに影響を与えたであろう酒場。
それは私のカスミデッキにおいても例外ではありません。
もっぱら、巷では青単に採用してテトラのサーチや、紫に刺してハロウィンオスクロルのサーチ、キサラギクライヴなどのコンボパーツ確保といった使われ方をされている印象です。
カスミデッキにとっては、ようやく現れた「赤単でカスミをサーチできるカード」となり、赤単で組んだ際のルーン達成のしやすさはそのままに、カスミを手札に引き込みやすくしたり、場合に応じて通常カスミとバーサスカスミを切り替えたりと、潤滑油としての機能を全うしてくれています。
そのおかげか、先のフレミでは3戦全てでカスミによるリーサルを実現。
運もあったでしょうが、それだけでは難しいところだと思います。

・酒場がもたらした評価基準の変化
酒場採用のデッキでは、キャラの職がより大きな意味を持ちます。
青ではテトラと職が一致したセルジュが今まで以上に使われるようになったり、キサラギクライヴをそろえるために、ドラゴンライダーのミステリー版ポンが採用されることがあったりといった感じですね。

このデッキでは赤のアーチャー枠として茶熊ミレイユとレイヴンを採用。
茶熊ミレイユは前回もデッキの展開の中軸として活躍してくれていましたが、今回はカスミのサーチ元という役割も担い、まさに八面六臂の大活躍。とても1枚では足りなかったので、枚数を増やしました。

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▲URミレイユが欲しくなる今日この頃

レイヴンは軽量の壁役兼カスミのタネとして。シルヴィアの登場以降、多くの場合で下位互換の立場に甘んじていましたが、このデッキでは職がアーチャーという点に大きな意味があります。

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▲シルヴィアの下位互換とは言わせねえ。

・テオドールが強い。マジで。
酒場がカスミデッキに革命をもたらしたMVPだとすれば、このデッキの影のMVPは間違いなくテオドールです。

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▲合武グラナドス流合戦礼法、最強説。

旧来のカスミデッキは、弱点のひとつとして「HP5以上の壁を立ててくる相手に割とどうしようもない」という大きな欠陥を抱えていました。
青や紫が顕著ですが、攻撃力4以下のカードを主体としたこのデッキにとって、壁を展開してくる立ち回り相手は超がつくほど苦手分野です。一応、サマーヨシュアなどの攻撃力5のカードを立てたり、紅の王で削ったりと少ないながら対抗手段はありましたが、それでもHP6の相手になってくるとどうしようもなかったりと、限界がありました。

そんなこのデッキにとっての救世主がテオドールです。
覚醒前・覚醒後問わずパンプアップ能力がついており、捨て山が続く限りではありますが、こちらの攻撃を強力にしてくれます。
これにより、こちらの攻撃力を5点~7点に届かせることが複数回可能になり、最悪相打ちを取れるようになるため、強気に攻撃できる場面がぐっと増えます。相手に「相打ちでキャラを取られたくない」という心理が働くのもあり、山札に大きくダメージを通せることが多くなりました。
特に紫相手の時は、大切に大切に運用したいカードです。

・カスミの採用内訳の変化
酒場を採用するにあたり、ほかのカードと職が被らず使いにくいサマーカスミは、今回のデッキではお休みしてもらうことにしました。
やはり有効に働く場面が少なく、レベル3・4にほかに採用したいカードが多くなってきたのが理由です。
また、正月テニスカスミも今回は採用していません。アシストを一つの軸としたカスミデッキにおいては、リソースを切らさずに展開できるこのカードは優秀で、パンプアップの便利さもあって長らく採用してきましたが、今回テオドールを採用するにあたって、枠を確保するために泣く泣く削りました。完全にパンプをテオドールに任せた形です。
逆に茶熊カスミは茶熊アイリスでサーチ可能なレベル2の枠として残ってもらっています。アイリスでサーチしてからバーサス版のアシストで投げつける、という動きもできるため、これがなかなか重宝します。
全体でのカスミの枚数こそ減ることになりましたが、手札に来させる手段が増えたため、そこまで気にはなりません。むしろ、いままでより確実に手元にやってきてくれるようになった印象です。

そして一番の変化が、3弾の「覚醒カスミ」の久々の登場です。

・「覚醒カスミ」の強さ

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▲3弾のカード。「赤キャラが出てくるたびに攻撃力が2ずつ上がる」というシンプルな1枚です。

これまでのデッキに覚醒カスミを採用しなかった理由は、「発動機会が極端に得にくかったから」という1点に尽きます。
ただでさえ赤単で組んだ際には手元に持ってきにくかったカスミ。それを覚醒前と覚醒後を共に手元に持ってくるとなると、なかなか難しいのが本音でした。また、やっとの思いで持ってきても、その労力に見合う成果はなかなか得られず、だったらほかのカードに枠を割いたほうがいい、ということで長らく採用してこなかったカードです。

しかし、酒場によって持ってくるのが比較的容易になったうえに、サマー版を採用しにくくなった今、覚醒カスミを再び使ってみようと思ったわけです。そしてこの考えがかなり効いてくることになります。

覚醒カスミの最大の強さは、「終盤・詰めろの場面でのプレッシャー」にあると、私は思います。
詰めろの場面において、相手の残り山札枚数を上回る攻撃力を持ったキャラで攻撃し、「キャラで受けざるを得ない」場面を作って相手の壁をこじ開ける、というのはよく使われる手法ですが、覚醒カスミはこの「キャラ受けを強いる」という点においてかなりの強さを誇ります。
赤キャラが1枚出れば攻撃力が7点に、2枚なら9点。出したのがテオドールだった場合、その効果も使って10点以上の攻撃力を生み出すことも比較的容易に可能です。終盤において、この攻撃力は相手にとって間違いなく脅威。この圧倒的火力を、相手の山に通せれば理想的ですが、そうでなくとも相手にキャラ受けを強要するプレッシャーとして相当なはたらきをしてくれるわけです。
STOPを信じて山受けしたとしても、中途半端なところでキャトラが捲れれば、剣術での削りやその他のキャラでの詰めに移行できます。

・その他の更新箇所
宿屋・正月テニスカスミの不採用もあり、リソース回復手段としてヤンキー星たぬきを採用。しかし、サーチカード多めのこのデッキにとっては圧縮した山札を引くことでモンスターを引き込んでしまう可能性も高めてしまうため、要検討ポイント。
ジャガーは弓カスミがよく回ってきてくれるようになったため、無傷で殴るチャンスメークの意図で採用。もう少し増やしてもいいかも?

4.「推しで勝ち切る」って難しい。

以上、紹介でした。
「推しで勝ち切る」。本家勢かつキャラ愛勢ならば間違いなくあこがれるであろう勝ち方です。
しかし、実際のところは環境があったり、天敵がいたり、自身や周囲のプレイングスキルがあったりと難しいものです。私はそれを身に染みて感じました。本当に大変だこれは。

しかし、勝てた時の喜びが何物にも代えがたいのも事実。
実際、今回フレミで優勝できたときは心の底から嬉しく、決勝戦は本当に手に汗握りました。お相手が各種非公認でコンスタントに結果を残している強豪プレイヤーだっただけになおさらです。

3月発売の11弾、再び私の推しが収録されます。
エレメージュ。私が白猫で二人目に好きになったキャラです。
彼女を使ったデッキもまた、組んでみたいものですね。

まったりスタイルは引き続きこのままに、しかし今回のような推しでの勝利を追い求め、これからも白猫TCGをプレイしていきたいと思います。
とりあえずは・・・この騒ぎが終息するまでスカイプ対戦にいそしむとしましょうか。

それでは、また次の機会に。

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