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【白猫TCG】セラータ杯お疲れ様でした!対戦レポート&環境考察

※はじめに
この記事は、9/15に行われた第1回セラータ杯(主催:てりお様)の参加レポです!
《追記》
考察とかを文章化するのは初めてなので、読み手の感覚によって違和感あるかもしれませんが、その辺りは素人の戯言、ということで何卒よろしくお願いします。

まずはお疲れ様でした!

どうも。主に町田で白猫TCGやってることの多いMacroです。鉄は熱い内に叩け。ホットな間にレポを書こうと只今帰りの電車の中で絶賛執筆中です。

まずは改めまして、セラータカップ参加の皆さん、そして主催のてりおさん、お疲れ様でした!!
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。是非とも第2回を所望します。
個人の戦績としては3勝1敗、オポネント差での予選敗退でしたが、今回の環境考察や使用デッキ、戦い方は上手く噛み合っていたように思うので、初の試みとはなりますが、レポの文章を残させていただきます。

最後までお付き合いください!

①仮想敵はどこだ?

今回の大会、実は最初、推しのカスミ満載のデッキで出ようと画策していましたww
というのも、参加を決めた当初、セラータ杯は「ある程度まったりした大会にしたい」という噂を聞いていたからです。

ところが定員の32人集まってから蓋を開けてみると、サブマリンフェスタ覇者・猫ステ覇者・果ては某全1さんまで強豪プレイヤー続々。話がちげえ!!!

…ということで、大慌てで環境考察・デッキ構築を開始した次第です。ハイ(・_・;

閑話休題。
では今回の大会、仮想敵はどこか?
私はメインの仮想敵を「紫単」、時点で「緑系(特にLティナ型進化緑)」、「青単ダグテト型」に置きました。
どれも現環境で強いと言われているデッキ達です。特に紫に関しては、今大会の制限時間が40分だと知った時から増えるだろうと見ていました。

ハロオス・ヴィル・ミラ、型こそ色々あれ、徹底的な持久戦で相手が動くことを許さない「紫単」

一度ティナがリーダー化すればどんどん高スタッツや便利カードが出てくる上に、セーラの存在で連パン性能も高い「緑Lティナ型」

そしてとにかくダグテトでマウントを取り、その他高スタッツキャラで相手の盤面をガタガタにしてくる「青単ダグテト型」。

いずれも、この9弾環境になってからメキメキと頭角を現した色達です。




……そう。9弾環境から。


これがキーワードです。
実はこれらの三色ですが、やってることの根本自体は8弾以前と変わらないと思っています。
青が高スタッツ・ファッティで攻めたてるのは1弾からですし、緑がデッキをぐるぐる回して色んなカードを使い回すのも昔から。
紫に至っては、総選挙シャルなど一部新カードはありますが、キーカードや使っている戦法は8弾以前と根本的には同じです。

なのにこれらの色達、8弾以前の環境では、ほぼ姿を見なかった。
それはいったい何故か?

答えは簡単。環境が速攻中心だったからです。
それも、防ぎようのないほど理不尽なまでの速攻ーー会堂赤、黄t青ティナ、ソアラといった。

つまりこの3色、「展開は中速・低速だが、山札が速攻で削り尽くされてしまえばなす術が無い」という共通の弱点があるわけです。
そもそもこのゲーム、相手の山札を先に0にしたもの勝ち、つまり殴るという行為が弱いわけは無いのです。山を焼けば相手のHPを減らすのはもちろん、リソース・トリガー・ストップをそれだけ消費させることができます。おまけに赤ならば、相手山札を直に焼くこともできるため、殆どのデッキに対して、余程相性が悪くなることはありません。

そこで私は「今こそ、赤ではないか」と考えた訳です。(黄色?使うの苦手なのでログアウトしました←)

②赤単は死んだのか

ということで赤を握るに至った訳ですが、使う上でどうしても考えねばならない問題が出てきました。言わずもがな、「シャルロット」「ソアラ」の存在です。
シャルは赤を代表するメインアタッカーであり、1弾から8弾にかけて延々と環境を席巻していた台風の目。9弾環境で制限がかかり、赤を握る人が激減した理由でもあります。
ソアラは…言わずもがなでしょう。

シャル・ソアラのいなくなった赤は、死んだのでしょうか?

私はそう考えません。
むしろ、みんなが赤に対して無防備になった分、やりやすくなったと考えています。
そこで私が満を持して握ったのが、「赤単ダグラス軸」ーー己の渾身の隠し球でした。

③デッキ紹介

デッキ名:「Brave The Crown」
戦法:赤単ダグラス軸

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【コンセプト】
序盤はヨシュアやパハロ、シャルロット等でアグロ展開をしかける従来通りの赤、しかし、終盤になるとガラッと方向転換し、バーンダメージ中心の戦い方になる、二面作戦デッキです。

…と、偉そうに語ってみましたが、実は8弾環境でとある方が使われていた赤単のマイナーチェンジ版です。完全オリジナルデッキってどうやったら組めるの(白目)

手札損なく展開できるカード中心で組まれています。相手の山札を攻撃で削りつつ、パハロや各種サーチ・ドローカードを駆使し、手札は切らさないようにする。宿屋がない為、リソース切れにはご用心。なるべくリソース確保中心で考えつつ殴っていました。


最後の詰めろの手段は豊富です。
まずBrave The Lionダグラス。
自分の山札にダメージが入った時、相手の山札に3ダメージとかいう、自傷軸として革命みたいな能力をしています。
これとデュラハン・シャロンを合わせることで、1コスで相手の山に4点(正確には1+3)ダメージとかいう邪龍も涙目な山焼き能力を得ます。2枚うれば2コス8点。熱血体育教師なんて目じゃない。最強。そしてこうしたキーカードが、怪談パーティー会場や覚醒ヨシュアなどで手札に入りやすくなっている訳です。

次にKCユキムラ。レベル3からキャラチェンジ1コストで、手札を全て捨てることで枚数分の山札ダメージを与えるという、まさしく詰めろの為に設計されたカードです。
何も5点6点といった大きなダメージを追いにいく必要は無く、例えば手札が2枚の時に使っても、1ダメかつ殴れるキャラが立つ為剣術より強く、4枚の時に使えば1コスト3ダメかつキャラが立つ為邪龍より強くなります。
先述のBTLダグラスがレベル3である為、組み合わせて使えば1ターンでバーンダメージを12〜3点飛ばすことも十分可能です。(事実、今回の大会で一度これが決まっています。)

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レベル3・4でこいつらが繋がったのは奇跡だと思う。

最後に3弾ダグラス。
山札6枚以下で10点突破という、皆さんお馴染みのアレです。とはいえ、今回は「決まればラッキー」程度で入れています。メインの働きは威嚇だったので、もしかしたら変えてもいいかも。

といった具合で、最後の方はかなりバーン中心の戦い方になります。これは対紫・青といった色との中盤〜終盤にかけてを想定しています。
中盤くらいになってくると、相手に高スタッツのキャラが立ち始めます。こうなってくると、赤だけでなく他の色でも、相手の山に攻撃を通すのは至難の業。
こうした、分厚い壁の前でただ待ちぼうける、という状況を嫌い、どれだけ相手が並ぼうとも関係ないバーンを重視しました。手札に抱えていれば、紫相手だろうと問題ないしね。

以下、それ以外のカードの採用理由(簡易版)↓

◆レベル1
⚫︎ヘレナ・キャトラ・茶トラ
いつもの。今回は紅の王採用もあり、レベル1多めのガン積みスタイルです。

⚫︎シャロン
BTLダグラスのお供。ヨシュアサーチ可能なレベル1なので、能動的に紅の王のルーンを満たす際にも。

◆レベル2
⚫︎ヨシュア
いつもの(2回目)。

⚫︎モモ
トリガーで手札に来てくれるので、KCユキムラの火力底上げになってくれることがあります。なので3積み。 

⚫︎紅の王
赤のインチキカード。1ドロー簡易ジャガーって何さ。ルーン達成つらめなので3積みは無しに。

◆レベル3
⚫︎覚醒ヨシュア
いつもの(3回目)。今回はBTLダグラスサーチで大活躍。とりあえずヨシュアで殴れ!!(脳筋)

⚫︎シャルロット
いつもの(4回目)。何だかんだ優秀。とはいえ、キャラチェン3コストが重く感じることも増えて来たので、そのうち0枚になるかも?

⚫︎茶熊ミレイユ
手札損無し展開カード。お兄ちゃんサーチつよつよのつよ。素出し3コスのレベル3なので、軽量でKCユキムラに繋がるというメリットもあります。

⚫︎如月トモヤ
手札損無し展開カード。パハロサーチが強いだけでなく、自身がルーン達成していればパハロが5/4突破となり、実質シャルに化けるのも地味に強い。素出し3コストのレベル3なので(ry

⚫︎シルヴィア
レイヴンは泣いていい。素出し3コストの(ry

◆レベル4
⚫︎パハロ
赤有数の使いやすいカード。リソースを確保しつつ連パンもできるという剣士という素晴らしいカード。

◆モンスター
⚫︎ヤンキー星たぬき
対殴ってこないデッキ(紫とか紫とか紫とか)用のドローソースであり、KCユキムラの火力を増強するドーピングタヌキ。

⚫︎邪龍
いつもの(5回目)。インフィニットバーストブレスっていいながらなげるとたのしいです。

⚫︎デュラハン
貴重な回収カード、そしてBTLダグラスのお供。回収で役目を果たした後、怪談で回収して詰めろで使う動きが美しい。
最悪BTLダグラス引けなくても、1コス1点の剣術代わりになります。

⚫︎グレイルジャガー
いつもの(6回目)。赤のインチキカード筆頭。
1枚あるだけで立ち回りの幅がぐっと広がるのでやっぱり強い。

◆タウン
⚫︎剣術研究所
いつもの(7回目)。剣術起動しまーすは合言葉

⚫︎保健室
茶熊ミレイユがいるので一応。赤ソウルでもいいと思うよ!

⚫︎怪談パーティー会場
ヤンキー、デュラハン、ジャガー、いずれも立ち回りの際に鍵になってくるモンスターなので、使い回しが効くように。
宿屋と違ってテンポロスもほぼないから、屑運の俺でも安心だね!!()

④戦績レポート

⚫︎1回戦  vs 名状し難い赤黄WEジュダ軸のようなもの…負け

1回戦からクライマックス。
最初赤タウンがめくれて「赤対面かな?」と思いきや黄色がめくれて「ウォール?でもリーダーいるっぽいし…」と思案していたらマールからのデッキトップ王子・アイリス降臨。
はっきり言いましょう。完全に想定外でした。
度肝抜かれました。初体験すぎる。基本的に赤はWEアイリスに親を殺されています。こちらの殴りでトリガーを引きすぎたのもあり(殴り方考えるべきでした)、リソース足りずでそのまま押し切られ負け。
後で他の試合もみましたが、本当によく考えられた芸術的な展開でした。完敗です。

⚫︎2回戦  vs橙単セツナ軸…勝ち

切り替えて残り3連勝での2位勝ち上がりを目指して2戦目。今度のお相手はセツナでWEを釣り上げるあのタイプ。だからWEアイリスキツイって言ってんだろ!!(涙)

とはいえ今度は上手く回りました。
相手の動きで覚醒セツナを引けていないと判断するや、こちらのアグロで攻め立てて山札差をつけにかかります。ガルーダで覚醒セツナ回収→親の仇WEアイリスに繋げられますが、シャロン・デュラハンの細かなバーン、怪談パーティー→BTLダグラスからのデュラハンが綺麗に決まり、最後はデュラハンフィニッシュ。

⚫︎3回戦  vs緑t青ティナ軸…勝ち

仮想敵との衝突。自分が普段この手のデッキを愛用していることもあり、対策はほぼ万全でした。
落としてはならない相性。確実にモノにしにいきました。

進化緑ですが、Lティナを始めとした爆破リクルートは、山札からの直接召喚です。
……それって裏を返せば、山札が少なくなれば何もできない、ということであり。
山札削りはかなり有効打です。ぶっ刺さります。

アグロで削って相手の選択肢を狭めつつ、こちらの手には覚醒ヨシュア・デュラハンなどで詰めのキーパーツを準備。
最後は相手山札残り10枚台でレベル3を全落ちさせてリクルート先を潰し、そのままダグラス→ユキムラの必殺フローで勝利です。

⚫︎4回戦  vs青単ダグテト型…勝ち

仮想敵との衝突その2。
お相手は1ターン目、2ターン目と動きが鈍く、序盤こちらのモモにシザースを打ってくるなど、明らかに手札にモンスターが来すぎている動きでした。
すかさずシャルロット投入。これがズバリ的中。2回攻撃してもトリガーを一切引かず、シャルだけで山に合計17点を与えるという八面六臂の大活躍。そのまま圧倒的山札差で押し切り、勝利を収めました。
結果は3勝1敗。2位での決勝進出が狙える勝利数でしたが、オポネント差で予選敗退でした。最終結果は10位でした。

⑤制限色にも今こそ光を

ということで、残念ながら予選敗退となりました。決勝に進出したのは紫・青・緑。そして優勝者の鳥さんが使っていたのは紫でした。(鳥さんおめでとうございます!!)

環境考察はバッチリ当たっていました。
もはやこの3色が強いのは疑いようもありません。それを綺麗に証明してくれた大会でした。
そして、紫にこそ当たりませんでしたが、緑・青と仮想敵に置いた相手との対戦では勝利を収めることができ、自分のデッキ選択が全くの誤りではなかったことも、自信に繋がりました。

赤も、まだまだ捨てたもんじゃない。
(そして、おそらく黄色も。使い方わからんのじゃい!!)

またこのような大会があった際には、是非参加させていただきたいと思います。

最後に改めまして。
セラータ杯、本当にお疲れ様でした!!!

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