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「初めての実践」

1年前の平成30年6月に伊都倫理法人会にご入会された本当の理由は、30年以上会っていなかった父親との関係を相談する相手が欲しかったというものでした。
天神倫理法人会 第660回の経営者モーニングセミナーは、伊都倫理法人会の諸藤英治会長をお招きして開催しました。

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父親に会いに行くこと、その時には妻も連れて行くこと、更には父親に会いに行く前に母にその事を伝えることと倫理指導を受けました。
およそ30年振りに父親に電話を入れたところ、「はい、諸藤でございます!」と電話の応対が自分とまったく同じことに驚きました。
「淋しい想いをさせてすまなかった」と父親。

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幼少期、父親から厳しい躾を受けましたが、当時は反抗心が一杯で自分の中には冷めた血液が流れていたと思います。
恩に想いを寄せると心が熱くなり、涙の温度が上がり熱い涙が流れます。自分の息子が当時の自分と同じ年齢になる頃になり、そのことが理解できる様になりました。

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自分が二十歳になりお酒が飲める年齢になった時、父親と近所の居酒屋で杯を交わした思い出があります。自分の息子も来年二十歳になり一緒にお酒が飲めるようになることにとても今からワクワクしていますが、当時の父親もこんな気持ちだったのだろうと分かりました。

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父親からのハガキの片隅に小さな絵が描かれていて、父親が「俺は本当は画家になりたかった」と。
私は大学受験に失敗して仕方なく選んだ専門学校を経て、現在までデザイナーとして長く仕事をしていることもやはり父親譲りだったのかと感慨深く想いを馳せました。

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現在の私の仕事の一つに「マイプレ糸島」という千葉県船橋市が本部のフランチャイズとして業務にあたっていますが、その関係でこの倫理法人会と出合うこととなりました。
また自宅に掲げてある書「打つ手は無限」の作者が、倫理法人会の生みの親である滝口長太郎氏だったこと、そして滝口氏はフランチャイズ本部の千葉県船橋市と重なったことも決して単なる偶然ではないと思います。

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