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【ご案内】 立教大学社会デザイン研究所公開講演会 死を起点とした「つながり」の現代的意義を考える~「人生会議(ACP)」を手掛かりに

主催:立教大学社会デザイン研究所
日時:10月27日 午後1時半~午後4時半
場所:立教大学池袋キャンパス(東京都豊島区西池袋3-34-1) 太刀川記念館3階多目的ホール
定員:100人   参加費:無料
申込優先:下記フォームにご入力ください(お申し込みなくご来場いただいた場合、定員の関係で入場をお断りすることがあります)。
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開催趣旨
死を起点とする「つながり」は可能なのか。
WHO憲章は健康を「肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」と定義する。超高齢社会を迎えた日本ではいま、健康寿命を延ばすことが社会保障財源問題とも絡んで喫緊の課題とされ、主に心身の状態を良好に保つための施策が展開されている。だが、憲章にあるように「健康」には社会的に良好な状態が不可欠だ。「Well-being」であるためには、周囲の人たちとのつながりが重要だという認識が広がる。本シンポジウムでは、死を起点としてどのようなつながりを結びうるのか、関係性を構築しうるのか、もしくは構築は難しいのか、だとすればそれはなぜなのかを考える。議論の入り口として、いま医療・介護の現場で注目される「人生会議」(ACP)を論じる。ACPは「もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のこと」(厚生労働省HPより)。死をめぐり、周囲の人たちとの関係性が浮きぼりになる可能性がある取り組みだ。

登壇者(五十音順)

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・浦田愛さん 東京都文京区社会福祉協議会 地域福祉推進係 地域連携ステーション「フミコム」係長
 2012年に文京区一人目の地域福祉コーディネーターとして駒込地区に配置され、13年から地域の居場所「こまじいのうち」の立ち上げに携わった。その他、居場所づくりや学習支援活動の立ち上げなどに関わってきた。

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・大熊玄さん 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科、文学部、准教授。
立命館大学史学科卒業、金沢大学大学院文学研究科修士課程(哲学専攻)修了、博士後期課程満期退学。専門は東洋哲学、社会デザイン学。インド・プネー大学大学院国費留学、金沢大学非常勤講師、石川県西田幾多郎記念哲学館専門員・学芸課長を経て、現在、同館副館長、西田哲学会理事。著書『鈴木大拙の言葉 世界人としての日本人』(朝文社)、『鈴木大拙/大拙の言葉』(金沢市国際文化課)、『はじめての大拙 自然のままに生きていく一〇八の言葉』(ディスカバートゥエンティワン)、共著『鈴木大拙と日本文化』(朝文社)、編著書『西田幾多郎の世界』(石川県西田幾多郎記念哲学館)。

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・山岸暁美さん 慶應義塾大学医学部衛生学公衆衛生学教室講師(保健医療学博士)、一般社団法人コミュニティヘルス研究機構機構長・理事長、在宅看護専門看護師
日赤医療センター勤務後、渡豪し小児病院等に勤務。帰国後、訪問看護に従事。07年 厚労省戦略研究緩和ケア普及のための地域介入研究OPTIM-Studyプロジェクトマネジャー。10年より厚労省在宅医療専門官として、東日本大震災対応、医療計画指針策定、H24診療報酬・介護報酬同時改定、在宅医療連携拠点事業などに携わる。16年8月より現職。

・コーディネーター:星野哲 立教大学社会デザイン研究所研究員

その他
今回のシンポジウムを企画・運営している立教大学社会デザイン研究所「看取りと弔いの社会デザイン研究会」に参加しているメンバーの、「死」を起点とする様々な活動も展示報告する予定。

お問い合わせは
立教大学社会デザイン研究所
TEL. 03-3985-4725/(月・水・金)11:00~18:00

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