”話ベタな人”こそ、発信者としての価値を指揮する
僕は話がヘタです。言葉がうまく出てこなかったり、喋っている最中で話の内容が空中分解して行くこともあります。
そんな僕でも、以前の勤め先で3年間ほど社員教育担当をしていました。
100人ほどの社員に対して、営業方針のプレゼンや、新人教育などをしていた時があります。
話がヘタな人間が、自分よりも話がうまい人たちに対して、話をして伝えていました。
それでも、伝わるんです。
世の中の多くの人は、自分の思いを相手に伝えるためには「トークスキルが必要だ」と考えるでしょう。
僕自身もそう思ってスキル習得に励んでいたこともあります。
でもスキルやテクニックをなぞるほど、なんだか自分が嘘くさくなっていきました。
たとえば、「とても嬉しいです。」という言葉をアナウンサー風に言われても信用できませんよね。
嬉しい時は、ニコニコ笑って喜べば伝わります。
もしもあなたのメンターが”話がものすごくうまい人”だったとしたら、あなた自身も「私も話をうまくならなきゃ」と思うでしょう。
でも、メンターが”話ベタな人”だったら、「話がヘタでもいいんだ」と思えます。
もしもあなたが、トークスキルを頑張って習得して成功したのなら、あなたが人を導く時に「トークスキルを磨きましょう」と伝えるでしょう。
でもあなたが、話ベタのまま成功したら、「トークスキルは対して重要じゃない」と伝える事ができるでしょう。
もちろん、トークスキルはあるに越した事はありません。
でも、発信や人とコミュニケーションをとることにおいて、優先順位が高いかというと、決してそんな事はありません。
どんなにヘタでも、どんなに未熟でも、人が何かを発信すれば、それは必ず誰かに届きます。
あなたの発信を受け取った相手が、本質的な人だったり、心を開いている人であるほど、その人は”スキル”を見ようとはしません。
見るのは、あなたの個性や信念や行動や所作です。
それは取り繕ったものではなく、あなたがいつも心の中で感じている事を、相手は汲みとります。
もしも、叫びたい思いがあるのなら”今のあなたのまま”で叫びましょう。
ぎこちなくてもいいので、発信をしましょう。
本心に正直になって発信をしていると、自分の心はどんどん開いて行きます。
心が開くと、より本質的な部分が見えるようになってきます。
本質が見えると、相手のスキルやテクニックよりも、相手の存在自体を尊重できるようになります。
お互いに存在自体を尊重できる人と出会うと、最高のコミュニケーションと、最高の関係でいられます。
最高の関係でいられる人を愛する事ができるようになります。
人を愛すると、「本当に愛せる人はそんなに多くない」と気づく事ができます。
人生の方向性がより明確になりながら、大切な人を愛する人生を歩む事ができます。
と、話がだいぶ脱線してしまいましたが、
「話がヘタでも発信者として活動できる」という事は伝わりましたでしょうか。
もしも、スキルやテクニックが壁となって、一歩を踏み出せずにいるのなら、まずは「話ベタな発信者」を探してみてください。
きっとあなたの背中をトンッと押してくれる存在になるはずです。
それでは、
今日も素敵な人生をお過ごしください。
鈴木天尋
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