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女子テニス界はやっぱり日替わり女王時代になってしまうのかを考察してみる。

 2021年全米女子オープンテニス、全く注目されていなかった優勝者のエマ・ラドゥカヌと準優勝者のレイラ・フェルナンデス2人の10代によって女子テニス界はまたもや混沌としてしまった。  今回2人のパフォーマンスがあまりにも素晴らしすぎた為今後に期待する声が大きすぎるのはわかるが、あまりにも時期尚早であることを自分は釘ををさしておきたい気分である。そして準優勝者のレイラ・フェルナンデスについてはまた優勝するチャンスがくるからとはいうがそんなにすぐ簡単にくることもないことを言って

    • 大坂なおみのラケット破壊問題からの記者会見拒否問題の流れについて考察してみる。

       ※初めに現在大坂なおみは鬱ということで無期限の休養をしておりますが、だからといって全てを鬱で片づけていい話ではないし、鬱だからしょうがないというコメントは一切無視することを先に宣言しておきます。  ここ最近のテニスの話題を引っ掻き回している大坂なおみ。マスコミに多少湾曲されて伝わっている部分があるにせよ、大坂なおみならそれを織り込み済みで利用していたはず。  しかし結局はただただ我儘にやりたい放題やっているだけに見える。  確実に言えることは大坂なおみにとっての一番は

      • 2021全豪オープン終了を受けて、今後の女子テニス界を考察してみる

         最初に言い訳になってしまうことを承知で書かせていただきますが、プレイヤー考察もアップできないまま全豪オープンが終了してしまい、またまたずれ込んでしまうことをお詫びして進めさせていただきます。  まず優勝した大坂なおみは最後にとっておくとして、最初に取り上げるプレイヤーはまだプレイヤー考察していない全豪準優勝のジェニファー・ブレイディーになります。  いずれ細かい考察はするとして今回は簡単にブレイディーはどういったプレイヤーなのかを説明しますと、単純にパワーのある才能豊か

        • テニス素人が考える攻撃的なプレイヤーとして必須条件なことを考察してみる。

           最初にテニスプレイヤー考察もできず2021年になってしまい申し訳ありません。  そして全豪オープンにも入ってしまってタイミングは最悪となってしまいましたが、プレイヤー考察を差し置いてでも書くべきテーマだと思い書くことにしました。  それは女子テニスの試合を見ていてあるプレーがどれだけあるかによって結果があまりにも違うことに気がついたので、ここにその考察を述べようと思います。  先に結論から述べますが、それは試合中にどれだけストレートにストロークできるかどうかによって結

        女子テニス界はやっぱり日替わり女王時代になってしまうのかを考察してみる。

        • 大坂なおみのラケット破壊問題からの記者会見拒否問題の流れについて考察してみる。

        • 2021全豪オープン終了を受けて、今後の女子テニス界を考察してみる

        • テニス素人が考える攻撃的なプレイヤーとして必須条件なことを考察してみる。

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          テニス素人が考えるクレーコートでの勝ち方を考察してみる。

           さて、コロナのことがありテニスも御多分に漏れず影響をうけ、ツアーの大半は中止に追い込まれ、グランドスラムもウィンブルドンは中止となったが、全米、全仏はどうにか開催することができた。  先に全米のことも書いても良かったが、それに勝るとも劣らないくらい全仏では衝撃が起こったのである。  その衝撃は後々にとっておくとしてタイトルにあるクレーコートでの勝ち方なるものを素人が考えてみようと思う。  そしてそのクレーコートの勝ち方というものが素人ばりの単純明快さで、それはラファエ

          テニス素人が考えるクレーコートでの勝ち方を考察してみる。

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第17回エレナ・リバキナ)

           さてなかなか書く予定がなかったとは言いながらも実はプレイヤー考察のほうもネタというかテーマができたので取り上げるプレイヤーが出てきました。  それはトップ10を伺う有望な女子テニスプレイヤーということで、今回はタイトルの通りエレナ・リバキナを考察しようと思います。  実はエレナ・リバキナよりも取り上げようと思っていたプレイヤーがいてそれは次回の第18回に予定しているドナ・ベキッチがいるのですが、なぜリバキナを先に考察するのかといえばプレミアトーナメントを2週連続決勝進出

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第17回エレナ・リバキナ)

          テニスにおけるラケット破壊について、今敢えてテニバカが考察してみる

           書く内容がないとは言っていましたが、それでも急に思うことはあるもので、これは日本ならではと言えるテーマだと思うので書きやすいのでこうやって書くことに致しました。  まずどこから話をしてばいいのかですが、そもそも日本人は道具を大切にする信仰があるおかげでラケットを破壊する行為を非常に嫌う人が多いことが前提にある。  その道具を大切にする日本人のスポーツ選手といえば元プロ野球選手のイチローを挙げる人は多いと思う。イチロー選手の影響力を考えれば当然道具を大切にして当然といっ

          テニスにおけるラケット破壊について、今敢えてテニバカが考察してみる

          今一度改めて大坂なおみのメンタル問題を考察してみる。

           今回は大坂なおみのメンタル問題をとりあげようと思います。  今更くどいようにそれこそ、大坂なおみが10代のときから今まで言われなくなることのなかったメンタル問題。正直もう言い尽くしている感があると思われるが、大坂なおみのメンタル問題を振り返ることも含めて新たにわかっていた部分を付け加えて考察してみようと思う。  大坂なおみといえば恵まれたフィジカルとパワーという圧倒的な才能があり、将来を嘱望されていた。しかしアメリカは相手にせず、そこを日本が面倒を見てきたという流れがあ

          今一度改めて大坂なおみのメンタル問題を考察してみる。

          ムラデノビッチはなぜフェド杯になると別人のように強くなるのかを考察してみる

           今回とりあげるこのタイトル。副題としてはツアーとフェド杯によるプレイヤーのモチベーションの違いということも書いていこうと思う。  ツアーは言うまでもなく個人的な戦い、そしてフェド杯は国というチームの戦いと全く違ったシチュエーションである。  この違いこそがプレイヤー個人の力に影響を大いに与えることになる。簡単にいうとフェド杯補正というものが存在する。  このフェド杯補正とは何ぞやということだが、それは自分の為でなく、国の為、そしてチームメイト、監督の為に戦うといった目

          ムラデノビッチはなぜフェド杯になると別人のように強くなるのかを考察してみる

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第16回ソフィア・ケニン)

           さてこのプレイヤー考察も第16回を迎えた。このまま20という数字も見えそうなのでとりあえずあと4回は見通しがたちそうである。  今回のプレイヤー考察は2020年まさかの全豪優勝を遂げたソフィア・ケニンを考察する。  一言でいえばケニンの全豪優勝はセレナと大坂なおみが敗退して対戦しなかった幸運と決勝での圧倒的なパフォーマンスがあってこそだった。どちらが欠けても優勝はできなかっただろうと思う。  そしてガウフに勝利し尚且つ優勝してもガウフのライバルに挙げなかった理由。それ

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第16回ソフィア・ケニン)

          来るガウフ1強時代に対してテニバカが考えうる対抗できるプレイヤーの可能性をシミュレーションしてみる。

           正直今回も全豪終了後を受けての女子テニス界の考察を書こうと思っていたのだが、タイトルが示すとおりガウフのインパクトがあまりにも凄すぎた為、このような形となった。  それだけガウフ時代というものを何よりも強く感じた2020年の全豪オープンとなったわけだが、改めてなぜガウフが今後の女子テニスの天下をとるのではというのを考察してみようと思う。  まずはまだ現時点で16歳になっていない年齢だろう。16歳になる前にして早くも女子テニスのトップを狙わんとするだけの位置までのぼりつめ

          来るガウフ1強時代に対してテニバカが考えうる対抗できるプレイヤーの可能性をシミュレーションしてみる。

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第15回ガルビネ・ムグルサ)

           今回予告もなしにとりあげるのは、正直まさかといっていいガルビネ・ムグルサである。正直にいってムグルサをとりあげるタイミングは2020年ウィンブルドン終了後だと思っていた。それは以前のnoteで少し触れたのだが、ムグルサは2020年シーズンからコーチをコンチタ・マルチネスに変えたことである。  元々ムグルサは全仏、ウィンブルドンとグランドスラムを2勝しているわけだが、2018年、2019年と正直この2年はトップ30、トップ50レベルといえるパフォーマンスしか出せていなかった

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第15回ガルビネ・ムグルサ)

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第14回キャサリン・べリス)

           ついにやってきましたキャサリン・べリスのプレイヤー考察。  本来なら2019年にやりたかったキャサリン・べリスのプレイヤー考察。しかし復帰が2019年11月とずれこんでしまった為、それでも2020年早々に出来ることは個人的に良かったことである。  復帰がずれこんだ理由は怪我の状態が思わしくなく時間がかかってしまったことだが、それもそのはず右腕と右肘の2回の手術をすることとなり、1年半という時間を費やすこととなった。  キャサリン・べリスが長期離脱前になる2018年4月

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第14回キャサリン・べリス)

          WTAツアー前哨戦からグランド本戦へのテニバカ的ポイントを説明してみる

           カロリーナ・プリスコバの考察でWTAツアー前哨戦でのやってはいけない戦い方として全力をだしてはいけないことを説明した。  一応なぜ前哨戦を全力を出してしまうデメリットであるが、単純明快に全力を出した肉体的ダメージがグランドスラムに残ったまま大会に入ることであるからだ。  となれば逆算してグランドスラムをピークにもっていくために調整していくわけだが、とはいえ少なくない優勝ポイントもほしいプレイヤー心理も働く為、優勝するとなれば全力を出すこともやむなしと言えなくもない。

          WTAツアー前哨戦からグランド本戦へのテニバカ的ポイントを説明してみる

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第13回カロリーナ・プリスコバ)

           今回とりあげるプレイヤーは言わずと知れたトッププレイヤーの1人に数えられるカロリーナ・プリスコバである。 プリスコバをとりあげることの意味はただひとつ、なぜグランドスラム優勝できる実力がありながら、未だ決勝が一度だけで優勝できるように思えない理由についてである。  結論からいえばこれしかない。それはどんな大会でも100%の力を出し惜しみせず優勝を狙いにいく真面目さが邪魔をしているのである。  元々はなぜプリスコバがグランドスラム前哨戦だろうが、とにかく優勝を狙いにい

          テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第13回カロリーナ・プリスコバ)

          2019年女子テニスについて言い足りなかったことを心残らず挙げて見る。

           2019年内に上げなきゃいけない記事でしたが、2020年にずれこんでしまい、返す言葉もありませんが本題に入ろうと思います。  まずは今年のフェド杯を制したフランスに伴う、ムラデノビッチについて。  詳しくは改めてのnoteで別記事にしようと思いそこまで詳しく言及しませんが、サーシャコーチから一方的に契約解除されたムラデノビッチの大車輪の活躍によりフェド杯優勝に導いたことについて少しだけ。  このフェド杯決勝前にティームとの恋愛関係に終止符をうったムラデノビッチ。以前に

          2019年女子テニスについて言い足りなかったことを心残らず挙げて見る。