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【白猫TCG】激闘!秩父ガンスリンガーバトル感想戦【参加レポ】

どうも。10弾でカスミに次ぐレベルで激推ししている「側室」クラウディアのEXを2箱で自力的中させました。Macroです。

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ダイバージェンス1%の向こう側へ。嫁の一本釣り大成功の図。

あまりに嬉しくてネコカへのモチベが急上昇中です。10弾環境、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は相変わらず推しを愛でています。

さて、今回は去る11月30日に秩父で行われた、「白猫TCG in 秩父 ガンスリンガーバトル」の参加レポです。第10弾「THRONES」が発売されてから僅か3日後。まだまだ環境の方向性も定まっていない、ある意味一番楽しい時期での開催となりました。
どんなデッキを使い、どんな戦いをしたのか。
自分自身への備忘録も兼ねて、書き記していこうと思います。10弾環境の様子を少しでも伝えられれば幸いです。

※対戦記が読みたい方は、目次で③まで飛ばしてください。間がそこそこ長文です。

①仮想敵……??

さて、前回のセラータ杯の時と同じように、まずは使用者の多いであろうデッキを仮想敵として置いてみましょう。決してネコカが上手いわけではない私。ならば全国からネコカフレンズひしめき合うこの大会で勝ち抜くには、環境に構築を合わせるしかありません。

して、肝心の仮想敵なのですが。

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うるせーーーー!!!しらねーーーー!!!!!

って感じでした(おい)。
いやだって、新弾発売されて3日後ですよ!?
追加されたカードも中々に強力なもの揃いですし、今までの環境での考えがまるっきり通用するわけがありません。考察の時間もまるで足りんわ!!!!環境メタ無理です!!無理無理!!!!!!

ということで開き直って自分が一番使いたいデッキで出ることにしました。開き直り大切。
私が今一番使いたかったデッキ。それは冒頭の自慢から察している方も多いでしょうが、「クラウディアデッキ」です。

②第2の嫁デッキ「クラウディア軸」

現在進行形でデッキの調整中(実際今回のガンスリも調整を兼ねていました)であるため、詳細なレシピは載せません。代わりと言ってはなんですが、今回のデッキ作成の際の考察・思考の流れを書き留めておきます。

嫁デッキを組むにはまず嫁の研究から。
カードリストが公開されてからすぐに、クラウディアの考察を始めました。
まずは覚醒前。

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10弾から本格導入された、「除外」の概念を持ったカードです。捨て山から赤ルーンカードを5枚除外でターン中効果ダメージ無効。単純ですが、殴り手としてはかなり優秀な効果ではないでしょうか。正直、「捨てる」という言葉が1つのキーワードになっている彼女がこの能力を持ってくれたのはファン的にかなり嬉しかったり。
しかしこの歌姫、真価はこんなもんじゃありませんでした。覚醒後は、カードリストが公開されてから軽く界隈をざわつかせるくらいには衝撃的でした。

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全てを捨て、何者にも縛られない歌姫は、遂に未知の領域へ足を踏み入れる----

まずもって目が行くのがおっp・・・ではなくルーン達成効果。発動条件が激ムズですが、発動してしまえば正しく天衣無縫の極み。アンブロッカブルにダメージ完全無効という訳の分からない性能となります。

しかしこの発動が本当に難しい。捨て山に赤を無くすための手段として用意された除外ですが、現状自由なタイミングでこの効果を発動させられるほど、除外能力持ちのカードは揃っていません。一枚単位で除外できないのが厳しい…
山札回復やルーン付けなど、一時的に捨て山から赤を無くす手段なら他にもありますので、この効果をメインで考えるなら、現状こっちの手段との併用になるでしょう。
それでも難しいことに変わりはありませんが。

一応、「クラウディア以外に赤を採用しない」という手段を取ることで、無理やり条件を達成させることもできる、というのは頭の片隅に置いておくといいかもしれません。紫にクラウディアをタッチさせて、永久に効果状態にさせるというのは、そこそこの人が思いついたのではないでしょうか。私もその1人でした。
一応、紫タッチ赤型のクラウディアデッキも作ったことは作ったのですが……

実はこれがまた難儀でした。
というのもクラウディアは、効果主体で戦うならば殴ってナンボなキャラだと思います。守備にも使えますが、基本はアンブロッカブルを押し付けたほうが強い。しかし、クラウディアのイケイケ押せ押せな攻撃型スタイルと、紫特有のコントロール寄りな中・長期戦のスタイルとが、上手く噛み合っていないように感じたのです。どうにもちぐはぐ、中途半端で空中分解してしまう…そんな印象でした。

ということでルーン達成効果主体で戦うプランは一時保留に。しっくりこないデッキを持っていっても負けるだけですしね。
代わりに注目したのが、登場時効果です。

赤2枚除外でレベル1の蘇生。ルーン達成効果の方がインパクト強すぎてなかなか見られることが少ないと思われるこの効果ですが、自分にとってはこれ、かなり優秀な効果でした。

まず、単純に1枚の展開で2枚が場に出せます。
これだけでも1つの強み。そもそも山札がHPというこのゲームの特性上、山札を減らさずに面展開できるというのは大きな意味を持ちます。
また、この効果は擬似的なレベル1カードの効果コピーとも捉えることができ、効果が優秀ながらヘレナやキャトラなどの枠の都合上枚数があまり割けないレベル1カード達を最大限活用することにも繋がります。これから赤のレベル1が増えれば増えるほど選択肢が広がる効果であるため、将来性も期待できますね。
レベル1の蘇生、という観点だけで見るならば過去にミレイユという前例がいましたが、クラウディアはミレイユとは違い、自分自身も攻撃・防御にがっつり参加することができるというメリットも併せ持っています。さすが我が側室。

では、肝心の蘇生先ですが、今回私が選んだのは「シャロン」と「ガーネット」でした。
まずシャロンですが、これに関しては以前のセラータ杯で使用した「赤単自傷ダグラス軸」の経験からです。
詳しくは下記の記事のデッキ紹介を。

https://note.com/tengu_burst/n/ncdb348f6b0e1

シャルロットが制限カードになって以来、私の赤単レベル3剣士の後釜を勤め続けてくれている、このコンセプトを導入してみることにしました。
伴い、デッキ構成は剣・魔ダブルサーチ型に。

そしてガーネット。実はクラウディアとかなり相性のいいカードだったりします。
というのも、ルーン付けの効果が実質的な「捨て山からの1枚単位での赤カードの排除」になるからです。
更に、そのルーンをクラウディアにつけることによって、素出しした下クラウディアに覚醒→ガーネット蘇生→ルーンをクラウディアに付けるという流れを取れるため、覚醒クラウディアのルーン達成を助けることもできます。正に名サポーター。

以上から考えた、「クラウディアのレベル1蘇生機構と、従来の自傷ダグラス軸で培った経験との融合」、これこそが今回のガンスリンガーで使用したクラウディアデッキの基本コンセプトになります。
今回はレベル1多めの採用、ということもあり、リリーでのパンプアップも相性良しと見て、序盤の山削りをリリーに任せました。

③戦績レポート

結論から言いますと、今回の秩父ガンスリンガーの総合戦績は6勝3敗でのクリアとなりました。
内訳はこんな感じ。

1戦目 vs青単エクセリア軸…⭕️
2戦目 vs紫単ハロオス軸…⭕️
3戦目 vs10弾版進化緑…⭕️
4戦目 vs青単テトラ軸…⭕️
5戦目 vs紫単闇の王子軸…⭕️
6戦目 vs赤単魔シャル軸…❌
7戦目 vs橙単リルフェネ元帥…❌
8戦目 vs紫単ヴィル軸コントロール…❌
9戦目 vs赤黄紅王クライヴ型ソアラ…⭕️

わあい、いろんないろがいっぱいだぁ()
環境うるせーしらねーを物の見事に地で行く見事なまでのデッキバラバラ具合でした。
参加者の中には、普段からネコカをやっている方はもちろんのこと、久々に触れた人やグッズ中心に集めている人、更には遠方からの参加者と、様々な人がいらっしゃいました。
普段のフレミではなかなか味わえない刺激を貰えたのが本当に楽しかったです。是非ともまたこの形式のイベントやっていただきたいです。

さて、戦績については。
ご覧の通り、実は開幕5連勝でパーフェクト王手をかけていました。しかし、6戦目で赤同士の速さ勝負に負けた後は色々とグダグダになり3連敗。なんとか9戦目で勝利できたものの、締まりの悪い結果になってしまいました。

とはいえ、総合的に見れば勝率7割弱と、初陣としては悪くない結果に落ち着いたように思います。リリーを活用した低レベル帯での連撃、自傷ダグラスでの畳み掛けと、思い描いていた戦い方はそこそこできていたように思いました。

ただ、今回の9戦でクラウディアが勝利に絡んでくれたのは僅か1戦。大半をリリーで殴り勝ってしまったため、あまり活かしてあげることができませんでした。そこは大きな反省点ですね。

④10弾環境での変化

最後に今回の対戦を総括した時に、気になった点や「おっ、10弾だな!」と思ったことをいくつか。

◆酒場の採用増
いやマジで多かった。今回の9戦のうち、4戦で酒場の採用を確認しました。いずれも、今までサーチがききづらかった、ドラゴンライダーや紫アーチャーなどのサーチ要員として積まれています。青にはほぼほぼ積まれていましたね…
予想はしていましたが、まさかこれ程とは。
めくれるタイミングにもよりますが、手元にコンボパーツを揃える速度を上げる酒場。今後も採用が見られそうです。

◆リルフェネ元帥がやばい
ヤバイ(小並感)

ここ最近はその特殊性から、なかなか使い手が現れなかった橙ですが、今回の「強制ドロー」ギミックを活用した、リルテット・フェネッカ・HRディートリヒのデッキがトコトン辛かったです。
強制ドローって、やってること赤バーンとあんまり変わらねえじゃんかよ…(涙目)
特に手札を減らさないことを意識して組んでいる自分のような赤には、ディートリヒのパンプアップやリルテットのクソデカスタッツが厳しいのなんの…7/7は面倒見きれんよ…(涙目)

◆「相手の山への除外」は見られず
まだ有効活用できるビジョンが見えないのか、相手の山の除外効果を使っている人は自分の対戦内では見られませんでした。
制限カードを除外に落とせばかなり嫌がらせができると思っていたのですが…

といった感じです。
10弾環境はまだ始まったばかり。これからどんなデッキ・どんな環境が生まれて行くのか、今から楽しみです。
私は引き続きクラウディアのデッキの改良に勤しみます。いやぁ、嫁について考えるのは楽しいなぁ……


あ、最後に。
プレイマットは物の見事にハズレたことをおしらせしまして、記事の締めとさせていただきます。
ちくせう。

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