見出し画像

MAM/PAMMは危険?コピトレとの違いとは?

こんにちは!
てんそんです!

FXを始めたばかりの方にはまだ馴染みがないかもしれませんが「MAM(マム)」や「PAMM(パム)」という海外FX特有のサービスがあります。

このMAM/PAMMは、上手く活用すればトレードスキルがなくても稼ぐ事が可能ですが、情報や知識不足から失敗して大損してしまう可能性もあります。

そこで今回はMAM/PAMM口座の基本的な内容から、そのメリット・デメリット、さらにコピトレとの違いまで説明していきたいと思います。


MAM/PAMMとは

MAM(Multi Account Manager)とPAMM(Percentage Allocation Management Module)は、いずれもマネージドアカウントと呼ばれ、投資家がプロのトレーダーに取引を委託するためのシステムです。

MAMは一つの口座で複数の投資家の資金を管理し、PAMMは各投資家の口座間で利益を按分するシステムです。

MAMとPAMMの最大の違いは「リスク管理」にあります。

MAMでは一つの口座で全員の資金が管理されるため、リスク管理が一元化されます。

一方、PAMMでは各口座が独立しているため、各投資家が自分のリスクを管理することが可能です。

MAM/PAMM口座を利用する最大の利点は、プロのトレーダーによる運用により利益を得られる可能性があることです。

一般的には運用成績に応じて、トレーダーと投資家間で利益が分配される仕組みが多いようです。

メリットとデメリット

MAM/PAMM口座は自分で取引する手間が省ける点がメリットとして上げられます。

さらにトレードが苦手な人でも上手くトレードができる人に任せる事ができるので、きちんとした資産構築が期待できます。

しかし、運用者を選ぶ際には、彼らの実績や運用方針、リスク管理の方法などをしっかりと確認することが重要です。

中にはブローカーと結託して、最終的に破綻させるという悪い手口も存在します。

くれぐれも、ただ数字だけに踊らされず、運用者がちゃんとした人なのか人間性も見極める必要があるでしょう。

その他のデメリットとしては、運用者のスキルに依存するので運用者のリスク管理が甘いと大損する可能性がある、高い手数料、突然の運用停止や撤退のリスクも考えられるでしょう。

MAM/PAMMとコピトレの違い

さて、ここまで説明してきて、コピトレ(ミラトレ)と何が違うの?と思われる方も少なくは無いはず。

コピトレの場合は、特定のトレーダーの取引をそのままコピーする手法です。

MAM/PAMMは運用者が全体の資金を管理し、その結果に基づいて利益が分配されるシステムなので、この点が大きく異なると思います。

コピトレでは自分でトレーダーを選び、その取引をコピーする責任がある一方、MAM/PAMMでは運用者が全ての取引を行うというわけですね!

MAM/PAMMの違法性について

MAM/PAMMは海外で広く利用されていますが、日本では金融商品取引法により、一定の資格を持たない者が他人の資産を運用することが制限されています。

したがって、一般的な日本の法律に基づいて運営されているFXブローカーはMAM/PAMMを提供していない事がところがほとんどです。

そのため、MAM/PAMMを利用したい場合は海外のFXブローカーを利用することになるでしょう。

また海外FXブローカーを利用する場合、一定のリスクがあることも視野にいれておいてくださいね!

まとめ

MAM/PAMMは、資金を増やす可能性を秘めたツールですが、同時にリスクも抱えています。

運用者の選択には慎重さが求められますし、システムを理解し、自分自身でリスクを管理する能力も必要となります。

適切な運用者を選び、自身のリスク許容度に合わせた投資を行うことで、MAM/PAMMは強力な投資ツールとなり得ます。

最後に、MAM/PAMMについて深く理解するためには、実際にそのシステムを提供しているFX業者の説明を読み、必要であれば直接業者に問い合わせることも有効です。

投資は自己責任ですから、しっかりと学び、自分にとって最善の投資方法を見つけてください。

この記事が皆さんのFX取引の一助となれば幸いです。

微力ではありますが、FXに関する質問や相談などあればいつでもお気軽にご連絡ください。

公式LINE登録へのリンクは下記になります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?