人に頼る事が苦手な人が、ラクに頼れるようになるためのマインドセット
人に頼る事ができない人は、多くの事を一人で抱え込みます。
「人に頼るくらいなら自分でやった方がマシだ。」
そんな思いを抱えながら生活をしていますよね。
そして人に頼る事ができない人にとって、簡単に人に頼る事ができる人を時には羨まく思ったり、時には少し疎ましく感じてしまう事もあるかと思います。
そんな方でも、本当に愛する人に頼る事や頼られる事を経験してみると、大きな快感を感じたりするものです。
今回は、そんな「人に頼る事が苦手な人の心理」と、「頼る事ができるようになる考え方」についてお話させていただきます。
何を隠そう、実は僕自身も人に頼る事に大の苦手意識を持っていました。
正確には、今でも完全には払拭しきれておらず、多くの事を一人の力で進める方が得意ではあります。
それでも仕事の都合などもあり、人に頼る機会というものはどうしてもやってくるのです。
そんな、「大の頼り嫌い」だった人間でも、頼る事への価値を見いだし、心地よく人に頼れるようになった考え方をご紹介します。
「頼り嫌い」の方々の多くは、「他人に迷惑をかける事が嫌い」と思っています。
「他人への迷惑 = 悪」だとも思っている人が多いです。
そして、
「頼ってみたけど断られた」→「相手にとって迷惑だった」→「悪い事をした」→「嫌われたのではないか」→「自分の価値が下がったと感じる」→「自信を失う」
無意識にもこのような心理が働いているでしょう。
そして、この心理のもともとは、親の教え、学校教育、会社での教えから来るものがほとんどです。
その「教え」が意識に刷り込まれていて、無意識にもその思想にアンテナが立っているため、生活の中でも「人に迷惑をかける事」に対して、過度に敏感になってしまっています。
ある意味「日本人気質の素晴らしさ」の裏側にある弊害とも言える思想でもあります。
では、逆に「頼られる立場」になった時に、どのような人から頼られたいか少し考えてみましょう。
たとえば、「いつも申し訳なさそうにしていて、断ると深く傷つく人」に頼られるのはどうでしょうか。
一度くらいは、頼られても良いけど、何度も頼られるとだんだん断りにくくなり、あなたも苦しくなってくると思います。
では、「いつも明るく頼ってきて、断っても相手はまったく傷つかない人」であれば、とてもラクになれると思います。
頼ってもらってもこちらが何の問題も抱えていない時は喜んで頼られる事ができるし、困る時はサクッと断る事ができますよね。
この事から、僕が人に頼れるようになったマインドセットとして、
・明るく頼る
・嫌ならただ断られるだけで、自分の価値が下がるわけではない。(断れる余地を相手に与える)
・自分が頼る事で相手は輝く
これらの前提を自分の中に持つようにしました。
特に3つ目の「自分が頼る事で相手は輝く」については、自己信頼が高い人に実践していただきたいマインドセットでもあります。
対人関係というのは、「自分のスタンスや心の状態次第」で出会う相手や、相手の心理状態は変わってきます。
依存的な人には高圧的な人が、優柔不断な人には独断的な人が現れる、もしくはそのように相手の心情を変化させて行きます。
なぜなら、心の底では”自分をそんな人間だと信じているから”です。
だからこそ、「自分が頼る事で相手は輝く」と信じる事で、不思議とそのような人がまわりに現れ始めるようになるのです。
日本人は「相手が困らないように」と考える文化が強いですよね。
しかしそこに捕われすぎずに、「相手が喜ぶように」と考えてみる事で、開ける道はたくさんあります。
それこそ日本人気質の良さのひとつである「相手の身になって考える」という事を、「自分だったら嬉しい事」として考えてみると、今までネガティブに捉えていた事が嘘だったかのように消えて、良い方向への行動ができるようになるのです。
・明るく頼る
・嫌ならただ断られるだけで、自分の価値が下がるわけではない。(断れる余地を相手に与える)
・自分が頼る事で相手は輝く
ぜひ、人に頼る機会があったら、このマインドセットで臨んでみてください。
きっと、何かしらの変化を体感する事ができるはずです。
今日も素敵な人生をお過ごしください。
鈴木天尋
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