劇場版「うちの執事が言うことには」の感想とか諸々


Attention!!

ネタバレ含みます!
未観劇の方はご注意ください。
また、このnoteは個人的な感想であり、原作及びキャストの皆様自体を批判しているわけではございません。
悪しからず。


本当に大丈夫ですか?



さて、今回は
劇場版「うちの執事が言うことには」をレイトショーで観てきました。
帰ってきてすぐにこのnoteを綴っております。
完全に勢いに身を任せておりますので、その点をご理解ください。

~あらすじ~

日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎は、頭脳明晰、しかも色彩に関しては特別な能力を備えている。突然、引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからないまま、花穎が留学先から戻ると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、仏頂面の新執事・衣更月蒼馬だった。不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。そんな中、花穎は招待された芽雛川家次男のバースデーパーティーで、事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして企業家の赤目刻弥とは何者なのか?さらには、烏丸家のまわりで、次々と起こる不可解な出来事……未熟ながらも当主として「烏丸家を守りたい」と決意する花穎だったが、ある誤解から執事・衣更月にも不信感を抱き……
(以上、公式HPより拝借)


さてさて。今回なぜ私が「うちの執事が言うことには」の映画を観に行こうと思ったのかと言えば、

つまるところ、私は原作のファンでして。

映画化が決まった時は本当に楽しみで楽しみで仕方なかったのです!

公開したらすぐに観に行くつもりでした。

しかし、配役が決定してキャストを見たとき
私はどうしても「おぉ!」と素直に喜べなかったのです。

※キャスト批判をしたいわけではありません。

キンプリの方が主演……正直少し残念でした。

そもそも私はジャニーズの方のことはほとんど知りません。
様々な場所で活躍されている方々ですから、演技に関しても全然問題ないだろうということは理解しているのですが、私が何よりも敬遠していたのは、そのファンの方々でした。

良識なファンの方が大多数だと存じておりますし、同じ(性別の違いはあれど)アイドルファンの一人ですから、理解もしているのですが
どうしても、女性ばかりが集まると威圧感というのでしょうか。
それが苦手であり、キンプリはデビューして然程時間は経っていないことから、マナーの悪い一部のファンが集まる、なんてことはないと頭ではわかっていたのですが、なんとも言えない感情が生まれました。

※改めて申し上げますが、キャストの方やそれぞれのファンの方を批判したいわけではございません。

なので、今回は公開してすぐに観に行くことを諦め、終わりかけの時に行こうと思っていました。

今回のこの映画は、原作で言うところの「うちの執事が言うことには」の1巻~3巻の内容でした。(あってるよね……?←)

初めから、原作との相違点がありました。

原作では、花穎が日本に帰ってきたのは父・真一郎が「引退する。あとは頼む」と花穎の留学先へ手紙を送ったことから始まりました。
慌てて帰ってきた花穎は、先述の色彩能力の影響で帰宅したのが深夜となり、疲れ果ててそのまま眠ってしまいます。
翌朝、起床した花穎はドキドキしながら備え付けのベルを鳴らし、執事である「鳳」を呼ぶが、そこに現れたのは鳳ではなく、「衣更月」と名乗る見知らぬ青年だった――

と言うような感じで始まります。

映画では、花穎の起床のシーンから。
(正確には、衣更月が紅茶を淹れるシーンから始まります)


相違点その2。

登場人物が一部変わっているところ。

例えば、使用人・雪倉がぎっくり腰で休養している時に臨時で来た料理人。

原作では、雪倉の従姉妹でしたが、映画では娘。

烏丸家の使用人襲撃事件での一部では
キャストの都合もあるのかもしれませんが
雪倉が通勤のバスで「スリをした」と進言した人物とその被害者。

原作では、「沢鷹橘(双子の兄)」が進言し「女子高生」が被害者でした。

映画では、「沢鷹リサ」が進言し、「サラリーマン」が被害者。

さらには、「沢鷹リサ」は前半の芽雛川家次男のバースデーパーティーでの暴行事件の被害者でもありました。
(私の見間違いでなければ、同一人物でしたよね?)

様々な相違点があり、何度も首を傾げたのですが、総じて言えるのは、
「うちの執事が言うことには」はやっぱり最高!だということ。

なにより、終盤のシーンで
花穎が「僕は赤目さんのこと、好きだよ(友達として)」のあとに、赤目が「俺はお前のこと、大嫌いだ」と、つぶやくシーン。

赤目が照れ隠しのように項垂れているのが何とも微笑ましくて、原作でもこのシーンが大好きだったので、カットされてなくてよかったなぁと思いました。

キンプリの方(ごめんなさい、名前がわかりません)も違和感なく、世界観がスっと入ってきて良かったです。

聖地巡礼行きたい(唐突に)
そういえば、私がこのnoteで書いている「執事の館」は、この「うちの執事が~」の影響でもあります。

美味しい紅茶が飲みたいのはもちろんですが、「執事」という存在に憧れがあり、物語で主人公と共に成長する「うちの執事が~」シリーズと出会ったのがそもそものきっかけです。

愛知県のどこかにあると言う「執事の館」。
今回、この映画を見て疑似体験してみたいと思った方はぜひとも一度ご帰宅なさってください。

(なんか執事の館の宣伝みたいになってしまった……)

機会があれば、もう一度「うちの執事が言うことには」の映画を観に行きたいなと思うのですが、さすがに上映劇場がかなり減少してきておりますので、ブルーレイが出るのを待とうかと思います。

ネタバレたくさんでしたが、大丈夫でしたか?

原作は現在「うちの執事が言うことには」1~9巻、その続きのシリーズで「うちの執事に願ったならば」1~6巻、番外編「うちの執事が言うことにはEX」が好評発売中でございます。

原作も本当に素敵で、世界観が素晴らしいです。
お手にとっていただけますと幸甚。

原作の回し者みたいにもなってしまったけど、ただのファンです!←

コミカライズもされていますので、お手に取りやすいかと思います。

ひとりでも多くの方に、「うちの執事が~」シリーズを知っていただけますように。

ちなみに私は衣更月推しです←

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