シングルス!目指せ上級者!!草トーで優勝!!!オープンクラス編

こんにちは。
好きテニスの八尋です。
今回のテーマは「シングルス!目指せ上級者!!草トーで優勝!!!オープンクラス編」です。

今回のテーマの対象者は
・オープンクラスで優勝したい!
・シングルスで結果を出したい!
・八尋ならどうするよ!
という「絶対に勝つぞ!」と燃えに燃えまくっている熱い人達、に向けた動画になります。

「君は一体誰だ!」という方もいると思いますので、簡単に自己紹介をします。
現在、福岡県久留米市でフリーランスのテニスコーチをしています。
ざっくり代表的な戦績をお伝えすると
・関西学生テニス選手権ベスト4
・九州室内テニス選手権優勝
・全国テニス選手権優勝
です。
オープンクラスの草トーは、何回優勝したか全く覚えていませんが、優勝経験はありますので、少しでも参考になれば嬉しいです。

それでは、本題に入ります。
「シングルス!目指せ上級者!!草トーで優勝!!!オープンクラス編」で必要な事は3つあります。

①相手よりも1球でも多く返す(上級バージョン)
②浅いと思ったら速攻攻める
③相手が攻めてきたらカウンター

一つずつ解説をしていきます。

「シングルス!目指せ上級者!!草トーで優勝!!!オープンクラス編」で必要な事
①相手よりも1球でも多く返す(上級バージョン)
「相手よりも1球でも多く返す」は過去動画の「中級の壁を突破しろ!草トーで勝つ方法」でも1つ目にしていました。
しかし、今回の「相手よりも1球でも多く返す」は、上級バージョンなので、ただ返すでは不十分です。
返すことにプラスαして次の事を意識してください。
・色んな球種で、タイミングを外す
・振られても深く返す
・意外と使える「センター返し」

相手よりも1球でも多く返す(上級バージョン)時の意識、1つ目の
「色んな球種でタイミングを外す」から解説します。

同じボールを何度返しても、強い相手はどんどん攻撃をしてきます。
そこで必要になってくるのが「色んな球種でタイミングを外すこと」になります。
色んな球種とは
・高さ
・速度
・深さ
・方向
・回転
などを変化させながら相手のタイミングを外し、ミスを誘います。

私が全国大会予選でやった戦術の1つは「バックに高く深くスピンを打った後に、フォアに低く滑るスライス」で相手のタイミングを外そうとしていました。

自分が今持っているショットをどう組み合わせていくかは色々試行錯誤して見つけてみてください。

相手よりも1球でも多く返す(上級バージョン)時の意識、2つ目の
「振られても深く返す」を解説します。

相手が、あなたを前後左右に振ってきた時、ボールが甘くなると1発でやられます。
その時に「振られても深く返す」ことができれば、相手の攻撃を一旦リセットすることができます。
相手からすると「せっかくリスクを負って、相手を動かしたのに、深く返ってくる
から攻めることができない」という状態になります。

「振られても深く返す」を何度も繰り返すと、相手は無理して攻撃して自滅パターンに持っていくことができます。

「それはちょっと難しいな」と思う人は、まず習得してほしいのが「スライス」です。
スライスは、トップスピンと比べると、低い軌道でも深く飛んでくれます。
高く深く返しても良いですが、本当に上手い人はボレーや、ドライブボレーなどのノーバウンドでカットしてくるので、スライスはその危険性が少なくなります。

相手よりも1球でも多く返す(上級バージョン)時の意識、3つ目の
「意外と使えるセンター返し」を解説します。
センター返しは、よく対ジョコビッチに使われる戦術で
・自分のリスクが少ない
・相手に角度をつけさせない
結構使える戦術です。

使える相手には、結構ハマりますので、やったことない方は、1度試してみるは「あり」です。


それでは「シングルス!目指せ上級者!!草トーで優勝!!!オープンクラス編」で必要な事の2つ目
②浅いと思ったら速攻攻める
を解説します。

相手のボールが「浅いと思ったら速攻攻めましょう」。
浅いとは、具体的に言うと「サービスラインよりも浅い」ボールになります。
ただ、ショートクロスやドロップなどの例外もあるので、サービスラインより浅いなら、すべて攻めではないですが、行けると思うボールは、勇気を出して攻撃する必要があります。

「浅いと思ったら速攻攻める」を成功させる為に大事なことは
・アンテナを常に張っておく
・手札は多いほうが良い
の2つを今回は解説していきます。

「浅いと思ったら速攻攻める」を成功させる為に大事なこと
1つ目の「アンテナを常に張っておく」から説明します。
ベースは、あくまでも「相手よりも1球でも多く返す」ですが、相手のボールがいつ浅くなっても良いように、常にアンテナを張っておかないといけません。
相手のボールが浅くなるかを、いち早く察知する為に、私が注意していることは、
・相手のバランスは崩れてないか
・相手のボールの軌道が低くないか
・相手のボールは遅くないか
・相手が当たり損ないをしていないか
など、色んな相手の状態を見ながらプレーしています。

「そんなこと見る余裕がない」と思う方は、普段の練習から、相手のボールが浅くなる時はどんな時か考える練習をしてみましょう。

「浅いと思ったら速攻攻める」を成功させる為に大事なこと
2つ目は「手札は多いほうが良い」を説明します。

相手のボールが浅くなった時に、「アプローチショットを打って前へ!」だけでは不十分です。
アプローチショットを打つにしても
・スライス、スピンなどの回転の変化
・打つタイミングを早くしたり、遅くしたり
・スピンを打つと思わせ、ドロップ
など手札が多いと相手を混乱させることができ、相手の反応を少しでも鈍らせることができます。

錦織選手の「強打と思わせて、ドロップショット」は、まさに「相手の時を止めている」ような戦術です。

手札を増やして、攻撃の成功率を高めましょう。

「シングルス!目指せ上級者!!草トーで優勝!!!オープンクラス編」で必要なこと
③相手が攻めてきたらカウンター
を解説します。
こちらが攻める予定だったが、相手が先に仕掛けて前に来る時があります。
そんな時に必要なことが
・相手の足元へ沈める
・ショートクロスを見せる
・常にロブの準備
の3つになります。

「相手が攻めてきたらカウンター」で必要なこと
1つ目「相手の足元へ沈める」
相手がネットに詰めてきた時、まずしたいのが、足元へのショットです。
理想は「相手が1バウンドで打つか、ノーバウンドで打つか迷うところ」になります。
強打されなければ成功ですので、丁寧に足元へ狙っていきましょう。
「そんなところ狙えないよ」と思う方は「ネットよりも低い打点で打たせる」
だけでも良いです。

「相手が攻めてきたらカウンター」で必要なこと
2つ目「ショートクロスを見せる」
「なんでショートクロス⁉︎」と思った方がいるかもしれませんが、カウンターを打つ上でショートクロスが打てるということは「どこへだって狙える証拠」を相手に見せていることになります。
ショートクロスを狙えるのに、ストレートやロブは打てないという人はいません。
ストレートやロブは打てるけど、ショートクロスは狙えないという人はいますよね。
ショートクロスを、相手に見せて「これが狙えるのか」プレッシャーをかけましょう。

「相手が攻めてきたらカウンター」で必要なこと
3つ目「常にロブの準備」
相手が攻めてきた時に、必ず見ないといけないところがあります。
それは
・丁寧にボレーをコントロールしてじっくり攻撃しようとしているか
・ベタ詰めボレーで早くポイントを終わらそうとしているか
の2つになります。
自分が攻められている時に、この2つに意識があるだけで
・丁寧にボレーをする人には、足元やショートクロス
・ベタ詰めを狙っている人にはロブ
と選択することができます。

「相手を見る視野」を広げていきましょう。

それでは、今回は「シングルス!目指せ上級者!!草トーで優勝!!!オープンクラス編」を解説していきました。

おさらいすると
①相手よりも1球でも多く返す(上級バージョン)
②浅いと思ったら速攻攻める
③相手が攻めてきたらカウンター

の3つを解説しました。

最後に補足ですが、「現在の草トーのオープンレベルは10年前と比べて圧倒的にレベルが高い」というお話しをします。

私はちょうど10年前くらいまでJOPという日本ランクの大会に、よく出ていました。
今は全く出ていないのですが、理由が3つあって
・賞金がない大会が増えた
・参加費が高い
・時間がない
という理由になります。
ここで、話し出すと長くなってしまうので、詳しくは話しませんが、JOPに出る為には時間もお金も物凄くかかります。
しかし、賞金が貰える大会が減っているのが現状です。
私と同じ理由で、JOPの試合に出てない人は沢山いると思います。
なので、今はオープンクラスの草トーに、JOPの大会で活躍する選手が多数出ることが、普通になってきました。
その中で、草トーのオープンレベルで勝つのは、至難の技です。
でも、逆に言うと「強い人と戦える機会が圧倒的に増えた」ことになるので、チャレンジするのがより楽しくなったと言えます!
人生1度きり!ですので一緒に頑張っていきましょう!

ここまで見ていただき、感謝致します!

ありがとうございました!!

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