自分を誉めるのはいつも自分であれ


あなたはいつも自分を褒めてあげてますか?

些細なことでもちゃんと認めてあげてますか?



今回は、僕が人とのコミュニケーションを克服した考え方についてお話させてください。



数年前の僕は、人とコミュニケーションを取るのがとても苦手で対人関係にコンプレックスを持っていました。

初対面の人とは何を話してよいかわからずに押し黙ってしまったり、相手に冷たくあたってしまう事もありました。
特に複数人の前で話す時は、膝が震え、汗が噴き出し、のどは狭くなり、思考は真っ白になりました。

それが苦しくてコミュニケーションの本を読みあさったりパーティーに行ったり、3年ほどかけて頑張ってコミュニケーションを勉強しました。

その甲斐あってだいたい誰とでも無理なく話ができるようになったんです。

苦手なものを努力で補うことはできた。

でも、心の中の「苦手意識」はずっと消えませんでした。

人とうまく話せるようになったのに、なぜか「虚栄心」は満たされるのに、心地よさや幸せはあまり感じられないんです。



なので、もう諦めて白旗をあげました。

「もう、うまくコミュニケーションを取ろうとするのはやめにしよう」と。


そうしたら苦手意識は消えてないけど、「苦手=悪」ではなくなりました。

うまく話ができない事は悪い事じゃないと思えるようになってから、テクニックが消え、虚栄が消え、わざとくさい笑い声が消えて行ったんです。

そして素直に人と向き合えるようになりました。

今は自分を偽る必要のない限られた人とだけコミュニケーションを取るようになりました。
ゴマをする事もないし、相手に評価を求める事も今はまったく必要ありません。

コミュニケーションで必要なのは「相手を尊敬し尊重すること」だけで十分だったんです。


「苦手は良くないこと」だなんて、多分どこかの誰かが勝手に決めて、それをかつての自分が勝手に鵜呑みにしていたように、今でもたくさんの人が鵜呑みにして、たくさんの人が悩んでいるように思います。

自分が人よりできない事は、それは苦手だしヘタだし劣ること。
でも、決してそれは悪い事じゃない。
そして良いことでもない。

ただの「人よりできない事」ですよね。
それ以上でもそれ以下でもない。

誰かが「社会では」や「大人として」や「普通は」って言葉で正当化しようとも、そこに耳を貸す必要はないんです。

自分の中にさえ真実があればそれでいい。

自分の中にさえルールがあればそれでいい。

自分の中にさえ誇りがあればそれでいい。

それらを無理やり人に共感させる必要もない。

責任も約束も周囲への示しも必要ない。

あなたの人生の物語はあなたの中に確実に存在しているけれど、
それを本当の意味で読む事ができるのはあなただけなんですよね。


時には人に誉められたり、評価されて嬉しくなる事もあるかもしれません。
でもそれは臨時ボーナスのようなもので、それを追いかけても得ることはできません。
他人をコントロールすることはできないので、他人からの評価をコントロールする事もできません。
臨時ボーナスとしてありがたく頂けばいい。

何よりも大切で、大きな価値がある自分の人生です。
その人生の選択を他人に委ねないでください。

自分の自由意志で選択をして生きる人生は本当に楽しいです。

誰がなんと言おうと、自分を誉めるのは常に自分であれ。
何があろうと、自分を誇るのは常に自分であれ。

今日も素敵な人生をお過ごしください。


鈴木天尋


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