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この身体を操縦しているのは誰?


「この身体はだれのもの?」

ふとそんな思いが湧いてきました。

「そりゃあ自分のものに決まっているだろう」
との声が聞こえてきそうです。

それもごもっともです。


もちろん”意識”は自分の中にある。
でも、「この身体を動かし、管理しているのは、本当は誰なんだろうか」と思うのです。




人は、自分の意思で選択や決定をして行動していると信じて生きています。

でも、意識をしていなくても、環境や他人や権威などの外部要因に無意識にも行動を導かれていたりすることもあります。

とある実験では、自分が行動の意思を発動する7秒前には、脳はその行動の電気信号命令を発していることがわかっています。

DNAのらせん形状は、電磁波などを受け取るのに適した形状と言われていて、人間は宇宙の星々や地球の自然現象からの命令に従って動いているとも言われています。
実際に、星占術や女性の月経、四季や月日や時間の概念などのすべては、宇宙に浮かぶ星々の周期をもとにして人々が把握しているのはまぎれもない事実ですよね。


自分の意思では決められないはずなのに、世界の男女比はいつも5:5です。

自分の意思で行動をしていると信じていながらも、人は日中に目が覚めて夜は眠くなる。

自分の意思の世界を生きていると思っていながらも、他人からの言動を受けた時に、すぐに心の状態が変動する。

人の身体は食物によってすぐに状態が変わります。
「その食べ物をチョイスしたのは自分だ」と思うかもしれませんが、その食べ物からすれば、あなたとの接触時間よりも、自然と触れ合ってコミュニケーションをしている時間の方が圧倒的に長くて濃いものになります。

あなたがその食べ物をチョイスする事自体が、「自然たちの計らい」なのかもしれません。



最近、人は個の意思の尊重をしすぎていて、自分の身体の外にあるエネルギーに盲目的になっているように感じます。

でも、どうやら、人間の行動は、人々が思う以上に己の意思以外の影響の方が大きいようです。

むしろ、その"外部要因"と"意思"は完全に同調しているのかもしれません。



ラジコンの本体と、コントローラーを持つ操縦者はどちらが「自分」になるのでしょうか。

答えは、どちらも「自分」です。

今回の場合は、人間は”ラジコンの本体側”にあたります。
なぜか人間は、操縦者の存在を認識せず、自分がすべてを操縦していると思っています。

”自我”が自分の内側と外側を分離させてしまっているので、「自分がすべてを管理している」といった、ある意味”ごう慢”ともいえる考え方で生きてしまうようになります。



でも、人間もただの自然の一部です。

自然と完全に同調して生きています。

雨が降れば、川が流れる。

月が近づけば、海は満ちる。

朝が来れば、地球の反対では夜が来る。

男の子が生まれれば、どこかで女の子が生まれる。

喜びや楽しみがあれば、悲しみや怒りもある。



一部だけ見れば、偏りや不公平に見える事でも、一歩下がって見てみると、ちゃんと均整が取れている。

うまくいかない事やネガティブな出来事ですら、「予定調和の流れ」の中ですべてが流れている。



自分で認識できていないものも含めた、”いろんなもの”と連動し調和しながら生きている。

その宇宙の様々な要因の影響のど真ん中にいる集合体があなた自身です。

いつだって、この宇宙のど真ん中にいるのはあなただけなのです。


そう思ってみれば、冒頭の、
「この身体はだれのもの?」
という問いについては、

「そりゃあ自分のものに決まっているだろう」
という答えが、やっぱり一番しっくり来るようですね。


今日も素敵な人生をお過ごしください。


鈴木天尋


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