都内女子御三家の白百合学園中学校・高等学校。
こちらの学校の求人情報の詳細がどうにもこうにも見当たらず、いろいろと検索していたところ、面白いところにヒットしてしまいました。

どうやら、東京大学大学院教育学研究科に求人情報のPDFファイルが掲載されているようなのです。求人情報の詳細はなんとか見ることができたものの、掲載日がわからない。探しても探してもホームページからどのようなルートでたどり着けばいいのかが見えてこず、いろんな方法を試しているうちにひょうんなことから白百合学園中学校・高等学校以外の学校についても判明してしまいました。

ということで、東京大学大学院教育学研究科に求人情報の掲載を依頼している学校とその情報の一覧になります。学校名を抜粋すると、光塩女子学院中等科・高等科、駿台学園中学校・高等学校、江戸川学園取手中学校・高等学校、東海大学付属甲府高等学校、土浦日本大学高等学校、学校法人開智学園、白百合学園中学校・高等学校、和光中学校・高等学校になります。

学校によっては、自校で掲載しているものと同じような求人情報のPDFファイルの掲載を依頼している学校もありますが、開智学園のように

と明確に指示されているものもあります。また、賞与も年間5.8ヶ月であることも明記されていたりもしています。

実は光塩女子学院中等科・高等科の求人情報は稀に日本私学教育研究所でも見かけることはあったのですが、ほとんど見たことはありませんでした。しかし、久しぶりに求人情報をしげしげと見ていると、その学校規模から納得してしまいました。専任教員の人数が45人というふうに書かれていて（うち男性9名）、めったに入れ替わりが起きないためなのだろうな、と個人的に納得してしまいました。また、学校の運営方針としても、学年の担任団全員で学年の生徒の指導にあたる（クラス担任よりももう少し濃い人間関係？）というような記載もありました。学校説明会などに参加できればそういう様子ももう少し知ることもできるのかもしれませんが、公式の求人情報に記載する内容ということは特色の一つとして見ることもできそうです。

他には広島県教育委員会、京都府教育委員会、神奈川県教育委員会、川崎市教育委員会、岡山県教育委員会などの大学等推薦特別選考実施要項なども掲載されていました。

また、東京都教育委員会などは秋季教員採用のオンラインガイダンスの案内も掲載依頼をしているようでした。興味深いのは、JAXAのインターンシップの履歴書も置いてあったりなど、そこはやはり東京大学だなぁ、と思わせられる資料もありました。