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「追想~わたしを形作るもの~」お稽古場日記その⑫

皆さま、ようこそこのコーナーへ。
ここでは6/24(土)、25(日)に行われた「劇団天真みちる」第2回公演の稽古場日記をお届けします。

芹ナズナさんからバトンを受け取り、納豆巻花(なっとうまき・はな)が公演2日目、千秋楽の様子をリポートします。

公演もあっという間に2日目。

座席にチラシなどをセッティングして開演準備を整えます。

今回の作品は、前回と変わって
舞台を横長に使っているので、
動きの幅も広がり、お客様との距離もさらにグッと近づいたような気がします。

劇団員の稽古場をイメージしているので、ポスターや、本、衣装などが置いてあります。
中でも、積み重なる台本は、
座長が今まで数々の舞台で実際に
使ってきたものなので、
お帰りに見学されたお客様も
多かったかもしれません。
貴重な台本なので、
我々、出演者も持つ時に緊張しました。

劇団マスコットのワイちゃんもスタンバイ!

わいちゃんとちびわいちゃん

皆で励まし合い、「公演を楽しもう!」と、とにかく明るい楽屋。

舞台に来て、お客様を前にすると、
より気持ちもアップして、パワーが出たような。
意外なところでお客様が笑ってくださったり、思いがけないハプニングなど、様々ありましたが、
無事、4公演を終えることができました。

その余韻も感じる間もなく、
「バラシ」と言われる撤収作業に入ります。
照明なども、元通りの配置に直します。

撤収してガランとした舞台。
ホントにさっきまで、
ここに立っていたのかな?
と、不思議に思えてしまいます。

劇中の「星の王子さま」のセリフにもある

「大切なものは目に見えない」

私たちが、この公演のために、
稽古で悩んだり、こうしてみよう、
とチャレンジしたり、学んだことは、目には見えないけど、積み重なっていて…

お客様からいただいたその眼差し、
笑い声、温かさには、背中を押していただいたように思います。

「やっぱり生の舞台っていいな。」
「お芝居って楽しいな。」
と、感じた想いは、
皆の中に確実に残ったのではないでしょうか?

旗揚げ公演で踏み出した「半歩」、
そして今回の公演でまた「半歩」、
一歩踏み出せていますように…

ご観劇いただきました皆さま、
想いを寄せてくださった皆さま、
応援、ありがとうございました。

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