That Lonesome Road

毎日こうしてつたない文章をしたためていますが、つい今さっき書こうと思っていたこととは違うことを書いていることが多いような気がします。文章を書きなれている方からしたら邪道かもしれないです。

ここミナミノシマに一気に一段階目の秋がやってきました。クーラーをつけなくてよい、というのは一年のうちのほんのわずかな期間です。また暑さはぶり返すのですが、こんなにきもちのよい季節は、ゆっくり歩いたり、風にあたったり、めいっぱいからだ全部で味わいたい。

金木犀のオレンジの花がせつない香りで空気を包み込んでいる頃かな、島に暮らすいまの私にはツイッターのTL上で流れてくるみなさんの風景写真を拝見しながら想像することしかできないですが、つるべ落としと言われるようにカクンと陽が落ちる感じはこちらでも肌身に感じます。

行間に浸る間もなくおとずれる夜に、まだ気持ちが追いつかない。

そんなとき、『やばい』動画を見つけてしまいました。

ジェイムス・テイラー。いまいったいおいくつなのでしょう。おそらく私の母と同世代だと思うのですが、今もこの優しい素敵な声。まさかこんなふうに精力的に活動されているとは知りませんでした。

ジャクソン・ブラウンはじめ70年代の音楽にはまったのは社会人になってからでしたが、この年代の音楽はいつ聴いても新鮮で、かっこよくて、とてもかなわないと思ってしまう(何にかは不明)

むかし、ゴスペルを3年ほど歌っていました。自分たちで歌いたいと思った特別な曲。譜面起こしして、パート分けして・・・歌いたかった歌。それは叶いませんでした。いま聴くと、胸が痛い。それでも、いまも特別で大切な、大好きな歌です。この歌詞は(いろんな読み解きをされる方がいるようですが、)きっとどうしようもなく真実なのでしょう。それがわかっているからこそ、痛くても聴いてしまう。
私たちが引き受けていることのひとつはこういうことで
誰かといても、仲間に囲まれていたとしても

わたしたちは、どうしようもなくひとりだ。

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