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人生のステージが変わる時のサイン


四季や時代の変化と同じように、一人の人生にもそれぞれのタイミングでテーマやステージというものがあります。

まるで船で航海をしていて、始めて入る国に漂着したように。
人種も言葉も法律も、今までとは違う所で生活をしていくようにです。


子供の頃と今とでは、まわりの環境、人との接し方や人からの見られ方などは変わっていますよね。
そしてそれは、大人になってからでも変化をしています。

例えば、今まで大好きだった事への情熱が湧かなくなってしまったり、これまでの王道の成功パターンがまったく通用しなくなってしまったり、仲の良い友人となぜかうまく行かない。

そんな兆候が出ている時は、人生のステージが変化している可能性があります。


そして新しいステージには今までとは違う新しいステージのための考え方や方法が必要になります。

そのためには、思い切って今までのやり方や考え方、身の回りの物を手放して行く事が必要になります。

人はその瞬間に一度に抱えられる物事の量は限られています。
(もちろん人によって多く抱えられる人もいれば、少ない量の人もいます。)

もしかすると今あなたがいるステージにはもう必要がなくなっている物を抱え続けてしまっているのかもしれません。

特に今持っている物が「もったいない」と言う理由なのであれば、そのほとんどは既に必要のない物です。


今この瞬間のあなたの人生は、その手に抱えている物事へ向けている情念をそのまま反映しています。

今本当は必要がないのに「もったいない」から持っている物に囲まれている人は「過去の良かった頃の自分」にすがろうとしてしまっています。

今必要な物や、今好きな物に囲まれていたり、今興味のある事ばかりを考えている人は「今の自分」を好きになれます。

以前にもお伝えした「価値の序列」の考え方もこれと同じ考え方になります。



生物は環境が変わる事に対して恐怖や不安を感じますよね。
なぜならそれは「知らない」から。
その先の未来が安全かどうかわからないからです。

ではその「もったいない物」を手放した所で、未来は本当に危険になるのでしょうか。


不思議な事に、勇気を出して手放してみると、今のステージに必要な物が自然と集まってきます。
なぜか人から貰ったり、なぜか今まで興味がなかった物に興味を持ったり、なぜか特定の情報が勝手に集まってきたりします。

本当に不思議です。

僕は現在、漆を使用したハンドメイドアクセサリーの創作をしているのですが、もともとは漆にもアクセサリーにもほとんど興味のない、会社員でした。

ある時急に思い立ち、なぜか持ち物の半分以上を断捨離し、その後、なぜか伝統工芸や骨董修理に夢中になり、そして工具に興味を持ち、気がつけば部屋をアトリエに改造して、現在はハンドメイド品の創作に励んでいます。


お金もステージも感情も、物事の変化のすべては小さなひとつとひとつのエネルギー交換の連続です。

それが例え、今は細切れで断片的な事象のように感じても、ふと人生を振り返って見た時に、まるで高い丘の上から見渡した、遥か先まで続く道のように、ひとつの無駄もなくすべてが繋がっているものです。


脳で考える「思考」は未来予測があまり得意ではありません。

時には頭で考えるよりも、心や魂が感じたワクワクする感覚や、インスピレーションに身を任せてみるのも素敵な人生の選択のひとつの方法です。

今日も素敵な人生をお過ごしください。


鈴木天尋


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