見出し画像

足関節背屈について 第三弾

最近少しずつ勉強している足関節背屈について、三日連続の投稿です!

今日はまず、リスフラン関節について。

第1リスフラン関節は、2~5リスフラン関節と比較して可動性が高いです。

矢状面上での底背屈可動性は10°とされており、背屈が要求される立脚中期までに約5°背屈します。

もし、この第1リスフラン関節の可動性制限が起きれば、前足部の運動の制限と内側縦アーチの降下を妨げることになります。

過度な足趾伸展制限は背屈可動域制限につながり、基本的に足趾の他動伸展可動域は約65°、母趾では85°とされています。

背屈時にはこのような足趾の可動性にも着目しなくてはなりませんね!


ここからは背屈時の評価のポイントについて書きます!

背屈は非荷重、荷重位どちらでも評価する必要があります。

また非荷重位では、膝関節屈曲位、伸展位それぞれでの評価も必要となります。

膝伸展位評価のポイントは、膝蓋骨をしっかりと天井に向けることです。

自動背屈時に足尖が外を向くときは正常な足関節背屈が阻害されている可能性が大きいです。

このようなケースに足尖を天井に向け、背屈すると足関節は内がえしが生じるため、下腿外旋や、距骨下関節、ショパール関節の内がえしを生じていると推測できます。

このように足部の代償動作には注意が必要です!


膝関節屈曲位での背屈は20°です。

距腿関節の構造上、背屈時は距骨後方滑りが正常であれば距腿関節は骨性に安定します。この動きに制限があれば、背屈位で距骨が滑り込まないため、安定性が低下し、距腿関節の内外旋方向への遊びが生じてしまいます。

これは距骨後方滑りが制限されている評価にもなるため、よく見ておく必要があると思います。

距骨後方滑りの制限
・過度な下腿外旋や距骨内旋の距腿関節面の不一致
・アキレス腱、後方関節包、長母趾屈筋などの後方組織の短縮

荷重位で背屈を評価する際も膝と足尖を正面向けた状態で実施します。

正常、下腿前傾が生じ、距腿関節は骨性に安定し、足部アーチの降下に伴い、母趾球への荷重が起こります。

安定性の評価のために膝を左右に揺らしてみると、背屈可動域制限がある場合、足部、足関節の安定性低下を認め、足趾屈曲における代償がみられます。

このような足では足尖を外側に向けることで背屈可動性向上と安定性向上を認めます。

これは下腿内旋や、中・後足部の外がえし制限が背屈可動域制限に影響していることを示唆しています。


ここまで記載してきたことも足関節背屈の評価のほんの一部であり、まだまだ着目ポイントは多く存在します!

おそらく明日もまた足部です。ではまた!



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

noteをご覧いただき誠にありがとうございます!日頃より皆様のご支援があるおかげでnoteを楽しくご提供させていただいています。この内容が多くの方の元でお役に立てることを願っています。noteの売上げは皆様に還元するように利用していきますので宜しくお願いします!

スキをいただきありがとうございます!今後ともよろしくお願いします!

たくみロドリゲス@理学療法士

理学療法士/日本でトップクラスの手術数を誇る人工関節センターを経て、現在整形外科クリニック勤務🏥/毎年研究報告、論文執筆実施📖研究を通して、適切なEBMを追求中✌️ Twitter➡️https://mobile.twitter.com/TakumiRodrigues
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。