熱とおっぱいと私

先週の金曜日、肩こりからの頭痛が酷くて、ロキソニンを飲みながら買い物に行ったり、娘の世話をしたりしていた。午後に娘が昼寝したので、一緒に昼寝。一時間寝ないぐらいで、寒気がして起きる。

風邪は嫌だなと思いつつ、娘が起きてからドライヤーで首の辺りから背中にかけて少し温める(民間療法)。それでも頭痛はまだするし、肩もガチガチ。

帰宅してから一連の家事と娘のことを終えてから、旦那に肩をマッサージしてもらう。軽くはなるが、やっぱり頭痛。その後、バカなのでアイスを食べる。バカなのでアイスを食べる(戒めとして二回書いておく)。寒気復活。お風呂に慌てて入って、何とか身体を温める。

夜中と朝方、娘が起きたので授乳。最近はセルフ授乳に切り替えたので、こっちも娘も気がついたら寝ていることが多いのだけど、この日はやけに長く吸っていた。やっと解放されてトイレに行く途中で、まだ頭痛が残っていることが発覚して(動くと痛い)軽く落ち込む。大体一晩眠れば良くなるはずなのに。ゲームもしないで早めに寝たのに。

そして朝、旦那にまだ頭が痛い旨を伝えたら、追加で肩をマッサージしてくれた。その時に「何だか身体が熱いよ?」と言われて、熱を測ることに。

結果、39度。

朝から笑ってしまう。いやいや、まだ9月ですよ奥さん。風邪すらひいてなかったのに、色々ぶっ飛ばしてインフルエンザですか。

数字の所為かフラフラになりながら布団から起き出して、朝ごはんを食べる。が、半分ほどしか食べられない。ちょっと吐き気すらする。これはインフルエンザじゃないんじゃ…と思って調べてみたら、乳腺炎が候補に挙がる。似たような症状を起こすらしい。頭痛もするし。そしておっぱいを確認してみると、右のおっぱいにしこり!ああ、これかな?

だけどインフルエンザの可能性も否めない。大したしこりじゃない気もする。もしインフルエンザの場合は一家全滅の可能性もある。悩んだ末に近所の内科に行くことに。

幸い、近くに住んでいる実家で娘は見ていてくれるとのこと。休みだった父が8時過ぎには娘を連れて行ってくれた。私の顔を見た時の開口一番が「お前ひどい顔してるぞ」はちょっとどうかと思うけど、娘を一番見ててくれたらしいので、そこは感謝。

病院は土曜日のせいで混んでいて、待っている時間はしんどかった。熱は37度ちょっとまで下がっていたけど、とにかく頭痛が辛い。頭動かすのが怖い。

ようやく一時間ほどして呼ばれて、経緯と症状を説明する。「インフルエンザに周りでかかっている人いますか?」と聞かれたので「実は乳腺炎じゃないかと…」と伝えるとすぐ胸を確認してくれて「ああ、これは乳腺炎ですね」と病名が着く。

ここの先生(女性)は「点滴していきますか?」をまるで「ポテトもご一緒にいかがですか?」と同じぐらいのニュアンスで毎度提案してくるのだけど、今回は力強く「はい」と返答してしまった。それぐらい辛かった。

結局、二本、点滴をしてもらった。頭痛の治り様を「10段階のどの辺り?」と看護師さんに点滴前と後に聞かれたけど、どっちも「5ですかね」と答えて困惑させてしまった。動かないと良く分からなかったんだよ。ごめんね。

抗生剤と炎症止め(頭痛に効果有)を貰って帰宅。その頃には身体はだいぶマシにはなったのだけど、おっぱいはガチガチ。膿んだ場合は切開になるというネットの情報に怯えながら帰宅し、娘の待つ実家に。

そこからはとにかく娘におっぱいを飲んで貰おうとするも、いつもより遊び飲みしてばかりでなかなか飲んでくれない。色々な角度から飲ませると、解消するという方法も試すけどなかなか改善されず。

結局、月曜の夜現在、しこりはまだ残ったまま。でもだいぶ小さくなって、ホッとしている。これは娘のおかげだと思う。

今回、フラフラで調べるのも辛くて近所の内科に行ったけど、本当は母乳外来か出産した産婦人科に(問い合わせてから)行った方が確実で良いと思う。ストレスを溜めたり、肩こりを拗らせたりするとなることが多い気がするので、今後は気をつけていかないとなと一頻り反省。

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