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手のひら先生の高麗手指鍼療法 47 東洋医学とは その9 気の修行番外編


弟子入りもしないのに開業して、それで関節リウマチからパーキンソン病などを治療しているのはなぜか?

勿論高麗手指鍼療法を良き師から学び、ちょっぴり秘密も教えていただいたことも幸運でした。

その後独自の理論(著書に少し書きました)と治療法を考えたことも大きいのです。

気についてはどうなのか?

と考えた時鳥居先生にしても直伝霊気にしても、気の治療に関連するものなのです。

もっと遡れば母校東洋鍼灸専門学校入学時が、旧制度から新制度に切り替わる時で講師の先生方も、常に気の話をしていましたのできっと先生の気のシャワーを浴びていたのでしょう。

全員がお年を召していましたが、開業をされている現役の方たちでした。

鍼灸師としての気は習得したと考えましたので、後は毎日家庭で呼吸法を繰り返すだけでした。

もっとも金成万先生のように1本1本気を込めてがん患者を治す方法を極めたいなら、さらに高みを目指す方法もあったでしょうが自らの力の限界を感じていましたので諦めた次第です。

治療をしていると診断の技術の限界を感じていました。

医師のような機械を備えて細かく分析する、そのような診断方法についてではありません。

血液検査とかMRII撮影は参考にしますが、東洋医学では治療方法が異なるのでそれらの結果で治療が左右されるわけではありません。

脈診 バイ・ディジタル・オーリングテスト 入江式フィンガーテスト 問診 聞診 などが主なものです。

それらを工夫して頭の中にある情報を読み取ることもしています。

これは既存の診断方法を通して脳の中にある記憶を読み取ることが出来るのです。

信じられないかも知れませんが、我々の共通感覚では脳は自分の体のことを知っているのです。

自分が意識していないだけであり、脳は自分のどの臓器が状態が悪いのか、いま火傷している部分は何日後には治る、などは知っているようなのです。

以前出版社の営業の方が治療に来ていました。

「先生足にお湯が掛かって軽いやけどをしているんですが、どのくらいで治るでしょうか?」と聞かれました。

オーリングテストを使い気で患者さんの脳に問いかけると、2日後には治っていると出ました。

次回治療に来られた時彼女が言いました「先生出張先でシャワーを浴びている時に、そうだ今日が2日目だと思い出し足を見ました。すると火傷は治っていました」

通常の診断でほとんどの場合は済むのですが、中には原因が分からないで困ることもあります。

ストレスが関係している時は必ずこのことを行いますが、大体はこれで判断できますので知りうる限りアドバイスすることが出来ます。

さらに原点と言うか生まれてこれまでの中で病気に関係することが分かったら、特に難病と言われるものなどはよりよい治療ができるのにと思いました。

そこで学び始めたのが「ヘミシンク」と言う、人によっては空中浮揚が出来るというものでした。

怪しいですか?

アメリカの音響技師モンロー氏が開発した、左右の耳から周波数の異なる音を聞くと、空中浮揚または幽体離脱が出来るという事でした。

これを修得すると時空を超えて患者の過去の生活が見えたり、病気の発症時の時に何があったのかが見ることが出来そうと考えたのです。

ヘミシンクはCDが販売されているので、自宅で練習することも出来ます。

私は始めるとあるところまでは徹底的にやるのですが、自宅で一人で練習しても進歩がありませんでした。

そこでヘミシンクを普及させている団体のセミナーに参加しました。

10名ぐらいがCDを共同試聴して訓練するのです。

一人の場合よりもパワーが集まる分結果が良くなるのでしょうが、私もこれ1回だけでしたので何とも言えませんが、空中浮揚までさらにその先過去の世界まで行けるのかは判断できませんでした。

亡くなった親族に会いたい人や、天国の入口まで行ってみたい、宇宙の果てまで行きたい 等々の願いを持った方たちが集まりました。

そんな馬鹿なとすぐ判断してしまうような人は、気の世界に入る資格はないと思うのです。

現にそのような訓練をしないでも生まれた時から「先生、幽体離脱なんて日に3回ほどやってます」と言う患者さんがいました。

背後霊のような影を良く見るという人は、かなりの数いそうです。

ただ彼らは話さないだけなのです。話すと「変な奴と思われてしまう」からなのだそうです。

体調がすぐれなかったことから以降継続しませんでしたが、もしそれをマスターしていたら今頃は達人になっているのかなあ。

このような気の世界もあることをご紹介いたしました。

これで私の気の習得の道探索は終了いたしました。


ヘミシンクの問い合わせ等はこちらから。


私のホームページはこちらです。「手のひら先生のリウマチ相談室」


次の本は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。

他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

一般の方には病気を治す鍼治療とはどういうものか理解できるように書いてあります。さらに私なりの簡単自律神経調整法を図解しております。

最後まで拙い文章をお読みいただきありがとうございました。感謝いたします!!

サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。