「干支」について

十干(じっかん)と十二支を組み合わせたものを「えと（干支）」と言うらしい。
しかし、普通は「十二支」のことをイメージすると思いますので、今回は僕の干支である「午（うま）」について定義されている性格・性質について半生と照らし合わせて事実を検証していきたいと思います。
午年人間によくある５つのパターンに対して、自分の過去を振り返ってみました。

1つ目/ずば抜けた行動力
とにかく行動力に優れているという特徴があります。少しでも気になることや興味を引かれることがあれば、そのためにすぐ行動を起こす。迷ったりあれこれ考えるのは時間の無駄で、それより一刻も早く、やりたいことにチャレンジしようとする。

(検証)ベビースターラーメン社員から役者になりたいと一念発起、仮面ライダーや戦隊シリーズのヒーローを目指してタレント事務所の学校に通い始める、戦闘シーンが多いため実技を身につけようと合気道を始める。
しかし「殺陣」と「実戦」の差に疑問を覚え、学費を稼ぐための媒体としていたテニスコーチに興味を持ち、コーチ業に専念、海外にテニスの勉強をしに行く。

2つめ/明るく社交性に富む
性格も明るく社交性に富むという特徴があります。常に自分から動くタイプなので、人と出会うことにも積極的です。気後れしたり緊張することも少ないので、年上や立場が上の人に対しても、ためらうことなくアプローチできるという特徴があります。

(検証)新卒社員の頃から特にこの傾向が当てはまると感じた。新入社員で優秀な人間が東京本店に配置されるという「噂」を聞いたら、すぐ行動しました。誰よりも早くレポート課題を出して、問題提起も行いました。自分が東京に行きたいという旨もアピールしました。テニスに関しても欧米諸国に渡り、有名選手を育てたコーチにも片言の英語で必死に食らいつきました。他人にどのような目で見られても唯一の目的に対してのみ貪欲に行動しました。

3つ目/勤勉で几帳面
開けっ広げで快活な性格の一方で、勤勉で几帳面という特徴もあります。仕事を怠けたり、手を抜いたりといったことはしません。やるべきことはきちんとわきまえており、それに対して真面目に取り組む姿勢を持っています。時間にも正確で、遅刻などはほとんどありませんし、スケジュールはきっちり守ろうとするタイプです。ダラダラと働くことは嫌いで、課題や仕事は常に集中して行います。

(検証)時間に対しては少し怪しいと反省しますが、テニスコーチとしてのメニューの組み立てや開始・終了時間に対してはかなりきちんとしています。「自分の決めたこと」に対してのみ勤勉であり几帳面なのだと思います。
真面目に取り組んできましたが人並みになるには倍以上の時間がかかるためダラダラと働いていたわけではありませんが休む日が18年間殆どなかったのは事実です。

4つめ/理知的で要領が良い
理知的で要領が良いという特徴もあります。頭の回転が速く、ものごとをすぐに覚えることができるため、仕事や勉強をてきぱきとこなすことができます。ポイントを掴むのがうまく、話の要点もすぐに飲み込むことから、打ち合わせなどもスピーディーに進められます。

(検証)要領は悪くない方だと思います。但し、多くを考えることが苦手なので１つだけ大切なポイントのみを徹底しておこなうように取り組んでいる。テニスインストラクターとしてはお客様に必ず「笑ってもらう」「笑顔になってもらう」こと、経営者としては全体の売り上げを常に把握して良し悪しを判断している。退会者数が増えたとしても顧客単価が上がっていれば悲観しないようにしています。立場によって何を意識すべきかを間違えないように心がけています。

5つ目/お人よしなところも
頭が良く、要領も良い基本的に人が好きで、すぐに他人を信じてしまう傾向があるため、そこに付け込まれることも少なくありません。初対面の人に心を許してしまい、だまされるといったケースもありますし、頼まれると断りにくい性格で、無理難題を引き受けてしまうこともあります
困っている人は見過ごすことができず、何かと世話を焼こうとします。相談に乗るだけではなく、トラブルを解決するために一緒に動くなど、できる限りの援助を惜しみません。そのために自分が困ることになっても、とにかく他人に幸せになってほしいという性格です。

(検証)確かに過去に詐欺まがいにあってお金をだまし取られたこともありました。しかし、同時にお金に困った時には無償で助けてもらったこともありました。不登校の子の相談を受けたり、人生の岐路に立たされて悩まれた人から相談を受けたこともあります。自分が周りからどう思われているのか？というよりも「自分がどうしたいのか」という事にのみ関心があります。
「自分の守りたいものを守りたい」という気持ちだけは人一倍強いと思います。
その結果、18年目となったコーチ人生に転機が訪れ、信頼できる仲間が集まってきたと自負しています。

人生の折り返し地点に立ってみて自分の干支を考察してみると日本独特の風潮かもしれませんが興味深い一面を持っていることに気づかされました。

陰陽五行説より遙か前に確立された、干支の概念の１つではありますがあながち馬鹿にはできない預言書にもなり得ると思います。