【私の筋腫ものがたり。⑧】

チェコには2021年12月まで5年半住むことになりました。チェコの人々から、自然と溶け込んで共存することや、家族を大切にすることなどを学んでいったと思います。日本人がいかに不自然（自然から遠ざかってしまっている）かということにも気づきがありました。

アメリカ赴任時に、人生は経験よ！と導いてくださった恩師の言葉が響いていて、ヨーロッパでもたくさんの場所を訪れることができました。

新婚以来の夫との二人暮らしでした。これから先の第二の人生の方向性を、二人が同じ方向を向くための数年だったのかなあと思います。おかげ様で、夫も自分の魂がどうしたいのかを見つめることが出来るようになりました。

私は、チェコでは、本当に魂のまんまで生きることに徹したかなあ。さらに純粋に自分の内側からの導きに従って過ごしました。おかげで本当に面白いシンクロやミラクルなこともたくさん起こりました。

チェコでは、私は、自分だけのためにたくさんの時間を使わせてもらいました。自分を見つめたり心と身体を休める時間をいただいたと思っています。ゆっくりと宇宙のリズムと同調して過ごしました。

そして、とても自分の身体に集中したからか、毒だしも激しかった気がします。自分が自分の力で身体を良くしようと思っているのですから、きっとそういう時期なんだろうなあと思って静かに過ごしました。

チェコ生活の最後の方の貧血具合が一番ひどかったと思います。筋腫があり経血過多の傾向があるのに、プチ断食なども興味を持ったからか、栄養不足に陥っていたと思います。ちょっと間違った情報を自分に取り入れてしまったかもなと思います。

50歳に近づくにつれて、私の筋腫はだいぶ主張してきて、この実験は無謀だったのかな？病院にお世話になったほうが良かったのかな？などという気持ちも出てきているのも正直なところ。

でもこれまでの経験から、目標に到達するあともう少しのところで、諦めたくなるような、お試しな出来事が起きて、それを乗り越えたらミラクルが起こるということも何度も経験してきたので、あと一歩のところで諦めたくないっ！というのも正直な気持ち。見つかりたいような見つかりたくないような笑。

東洋医学の五行のお話を聞いた時に、人間は五臓六腑が大切だから、それを守るために、五臓六腑ではない子宮にいらない毒をためていくという話を聞いたことがあり、子宮がなくなったら、私の毒はどこに向かうんだろう？と思ってみたり。

これはあくまでも私の実験です。こんなこと誰もしないですよね…笑。15年前に疑問に思ったことをやってみているだけなので。正しいとか正しくないとかはわかりません。私のなんとなくの感覚を大切にしていたらこうなったという感じです。

一時帰国の時に、（会社の決まりなのでしぶしぶと）人間ドックだけ受けてはいました。貧血以外の色々はすべて肝機能も腎機能などもA判定なので、私の仮説？筋腫は私の身体を守っているというのはあながち間違いではないのでは？と思ったりもしますが、病院の先生にそんなことを言ったら怒られそうな予感です笑。

その一時帰国でお世話になったクリニックの先生が、運命の人⁉︎でした。4年前と2年前（そしてつい最近）、受けたのですが、私の貧血が輸血並みに酷いことをものすごく心配して追求して来られるんです。今までにないタイプ（汗）絶対絶命でございます。でも、心のどこかでこの先生なら見つかってもいいのかな、と、その先生の愛と情熱を感じたのも確かな気持ちです。

私は愛と情熱には弱いのです…。

（今日はここまでにします♪）

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